“道徳”の時間や社会貢献活動を通して人として成長し続ける『FILMS』

“道徳”の時間や社会貢献活動を通して人として成長し続ける『FILMS』

2017年9月、銀座にオープンした『FILMS』。その技術力、洗練された空間、徹底したサービスで訪れる人を魅了します。オープンからひとりの退職者も出さず、スタッフの人数はオープン当初から倍近くにまで増えたという『FILMS』が大切にしているのは、自主性を育む人材教育だそう。代表の若林紀元さんに詳しく伺いました。

若林さん

自分で考え発信することで自主性を養い人として成長する

――人材教育のなかに道徳の時間があるとお聞きしたのですが、始めたきっかけを教えてください。
「自分たちがやっていきたいこととして、美容師として成長するというのはもちろん当たり前なんですけど、さらに突き詰めていくと人間としていかに成長できるかがカギになると思っていました。そのなかで自分たちができることはなんだろうと考えた時に、技術以外の教育をいかに楽しくできるかだと思ったんです。そこから生まれたのが、道徳の時間です」

――道徳の時間ではどんなことをやられているんですか?
「たとえば自分史を語るというのをやったことがあります。自分が生まれたときから、幼少期、学生時代、今に至るまで、瞬間瞬間をどう思いながら何をしてきたのかというのをみんなの前で発表するんです。なぜやるのかというと、みんなに尊敬と尊重をもって接したいのでまずはその人を知ることが大事だと思っていて。今のことだけじゃなく、生い立ちについて知ると、その人の行動や考え方が納得できる部分があるんですよね。道徳の時間にやることは、スタッフからやってみたいことをプレゼンしてもらって決めています。Tedの動画をみんなで見たり、社内セミナーみたいな形でパワーポイントを使って今自分が考えていることを発表してもらったり。技術の習得以外の部分で、人間としての成長につながることだったらみんなでアイデアを出し合って自由に行っています。ほかにもいろんなお店にみんなで行って勉強などもしていますし、今後は社会貢献活動や、お店で英会話の勉強、社員旅行で海外に行き孤児院でのカットなどもやりたいなと考えています。まだできていないことも多いので少しずつ形にしていけたらなと思っていますね」

FILMS

――そういった人材教育の時間を通して、スタッフの方が変わってきたなと思うことはありますか?
「自主性が生まれてきていると思います。教育の部分でいうと、僕たちが一番大切にしていることは自主性を持つことなんです。じゃあその自主性を育むためにどうすればいいかというと、任せることですよね。自分で考えて、自分で行動する。うまくいかないことがあれば、自分で改善して次に活かす。この自主性のサイクルを作るのが、究極の教育だと思うんです。道徳の時間を通して、自分のことを説明したり、プレゼンをするために、やっぱり自分で考えるようになるんですよね。それがお客さま、サロンワークに対してでてきていたり、ミーティングをした時に『僕はこう思うんですよね』と言えるようになったり。みんなが考えて言えて、みんなが意見を持ち寄れる風土ができてきています」

スタッフが辞めない環境と、働き甲斐のある環境の両立を目指して

――社会貢献活動というのは具体的には何をされているんですか?
「オープンしたての頃はお店のことでいっぱいいっぱいだったんですが、今は余裕がでてきたので、少しずつ取り組んでいこうと考えているところです。内容としては今も少し動きだしているんですが、『子供地球基金』に参加をしようと考えています。ボランティアの活動は世のなかにいろいろありますけど、未来のために子どもたちへ何かをしたいと思ったんです。最初は募金活動から始めて、今後は海外の施設でカットができたらいいなと考えています。やはりそこが僕たちの一番の得意分野になるので」

若林さん

――現在もスタッフを募集中とのことですが、どんな人と一緒に働きたいですか?
「夢を持っていて、それが具体的であることですね。その夢の実現をいつまでにやるのか、期限を設けている方だとさらにいいですね。ただ、今うちにいるスタッフのなかでもやりたいことが見えていなかった人もいるんですが、みんなで話していくうちに、自分でもできるんじゃないかと考えられるようになって、新しく夢ができたという人もいますし、『お客さまと家族を笑顔にする』というような淡い感じの夢を持っていたスタッフが、笑顔にするにはどうしたらいいか、と具体的に考えるようになってきていますね」

――最後に今後の目標を教えてください。
「僕たちが会社をやっていくうえで、評価となるものは業績を上げることと、スタッフが働き甲斐や誇りを持って働けることだと考えています。そうするために働き甲斐を感じてもらえる環境を作ると同時に、スタッフが辞めない環境も作っていかないといけないな、と。このふたつを両立し、記憶に残るサロンとなるように進んでいきたいです」

Salon Data

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住所:東京都中央区銀座1-8-7 VORT銀座6F
TEL:03-6263-2966
http://films-hair.com/

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