欠点を隠すのではなくその人らしさに変える『meguri』

欠点を隠すのではなくその人らしさに変える『meguri』

誰でも気軽に立ち寄れそうな、居心地の良いオープンな雰囲気で人気となっている「meguri」。しかしその背景には、お客様がしっかり満足できる技術力や、お客様にとって新たな発見となるデザインセンスがあります。この後編では、具体的なメニューの特徴やスタッフの育成法などについてオーナースタイリストの増野秀幸さんに語っていただきました。

――実際オープンされて以降、主にどのようなお客様が来られるのですか?
「年齢層は幅広いんですけど、高校生以下はほとんどいない感じですね。メインは20代後半から35歳で、OLさんや主婦の方が多いです。そうなると、当然デザイン性は重要。この店でもどんどんデザインを作って、それを作品として撮影しています。この店が高いデザイン性を持っていることを、もっと知ってもらえたらと思っています」

増野さん

――デザインにおいてはトレンドも意識されているのですか?
「もちろんそれは取り入れつつ、ではありますが、それほど重視しているわけではありません。その人に似合うかどうかが一番ですから。先ほども言いましたが、欠点だと思っている部分を隠したり目立たなくしたりするのではなく、その人らしい美しさに変えていくということです。だからデザインを発案する場合も、例えば僕の場合は、あまりデザインの本を見ることは少ないのです。趣味で釣りばっかり行っているのですが、そこで出会う自然の造形や色、温度や天気などもアイデアの基になっていると思います」

――施術についてはどういう特徴がありますか?
「酸性ストレート、酸性パーマというのがあって、お客様には喜んでもらっていますね。髪の毛というのは元々弱酸性なのですが、縮毛強制とかパーマ液は一般的にアルカリ性なんです。それで髪の毛の結合を壊したうえで、再び酸性に戻して再結合させるというパーマの仕組みなんです。その戻る時の、アルカリ性から中性に戻る時の幅の大きさでダメージが決まるんですよ。なので、パーマの後、髪の毛がガシッとしてしまうことがあるのです。だから酸性パーマと弱酸性溶液でパーマを当てるようにしてダメージを軽減する、ということです。仕上がりも柔らかくて手触りもいいですね」

meguri

本当は自ら聞きに来て欲しい

――先ほど、店で働くスタッフは“自由に楽しめるように”、とおっしゃっていましたが、育成についてはどのようにされているのですか?
「スタイリストさんに関しては、放任主義じゃないですけど、特に何も言わないですね。ちょっと気になったことがあれば伝えるぐらいで。時間はちゃんと守ってね、とか。あとは自由にやってもらっていますが、結果が出ているので放ってます(笑)。だいたい、今いるスタイリストは僕よりキャリアも長いですからね。こっちが怒られたりしますよ(笑)」

――アシスタントさんについては?
「それも、別段カリキュラムは用意していませんね。基本的なことについては、僕が朝から時間を見つけてはずっと教えますが。でも、本当はあんまりこちらから教えたくはないのです。自分からガンガン聞いてきてもらえる方がいいと思っています。そういう空気づくりはしているつもりです。美容師を志した時の新鮮な気持ちを、いつまでも持ち続けてもらえるような環境にしたいと思っています」

地域の人々とイベントも

――店舗のプロモーションは、どのようにされているのですか?
「周年でイベントをやったりしていますね。フリースペースみたいな場所を借りて、地域の飲食店やらマッサージやらタロット占いやら約20店舗ぐらいが参加してくれました。9月には3周年を迎えるので、またやりますよ。こうやって地域の方々と一緒に遊ぶことは楽しいし、またお客様に店を知ってもらえる機会になるのです」

――今後はスタッフを増やしていく予定なのですか?
「そうですね。現在、2店目を視野に入れて、いろんなテナントを見たりしています。まあ、いつまでに何店舗、といったような目標があるわけではありませんが。そういうのはお客様が増えたりして自然の流れでやる方がよいと考えているので。でももし2店目を出すのであれば、もう少しスタッフを増やす必要がありますね」

増野さん
   

Salon Data

meguri

meguri

大阪府大阪市浪速区稲荷2-7-15
06‐6561‐6777
https://megurihairsalon.amebaownd.com/

居心地の良い空間と高い知識と技術が魅力『meguri』>>

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