メイクアップアーティストの仕事内容とは?やりがいや大変なことを紹介
「メイクアップアーティストになりたい」という漠然とした夢はあっても、詳しい仕事内容を理解できていない人もいるのではないでしょうか。そこで、勤務先ごとの仕事内容について解説します。あわせて、メイクアップアーティストのやりがいや大変な点も押さえましょう。
メイクアップアーティストの仕事内容
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メイクアップアーティストの仕事内容は、大きくまとめるとお客様に化粧を施すことですが、詳細は働く場所によって異なります。そこで、場所ごとに、どんな仕事を担うのかについて見ていきましょう。
引用元
job tag:メイクアップアーティスト - 職業詳細
1. 美容室・トータルビューティーサロン
美容室やトータルビューティーサロンでは、個人のお客様向けにメイクアップサービスを提供します。仕事内容は、ヘアセットに合うようなメイクや、成人式・結婚式といった特別なイベント向けのメイクなどです。
お客様のニーズにきちんと応えつつ、随所にトレンドもうまく取り入れるなど、柔軟にメイクを行う技術が求められます。
2. 百貨店・コスメブランド
百貨店の化粧品カウンターやコスメブランドでは、美容部員として働きます。仕事内容は、お客様へのタッチアップやメイクレッスン、商品販売などです。
お客様に説明や提案を行うため、自社商品について詳しく理解しておかなければなりません。また、売り場では、お客様の目を引くようなディスプレイを行うことも重要です。
3. ブライダルサロン
ブライダルサロンでは、その名の通り結婚式や披露宴用のメイクを施します。仕事内容は、新郎新婦の挙式用メイクや列席者のメイクなどです。
特に新郎新婦にとっては一生に一度の晴れの舞台なので、メイクアップアーティストの持てる限りの技術で、長時間崩れにくく、かつ美しく仕上げることが求められます。
4. 映画・テレビ
映画やテレビに出る人々は、舞台裏でメイクアップアーティストの力を借りて変身します。ここでのメイクアップアーティストの仕事内容は、俳優やタレントなどの出演者向けのメイクです。
出演作に応じた役作り用のメイクや、出演者の美しさ・魅力を一段と引き出せるメイクを施す技術が求められるほか、場合によっては特殊メイクなども行います。また、撮影中に崩れた際のお直しも必要です。
5. 雑誌・広告
ファッション雑誌や広告などに出るモデルや有名人を担当することもあります。仕事内容は、モデルの撮影用メイクや、掲載される雑誌・出演するCMに合わせたメイクなどです。前項とも近いですが、メイクによる高い表現力が求められます。
6. 医療
メイクアップアーティストは、医療分野で働くケースもあります。医療用メイクを行う会社や団体に所属し、患者の治療の傷跡を隠したり、病気・治療による皮膚の変色を目立たなくしたりするなど、患者のQOLを上げるためのメイクを施すのが主な仕事内容です。
ヘアメイクアーティストとの違いとは?
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メイクアップアーティストと似たような仕事に、ヘアメイクアーティストがあります。
どちらも美容師免許が必要ですが、両者の違いは何かというと、ヘアメイクアーティストは「ヘア」とつくように、メイクだけでなく髪のセットやスタイリングなども行う点。
働く場所はメイクアップアーティストと同じであることも多いですが、できる仕事の幅が広く、ひとりでヘアとメイクをまとめて担当することも多々あります。
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メイクアップアーティストの給料はどれくらい?
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実は、メイクアップアーティスト単体での公的な給料データはありません。厚生労働省が行っている「賃金構造基本統計調査」では、「理容・美容師」のデータにまとめられています。
そこで、令和6年の理容・美容師の給料データを見てみると、月給(きまって支給する現金給与額)は30万600円、賞与などの年間特別給与は10万9,800円。
また、同調査データをもとにしたjob tagの情報によると、年収は371万7,000円(元データが同じであるため、理容師・美容師と同額)です。
メイクアップアーティストのみの正確な給料について知りたい場合は、求人の情報誌や求人サイトなどをチェックしてみましょう。
引用元
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 データセット一覧 一般労働者 職種
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)DLデータ
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job tag:理容師 - 職業詳細
job tag:美容師 - 職業詳細
メイクアップアーティストのやりがいとは?
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では、メイクアップアーティストという職業のやりがいや魅力とはどんな点なのでしょうか。3つの点を紹介します。
1. 理想に近づく手伝いができる
メイクアップアーティストは、自分のメイクアップテクニックによって、お客様の美しさを引き出してより美しい状態に仕上げたり、演じる役やテーマに合ったビジュアルを作り上げたりすることが仕事です。
さまざまな場面において、お客様の理想に近づくお手伝いができ、感謝の言葉をもらえることは、大きなやりがいにつながるでしょう。
2. 自分の技術やセンスを発揮できる
メイクアップアーティストの仕事内容はクリエイティブで、自分の技術やセンスを存分に活かせます。
もちろんベースにお客様の要望はありますが、それをどのように形作るかは自分の腕の見せ所。これまでに培ってきた技術や自分の発想力などを駆使して、シーンに応じた美を表現します。
イメージ通りに仕上げられたときには、自分でも驚くほどの達成感を得られ、仕事の楽しさを体感できるでしょう。
3. 大切なイベントに立ち会える
成人式や結婚式など、お客様の人生の節目となる大きなイベントに立ち会えることも魅力です。お客様にとって人生に一度という貴重な日を、自分のメイクアップ技術によって華やかに彩ることができます。
特に結婚式での花嫁へのメイクは、本人が鏡を見て「わあ」と喜んでくれたり、新郎が「きれい」と感動してくれたり、きれいになった姿で家族や友人たちに祝福されて幸せそうにしていたりという一部始終を目の前で体験できるので、感慨深いでしょう。
メイクアップアーティストの大変なこととは?
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メイクアップアーティストという職業の大変な点についても知っておきましょう。
1. 体力と集中力が必要
メイクアップアーティストは基本的に立ち仕事で、長時間立ちっぱなしということも多いです。
さらに、勤務先によっては早朝出勤の可能性があるうえ、仕事中は集中してメイクをしなければならないため、心身への負担が大きくなったり、手足や腰に疲れや痛みを感じたりすることも。
また、やりがいの反面プレッシャーも大きく、肉体的にも精神的にも強さが求められます。
2. 勤務時間が不規則
クライアントのスケジュールに合わせて仕事をするため、早朝から始まったり深夜まで続いたりと、勤務時間が定まりにくいこともあります。また、土日祝日に仕事が入ることも多いです。
前章とも関連しますが、不規則なスケジュールのなかで、適切な体調管理や休息を行うことが重要でしょう。
3. トレンドを追い続ける必要がある
職業柄、メイクのトレンドを常に追い、新しい知識や技術を習得し続けることも必要です。メイクアップアーティストの職務を全うするためには、プロ意識を持ち、情報収集やスキルアップを続けることが欠かせません。
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メイクアップアーティストの仕事内容は職場によって違う!
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メイクアップアーティストの仕事内容は「お客様にメイクを施すこと」ですが、細かい部分は職場や場面によって異なります。しかし、どんな場所を選んだとしても、自分のメイクテクニックをいかんなく発揮できて、やりがいも大きい仕事です。
今回挙げたなかで「ここの仕事内容は興味深い」「こんなところで働きたい」という場所が見つかったら、ぜひ募集情報を探してみましょう。
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