ワークファッション最前線!スタイリストが選ぶべき服装とは『H&M』
ヘアスタイリストはお客さまにとって身近なファッションのお手本です。動きやすかったり業務の邪魔にならなかったりと服装に機能性を追求するのも大事ですが、やはりおしゃれでなければなりません。
そこで今回は、リーズナブルなプライスながらトレンドを絶妙に取り入れたスウェーデン発のアパレルメーカーとして人気の『H&M』に、今年の最新ファッションでスタイリスト向けのコーディネートを教えてもらいました。
きちんと見えるグレンチェックをカジュアルに
最初の一枚は今季の大本命と言われるグレンチェックのジャケットです。グレーの延長として使える柄なので合わせやすく、オフィスなどでも着用できるのが特徴。その反面、硬い印象になりすぎることもあるので、ちょっと気崩すのがポイント。他のアイテムで遊びを取り入れたり、ジャケット自体を肩掛けにしてみたりするのも良いでしょう。カットの邪魔にならないよう、袖を上げるのも面白いかもしれません。
ちょっと派手めな差し色で遊び心を演出
グレートーンでシックに見えがちなグレンチェックのジャケットは、インナーに華やかなカラーを選んでアクセントを付けたいところ。クルーネックでオーソドックスさを演出するのもアリですが、ここは差し色が広範囲に見えるタートルネックをチョイス。生地はジャケットの中がごわつかないソフトなリブニットで決まり!
秋冬ムードを盛り上げるベロアのパンツ
グレンチェックジャケットに合わせるボトムスにはパンツをセレクトして、マニッシュな印象を強調。といっても、セットアップでは硬すぎるので、ちょっとカジュアルな素材のパンツで気崩しましょう。今季のキーアイテム、ベロアを選べば、秋冬ムードがグッとアップ。ラフなイメージになりがちなデニムでも、上がグレンチェックジャケットなら大人カジュアルにまとまります。
低めのミュールで機能性も忘れずに
レトロ可愛いブームから2017年に人気が再燃したミュール。ジャケットにベロアパンツというコーデの足元なら、断然きれいめ系がおすすめ。立ち仕事であり、所狭しとサロン内を歩きまわるスタイリストには、低めのミュールがピッタリ。スエード調のシックなデザインは履きまわしにも便利で、さまざまなシーンで活躍してくれそうです。