『地域密着』という言葉どおり、地元のお客さまの心をつかむ『aRietta azabu』

麻布十番駅から徒歩5分、商店街の中心にある『aRietta azabu(アリエッタ・アザブ)』。同サロンは2017年10月にオープンしたばかりながら、すでに地元に暮らす多くの方の心をつかんでいます。前編の今回は代表の村上竜也さんに、サロンをオープンしたきっかけやサービスの特徴についてうかがいました。

2フロアに分かれた店内が、お客さまの異なるニーズを満たす

――サロンの特徴について教えていただけますか?
「店内を2フロアに分け、下のフロアは自然光を取り入れた明るくカジュアルな雰囲気にしています。一方、上のフロアはシックな雰囲気とし、座席の間隔も広めにとることで、落ち着いてゆっくりしたい方向けの作りになっています。それから内装は金属・木材・コンクリートという3つの異素材をミックスさせ、オシャレな空間にすることを狙いました。たとえば、上のフロアの床はビルの躯体であるコンクリートの下地をそのまま使っています」

aRietta azabu

新しいエリアに参入することで、新しいお客さまに出会える喜び

――サロンをオープンされたきっかけを教えてください。
「ひとつ目の店舗は銀座にあり、そこは広くさまざまな層のお客さまを集めるというコンセプトのサロンでした。次に出店したこのお店では、『地域密着のサロンに挑戦したい』という思いがあり、麻布十番という街を選びました。事前のリサーチでわかっていたことですが、この街には経営者の方やお仕事をバリバリされている方が多く、また食事ではいろいろなエリアに行くけれども、美容室は近所で探しているという傾向がありました。

それから麻布十番には、長年愛されている老舗がたくさんあることからわかるように、年配の方もたくさんお住まいです。そんな古いものと新しいものが混在している街で新規に美容室を出店し、お客さまを獲得していくのは面白いチャレンジになる、と考えました。これには私が独立前に働いていたお店が銀座に出店した際、『新しいエリアに参入する面白さ』を学ばせていただいた経験が影響しています。同じ東京でも場所が少し変わるだけで客層が大きく変わるのはとても興味深く、チャレンジする楽しさがありますね」

aRietta azabu

言われてみれば納得! 『お客さまの意外なニーズ』に応える工夫とは

――提供されているサービスで何か特徴的なものはありますか?
「ほとんどの美容室ではお客さまに雑誌をお出ししていると思いますが、当サロンではタブレット端末で好きな雑誌をウェブ上で選んで読むことができるサービスを提供しています。これにより、『雑誌を読み終えてしまったから他のものを読みたい』とか『読みたかった雑誌をちょうど他のお客さまが読んでいる』といった美容室のお客さまによくある悩みを完全に解消することができます。また、オシャレなお店だと写真週刊誌や女性誌を置かないこともよくありますが、お客さまには『買ってまでは読まないけれども、実はそういう雑誌も見てみたい』というニーズがあり、それに応えさせていただきました。またお客さまのお子さんが待ち時間に動画を見たり、ゲームをしたりできる点からもタブレット端末は好評です。またお店側のメリットですが、読み終えられた雑誌に挟まった髪の毛を取り除く手間が省けるのがありがたいです。

もうひとつ特徴的なサービスとしては、当サロンは『炭酸スパ』を追加料金なしの標準メニューに組み込んでいます。お湯のなかに非常に細かな気泡で炭酸ガスを溶け込ませるものです。効果としては毛穴の汚れが取れる、カラーで残留する薬剤を落としてくれるなどがあり、これにより髪のダメージを軽減し、頭皮のかゆみなども改善できます」

すっかり麻布十番という土地になじみ、多くのお客さまに愛されている同サロン。その理由は、個性的な店づくりや特徴的なサービスだけではありません。後編ではお客さまの客層やスタッフの教育方法、今後のビジョンについてうかがいます。

求人数3万件!リジョブで求人を探してみる

Salon Data

aRietta azabu

aRietta azabu(アリエッタ・アザブ)

住所:106-0045 東京都港区麻布十番2-3-6 FLEG麻布十番primo 7,8F
TEL:03-6435-3970
http://www.arietta-hair.jp/

お客さまが思い描くイメージを100%大切にする『aRietta azabu』>>

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くの美容師求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄