『センスってどう磨くの？』美容学生の質問にプロが答えます！ 美容師のお仕事Q＆A ＃2
美容学生が気になる“仕事”にまつわる疑問に、プロの美容師が本音で答えます！ 後半ではカット技術の高め方や、センスの養い方など、6つの質問への回答をお届けします。
Q.7サロン内の上下関係はやっぱり厳しい？
A.「昔ほどではないけどしっかりしているところは多い」（30代／男性／15年目）
美容師業界の先輩・後輩関係は、一昔前のような苛烈さはなくなったものの、今でも体育会系な傾向にある様子。サービス業でもあるため、後輩の言葉遣いなどは特に厳しくチェックするそう。
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「店にもよるけど厳しいところが多い」（20代／女性／8年目）
「厳しくしすぎるとやめてしまうので、新人には優しく接する店が増えた」（30代／女性／12年目）
Q.8カット技術を高めるにはひたすら切るしかない？
A.「色んな人のカットを見たり、意見をもらうことも大切」（30代／女性／11年目）
数をこなすことが基本ではあるものの、人のカットを見たり、先輩にたくさん意見をもらった方が上達しやすいとのこと。最近はSNSに作品をアップしている人も多いので、それらを参考にしてみては。
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「切るだけでなく、イメージすることも大切」（30代／男性／13年目）
「理論を知ることも勉強になる」（20代／男性／6年目）
「毎回目標を持ってカットするといいかも」（30代／14年目／女性）
Q.9学生のうちにやっておくと良いことってある？
A.「いっぱい遊んでおく」（20代／女性／9年目）
働き始めると仕事や練習に追われる日々となるので、学生の間にたくさん遊んでおくべしとの声が多数！ 旅行など、時間とお金の両方がないとできないことは学生のうちに満喫しておこう。
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「接客業のバイトを経験しておくと良い」（20代／女性／7年目）
「友達作り」（20代／男性／4年目）
「コミュニケーションスキルを磨く」（30代／男性／12年目）
Q.10センスってどうすれば養える？
A.「オシャレな人や、雑誌、インスタを見て感性を磨く」（30代／女性／11年目）
「絵や写真、音楽などできるだけ多くの情報に触れる」（20代／男性／9年目）
センスを養うために重要なのは自分の中の引き出しを多くすること。まずはお手本にしたい人や物を見つけて参考にしたり、多種多様な情報に触れることから始めてみると良いかも。
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「周りとコミュニケーションを取り、何が良くて何が悪いかを知ること」（20代／女性6年目）
「人間観察」（30代／男性／15年目）
「好きなこと以外にも興味を持って、自分の知識や感性の幅を広げる」（30代／女性／13年目）
Q.11参考にしているファッション誌は？
A.「雑誌よりインスタを参考にしているかも」（20代／女性／3年目）
最近はSNSで情報収集をするスタイリストが増加傾向に。雑誌は所属しているサロンにくるお客さんの年齢層や自分の好みに合ったものを読む人が多い。
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「お店の系統にもよるけど、基本どの雑誌も参考になると思う」（30代／男性／13年目）
「ファッション誌じゃないけど、『SHINBIYO』や『MODE』はよく読む」（20代／女性／4年目）
「年代別に一通り目は通す」（20代／男性／8年目）
Q.12 SNSはやるべき？
A.「今やサロンワークには欠かせないので、積極的にやった方が良い」（20代／男性／6年目）
自分の作品の公開、サロンの宣伝、情報収集など、色々なことに活用できるSNSは、美容師にとって大きな武器のひとつ。苦手な人もチェックぐらいはしてみては。
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「お客さんとのつながりにもなる」（20代／男性／7年目）
「SNSからの予約も多いので大切だと思います」（20代／女性／4年目）
「やることのメリットの方が大きいけど、嫌いだったらほかの武器を磨くのもありだとは思う」（30代／男性／13年目）
取材・文／甘佐直人（レ・キャトル）
『お客さんのこと好きになったら…』学生の“気になる！”にプロが答えます！ 美容師のお仕事Q＆A ＃1>>
