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学び・キャリア 2019-01-24

お客さまに、技術+αを届ける『salon de MiLK』

ヘアサロンの激戦区、渋谷にある人気店が『salon de MiLK』。人々の活気であふれるセンター街には渋谷店、原宿駅から徒歩5分ほどには隠れ家的な原宿店と、2店舗のサロンを構えています。お客さまの多くは、10代、20代。モデルから学生まで、流行に敏感な若者から高い支持を集めています。

今回はそんな『salon de MiLK』の魅力をのぞきに原宿店を訪れました。対応してくれたのは、ディレクターの高比良剛さん。後編では、これからの展望や若手スタイリストにとって大切なことなどを伺いました。

スタッフの生活をより豊かに

salon de MiLK

――将来の展望はどのように考えていますか?

「2つの軸で考えています。サロンブランディングを確立させることと、スタッフの生活をより豊かにすることです。お金や自分の時間をたくさん持っていることなど、豊かというのは人それぞれ違うと思います。これからは、もっとスタッフがやりがいを持ち、伸び伸びと働けるようなサロンを作っていきたいです」

便利なものは上手に、積極的に、使ったほうがいい

salon de MiLK

――スタッフを育てるために大切なことを教えてください。

「少し伝え方を変えるだけで、成長スピードは一気に早くなります。僕たちは下積みの頃に『見て覚えろ』とよく言われました。これは決して間違いではなく、教えられなくても努力すればある程度まではできます。しかし、押しつけている印象を相手に与えてしまい、前向きに取り組む気持ちが起こりにくいと思います。そこで『見ても覚えられる』と伝えるようにしているんです。美容師がSNSで技術を発信しているなど、今は昔に比べて格段に技術を取得できる手段が多くあります。若手がそれを見て勉強すれば、教えるほうも効率がいいんです。大切なことは、若手1人ひとりに何が向いているのかを、僕たちが見極めることだと思います。インスタグラムなどは本当に勉強になりますから、合っていると感じた動画をそのスタッフに教えればいいんです。そして見てもわからなかったら聞きにくればいい。便利なものは上手に、積極的に、使ったほうがいいと思います」

若手は、まず発信するべき

salon de MiLK

――日頃のサロンワークで、心がけていることはありますか?

「もちろん営業中に気になったことはすぐに伝えています。僕は突然『今、お客さまは何を考えていると思う?』とスタッフに聞くことがあるんです。そこですぐに答えが出るのと、出ないのとでは大きな違いがあります。たとえば頻繁に足を組んでいるお客さまは、ひざ掛けが欲しいと思っているかもしれませんし、歌手など声に関わる職業の方は喉を刺激しないためにドリンクに氷を入れないでほしいと思っているかもしれません。技術はあって当たり前ですから、常にお客さまをよろこばせるために何ができるかを考えることが大切です。ちょっとしたプラスアルファができる美容師が、信頼されると思います」

――最後に、美容業界での活躍を目指す若手にメッセージをお願いします。

「成長に繋げるための発信を心がけてほしいです。きちんとした技術を身につけてからSNSなどを活用するべきという意見もわかりますが、僕はとにかくまずは発信しろと思います。投稿に対しての反応から課題を見つけ、解決することを繰り返して最終的にいいものが完成すればいいんです。実際、発信を初めた若手を見ていると急速にクオリティがあがっていきます。積極的に行動して、時代を上手に利用してほしいですね」

サロンを訪れた際の若手の勢いが印象的だった『salon de MiLK』。それこそが、渋谷という激戦区で勝ち残っている強さの理由ではないでしょうか。流行を求める人もそうでない人も、ぜひ一度足を運んでみてください。

Salon Data

salon de MiLK

salon de MiLK

住所:東京都渋谷区神宮前3-27-17 WELL原宿3F
TEL:03-6434-7015
http://www.salonde-milk.jp/

前編:時代に合わせて変わり続ける美容室『salon de MiLK』>>

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