注目されるために必要なことは「人間味」! SNSは二の次に学生生活を楽しんで【ハセタクさん】#2
「OCEAN TOKYO」で、パーマ指名率No. 1の成績を持つハセタクさん。アシスタント時代からSNSを積極的に活用し、現在の集客に結果を残しています。
今回は、ハセタクさんがSNSを始めてからフォロワーが増えるまでの経緯をお聞きします。
お話を伺ったのは…
OCEAN TOKYO 本店 ディレクター ハセタクさん
2022年にスタイリストデビュー。その約1年後には、「OCEAN TOKYO」史上最速でディレクターに就任。さまざまな経験を経て、2025年1月16日に「OCEAN TOKYO OVER」から、「OCEAN TOKYO 本店3F」へ異動。SNSでは、1万人のフォロワーに向けて日々ヘアスタイルを発信中!
Instagram:@hasetaku3
慣れを経験したら自分の特性を活かした投稿でアピールを

――ハセタクさんが学生だったとしたら、どのようにSNSを活用しますか?
僕だったらまずは、BeReal(ビーリアル)とInstagramを並行して使います。
Instagramはとにかく「映え」を表現することで多くの人に共感してもらえますが、最初からそれを目指して投稿することは難しいでしょう。なので、最初はSNSに慣れるためにBeRealを活用して、そのあとInstagramに挑戦していく流れが良いのではないかと…
BeRealは編集なしで近況を投稿できるツールなので飾らなくて良いし、等身大の様子を届けられます。何気ない日常を投稿していくうちに自分の特性が見つかり、それを活かせるフェーズに入るんです。自分のピックアップするべきところがわかったら「見られる投稿」作りが徐々にできていき、Instagramも使いこなせるはずです。
――例えば、どういう投稿をすると良い?
僕は自分の元気さや明るさを伝えることを決めて投稿していました。見ているとなんとなく元気が出てくるとか、おもしろい人だと思われるような投稿をすることで注目してもらえるようになりました。みんなが、僕と同じ特性を持っているわけではないので、自分の「これだ」というところを投稿に反映すると良いと思います。
トライアンドエラーを繰り返して質の高い投稿を目指す

――では、しない方が良い投稿は?
僕は明らかに法に触れたり、他人に迷惑をかけたりするものでなければ、してはいけない投稿はないと思っています。
トライアンドエラーを繰り返すからこそ良いものが生み出せるのだと思っていて。自分では気づかなくても、投稿を見た周りからアドバイスをもらって気づけることもあります。
最初から質の高いものを投稿するのは無理です。試行錯誤を繰り返すことで投稿の質は上がっていくと思うので、まずは自分の思いのままに投稿してみてください!
――多くの人からフォローしてもらうために必要なポイントを教えてください。
他人のアドバイスを聞き入れる姿勢を持つこと。周囲の先輩や友人からアドバイスされたらまずはやってみましょう。やってみて、違うと思ったらやめればいいだけ。
客観性をどれだけ取り入れられるかがフォロワー数に直結してくると思うので、アドバイスは聞くべきだと思います。自分が良いと思っていることは100人中どのくらいの人数に受けるんだろうとか、客観的にジャッジできるようになるとより良い投稿ができると思います。
人気者の特徴は「人間味」が感じられる人!
――学生がSNSに取り組むうえで最初に取り組むべきことは?
学生のうちは投稿を継続的にできると必ず役に立ちます。テーマは継続して投稿できるようになってからでOK。今日のお昼ご飯だったり、今日の洋服や髪型だったり…学生中にしかできないことをテーマにして、とにかく毎日投稿してみてください。
正直、土台がないとフォロワーを増やすとかバズらせるとかは難しいと思うんです。最初からバズる投稿はできませんから、まずは土台作りに軸をおいて毎日の投稿を続けてみると良いと思います。
――SNSに投稿する中で大事なことは?
僕自身が大事にしているのは、「人間味」を感じられることです。人気があり続けられる人は人間として魅力があると思っていて…その人なりのポリシーや考え方があるからこそ支持されている。そういうところは、たくさん遊んでいろいろな経験をしてこそ磨かれるものだと思うんです。学生のうちはめいっぱい楽しむこと! それによって得られた感情や価値観を指針にしてSNSでも反映できるとベストですよね。
美容学生がSNSを始めるときのポイントまとめ
1 最初はSNSに慣れるためにテーマを気にせず投稿する
2 失敗を恐れずに投稿して反省点は次回の投稿に活かす
3 他人からのアドバイスはすぐに取り入れて試す
取材・文/東 菜々
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OCEAN TOKYO 本店3F
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目27−7 3F
TEL:03-6421-0582





