他ではできないことにチャレンジ『ALICe by afloat』
銀座、新宿、渋谷、南青山、名古屋などで“アフロート”というブランドを展開。“ALICe”のある自由が丘にも、他に“Maria”、“Ciel”を展開しています。そうやって美容サロンの激戦区で、多くのお客様に愛される理由はどこにあるのでしょうか? それは店長の中島さんが求める、「他とは違うことにチャレンジしようとする人」という、スタッフ像の中に秘密があるのかもしれません。
スタイリストの講師という仕事
――コンセプトである「女性を必ずキレイにする」を実現するために、写真撮影を役立てているというお話を伺いました。その他に実施されていることはありますか?
「僕らはお店でスタイリストとしてお客様に接するだけでなく、講師として各地に出向くことがあります。地方の美容サロン様に呼ばれたり、メーカーさんが主催して、僕の名前を使って実施したりする場合があるんです。そんな時には、ウチのスタッフにもアシスタントとして同行してもらいます。普段、お店でお客様と接するのとは違う仕事内容なので刺激になっているみたいで、彼らのモチベーションがすごく上がっているのがわかりますよ。」
――普段は店長として接している中島さんが、そこでは先生と呼ばれているわけですものね。そういう中島さんの姿を見ること自体、モチベーションになっているかもしれません。
「だから他のサロン様に比べると、ウチではやることが多いかもしれませんね。でも逆に言えば、他のサロン様では経験できないことがやりたくて、みんな、ウチに入ってくるんじゃないかと思うんです。そういう気持ちはとても大事なことで、それがあることでモチベーションって、上がっていくと思うんですよ。」
――講習に行くメンバーというのは、持ち回りですか?
「まず、メインとなるアシスタントが1人います。それに加えて3人くらいですね。店内のスタッフをチーム分けしており、そのチームごとに同行してもらうことにしています。遠くて、宿泊が伴うような場合はあまり連れていけないんですけどね。」
働きやすい環境を整備
――普段の働き方を教えてください。現在、スタッフは何人くらいいらっしゃるのですか?
「フロント業務やアルバイトも含めると35人くらいです。女性が20人、男子が15人くらいですね。月曜が定休日で、シフトでそのほかに週休1日。なので1ヶ月を4週間とすると、8日間は休んでもらっています。」
――中島さんからご覧になって、どんなスタッフが多いですか?
「おかげさまでやる気に満ちた子が集まってきていますね。僕自身が思っていることですが、やはりモチベーションが高くないと行動に移せないんですよ。ウチには、それができる子が多いと思います。」
――福利厚生面の特徴は?
「ほとんど揃っています。お子さんがいるスタッフについては勤務時間も調整しますし、産休ももちろんあります。」
安定と挑戦をバランス良く
――社内イベント的なこともあるのですか?
「1年に2回くらい、総会があります。それに合わせて、例えば夏ならば社員みんなで花火大会に出かけるといったことをしています。社員旅行もありますよ。前回はグアムで、その前は台湾に3泊ほど出かけてきました。そうしたイベントを行うことでスタッフのモチベーションも上がりますし、チームワークも良くなりますね。」
――アシスタントからスタイリストへのステップアップは?
「カリキュラムは3年で組んでいます。ウチの特徴である、撮影の技術もその間で身につけてもらいます。あとメイクも。ただ、ウチはまだオープンして6年ほどなので、新卒採用だとスタイリストとしてデビューしたスタッフは、それほど多くはないですね。」
――この世界、そしてこのお店で働きたいと考えている人にメッセージをお願いします。
「スタイリストになりたいと思っている人の中には、ただ髪を切るのが楽しいという人もいると思います。でも、僕はそれだけじゃもったいないと思うんですよ。その一歩先を行って、例えば美容師に教える側に回る楽しさもあることを知ってほしい。そんなふうに、新しいことに意欲を持ってチャレンジしたいと思っている人が、これからは大事にされると思います。もちろん、チャンレンジするためには、安心して暮らせることも大事です。ウチで言えば、そこはしっかりとやっていますから。福利厚生面でも就業時間でも休暇でも、きちんとルールにしています。だから、他のお店や人がやっていないことに挑戦したいという人がいたら、ぜひ仲間になってほしいですね」
Profile
中島直樹さん
施術歴15年になる店長の中島直樹さん。
スタイリストや店長の他に、講師という顔も持つ、中島直樹さん
店長として忙しい毎日を過ごしながら、講師として全国のセミナーを駆け回っている。
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