働き方もいろいろ!ネイリストという仕事の魅力

爪をデザインすることでファッションを引き立ててくれるネイルは、美への関心が強い女性たちにとって注目のファッションアイテムとなっています。そして、そんなネイルをお客様の指先にデザインする仕事の専門家がネイリストです。ネイリストは、仕事の内容がさまざまあるだけではなく、働き方にもいろいろはスタイルがあります。そこでお客様の美へのモチベーションを高め、時にお客様へ癒しをも与えるネイリストの具体的な仕事の内容や働き方について詳しくご紹介します。

手を美しくする専門家!ネイリストの仕事とは?

ネイリストとは専門的な知識を活かした施術により、爪や指先、さらには手全体を美しく見せることを目的とし仕事を行う専門家です。ネイリストの仕事を大きく3つに分けると爪を健康的にケアする「ネイルケア」、爪にデザインなどを施す仕事、傷みやトラブルが生じた際に補修したり修復したりする「リペアー」の仕事があります。さらに詳しく仕事内容を見ていくとネイルケアについては爪の形を整える「ファイリング」の施術もあれば、美しく爪を磨きあげる「バフィング」や健康的な爪を作るために甘皮処理を行う「キューティクルケア」といった業務もあるのです。また、デザインを施す仕事にもマニキュアを塗ることで指先の美しさを作り出す「カラーリング」のほか、爪に絵を描いたりラメやストーンを使用したりする「ネイルアート」といった仕事などもあります。カラーリングはベースコート、マニキュア、トップコートと順に塗布していきますが、特にマニキュアの色は種類が多く、お客様の爪の状態や希望に合わせた色選びをすることが求められます。ネイルアートではラメやストーンといった飾りつけだけではなく、複数色のネイルをまだらに見せるマーブルを施したり、塗り方を変えることでグラデーションを付けてみたりといったお客様個々の希望に合わせたデザインを作りだす技術も必要となるのです。さらに、リペアーの仕事ではお客様から爪の悩みをじっくりと聞き実際の爪の状態を専門家の目で確認することで、どのようなケアが必要であるかを判断しなければいけません。必要とされる的確なケアを行うことが重要となるため、ネイリストは爪についての知識を十分に持っていることが求められるのです。ネイリストは爪に関わる仕事だけではなく手に関わる仕事をすることもあります。お店によっては施術後にオイルやクリームを用いてハンドマッサージなどの簡単なリラクゼーションサービスを提供するところもあるからです。そして、ネイルサロンによっては電話対応やお金や商材の管理といった事務的な業務を行うこともあります。

仕事の幅も女子力もアップする!ネイルの技術が身につくネイリストの魅力

ネイリストはネイルの施術を行う専門家ですが、仕事を行うために特別に資格や免許を取得しておかなければいけないというわけではありません。ただし、実際にお客様が希望するサービスを提供するためには専門的な知識や技術を持っていることは必須となります。ネイリストになるための知識や技術の習得は独学や通信講座を利用することも可能ですが、より着実にしっかりと勉強するためにネイリストを養成するための学校やスクールに通うというのも方法です。ネイリストを養成する学校には中学や高校を卒業したばかりの若い世代だけではなく、社会人や主婦といった立場の人もいます。また勉強の成果を確認し、就職の際のアピールの1つとするために身に付いた技術を形にする資格取得も、将来を考慮したときにおすすめの選択肢の1つです。このようにネイリストとしての技術習得はさまざまな方法で目指すことができますが、ネイルの技術を高めることは仕事の幅が広がるというメリットがあるだけではありません。プライベートでも自身のネイルを施すことができるため、美意識が高いネイリストであれば普段から女子力やモチベーションアップにもつながるネイルを楽しむことも可能となるのです。

独立開業も夢じゃない!ローコストでの開業も可能なネイルサロン

ネイリストとして技術や経験を積んだら独立したいと考える人もいることでしょう。独立することで自分の思い描くネイルサロンを経営したり、フリーのネイリストとして働いたり、有名人専属のネイリストとして契約をしたりといった働き方をすることも可能となります。さらにスキルアップして経験を重ね、コンテストの受賞歴などを持つことができれば、ネイリストを育成するスクールを開業することも可能となるのです。ネイリストは一般的に開業がローコストでできるといわれている仕事です。このため独立するための敷居が他の仕事に比べると低い傾向があります。これはネイルサロンの開業は比較的少ない初期投資でできるからです。高級で大掛かりな機器や設備がなくても、ネイル用具や材料を一通り購入しておけばお店を開くことはできます。また特別広いスペースがなくても営業することができることも独立開業しやすくなっている理由です。施術することができるスペースさえ用意することができればサービスの提供はできます。アットホームなイメージや隠れ家的な小規模サロンを開きたいという場合には立地場所にはよるものの店舗面積に比例してお店の賃料やそれに付随する保証金といった費用を抑えることが可能となるのです。マンションの一室や店舗スペースを借りて開業する人もいますが、費用を抑えるために自宅の一室をサロンとして開業する人もいます。自宅兼店舗にすれば、お店の賃料を別途用意することは必要なくなり、ネイルの道具を揃えたり、材料やキャビネットなどを購入したりする費用だけで仕事を始めることができるようになるのです。他にも完全に独立して自分のお店を持つのではなく、フランチャイズ契約により開業するという方法もあります。美容室やエステサロンといったお店と契約し、店舗の一部のスペースを利用してネイルサロンを持つ開業手段です。店舗を1から用意する必要がない分、初期費用の負担が楽になります。またスペースを借りるお店の名前に乗じた営業ができるため、お客様を集めやすいといった利点もあるのです。

自分に合ったスタイルで!選択肢も多いネイリストの働き方

ネイリストは、さまざまな働き方の中から自分に合ったスタイルを見つけることができるという点も魅力です。主な働き方としては個人店から大型のチェーン店までさまざまあるネイルサロンの求人に応募し、働くスタイルです。ネイルサロンはオーナーの自宅で行われているところもあれば、路面店として営業しているところもあります。さらにデパートやショッピングモールなどに店舗を構えているネイルサロンもあるのです。ネイリストの働き方には他にもいろいろな選択肢があります。たとえばフランチャイズ契約による開業以外でも、もともと美容院やエステティックサロンがネイルサロンを併行して運営していて、そこでお店の1スタッフとして働くことができる場合もあります。また、結婚式場などにあるサロンには、お客様に提供するブライダルネイルの施術を担当する仕事もあるのです。カフェ、雑貨屋さんといった全く別業種のお店でネイルサービスを提供していることもあります。選択肢の多さは仕事の場所だけではありません。正社員のほか、アルバイトやパート、1日単位での短期契約の仕事もあります。短期の仕事としては、たとえばスポーツやお祭りの会場でロゴなどのデザインを爪に施したり、モデルルームやショップの販促として期間限定でネイルサービスを提供したりといったものもあり、生活スタイルに合わせて選べる働き方もあるのです。ネイリストとして自分の希望やライフスタイルに合った仕事を見つけたいと思ったら美容やリラクゼーションの求人を豊富に持つ専門サイトのリジョブの利用が便利です。プロフィールを登録しておけば最新のおすすめ求人情報をメルマガで送ってもらうことができたり、企業からのスカウトを受けたりすることもできます。

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