クールとキュート。2つの空間を楽しめるサロン『Hair Salon C-LOVe』
『Hair Salon C-LOVe』は中目黒駅からほど近い、閑静な一角に位置している美容室。お店への階段を地下へと下ると、左右に分かれて広がるまったく異なる雰囲気が特徴的です。またトータルビューティーを手がけるサロンでもあり、とくに定評があるのがヘアメイク。サロン内でスクールを開催するほどの、高い技術力を誇ります。今回はそんな『Hair Salon C-LOVe』の店長、石垣大輔さんにインタビュー。幅広い年齢層のお客さまが足を運ぶ、人気の秘密に迫ります。前編ではサロンワークで心がけていることや、特徴的な内装について聞きました。
トップヘアメイクアーティストが手がけた美容室
――まずは『Hair Salon C-LOVe』オープンの経緯を教えてください。
「オーナーの『Michou.』が2004年に『Hair Salon C-LOVe』を立ち上げました。Michou.は、ファッションブランドのショーや広告、アーティストのヘアメイクなど世界を舞台に活躍しているヘアメイクアーティストで『シュウウエムラ』氏に師事し、シュウウエムラアトリエ部門に参加していました。シュウさんは、ヘアメイクを芸術の域にまで高めたと評されている稀代のメイクアップアーティストです。元々Michou.は、外の美容師にヘアスタイルを任せていましたがモデルやアーティストがより落ち着ける空間を作りたい、また自分の理想のヘアスタイルを作れるスタッフを育てたいという思いから『Hair Salon C-LOVe』をオープンさせました」
日頃の立ち振る舞いが、魅力的なサロンを作る
――組織を束ねるうえで意識していることはありますか?
「目線を合わせて伝えることです。年齢問わず、誰に対してもフランクに接するオーナーの背中を見て学びました。肩書きがつくと、年下のスタッフに横柄な態度をとる人もなかにはいますから。同じ高さで話すと、スタッフとのコミュニケーションがより円滑になり、そしてスタイリスト、アシスタントとお客さまのコミュニケーションも自然と和やかになるんです。またドリンクを美しく注ぐといった、プライベートでの細かな立ち振る舞いも教えられました。今振り返ってみると、そんな日頃の1つひとつの動作がサロンワークに生きてきます。魅力的な雰囲気のサロンを作るためには、そういった地道な努力の積み重ねが大切です」
まったくテイストが異なる2つの空間
――サロンの空間作りのこだわりがあれば教えてください。
「サロンが大きく2つのスペースに分かれていることが特徴的です。雰囲気はまったく違い、一方は落ち着いた空間で、床は温もりを感じる木製、壁は白いレンガでできています。シンプルで居心地がよく男性に人気です。もう片方は甘く可愛いテイストの空間で、部屋全体は白を基調としており、丸い鏡を配置しています。内観の写真を撮る方も多く、とくに若い女性に好評です。ちなみに、雰囲気を統一しなかったのは、それぞれのブロックごとで世界観が変わるディズニーランドをイメージしています。2つの部屋はトンネルのような通路で繋がっていて、くぐり抜けると一気に別世界が広がるところも見どころのひとつです。お客さまもその日の気分によってカットスペースを選ぶことができるので、よろこばれますね」
非日常を感じる雰囲気ながら、ゆったりと落ち着ける空間が魅力的だった『Hair Salon C-LOVe』。後編ではヘアメイクスクールの詳細やこだわりの設備について聞きました。
Salon Data
Hair Salon C-LOVe
住所:東京都目黒区青葉台1-16-9 Sakura Garden B1F
TEL:03-3780-6677
http://www.c-love.jp/
Les Doigts make-up school(担当 石垣)
http://www.lesdoigts.jp/
後編:ヘアメイクのプロを育てる美容室『Hair Salon C-LOVe』>>