お客さまの大切な“シーン”を演出する美容室『scene.』

池袋駅西口から徒歩3分ほどに位置しているヘアサロン『scene.』。2018年の4月にオープンし、温もりある空間と確かな技術力で20代の女性を中心に支持を集めています。とくに、大学に入学したての若者や新社会人など、新しい世界に飛び込む方が多く足を運ぶのだそう。
今回はそんな『scene.』のこだわりを、オーナーのフセケイタさんにインタビュー。前編ではロゴマークの秘密やスタッフのモチベーションをあげる方法などについて伺いました。

ロゴマークに込められた思い

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——まず、『scene.』オープンの経緯を教えてください。

「オープンは2018年の4月です。店名の『scene.』には、お客さまが新しい世界に踏み入れる瞬間を後押ししたいという気持ちが込められています。サロンが池袋にあり、上京したての若い子が多く集まることがコンセプトの理由のひとつです。客層は20代のお客さまが大半で、大学に入学したばかりの方や新社会人の方が多くいらっしゃいます。ちなみに、僕は『scene.』をオープンする前も池袋で働いていました。その頃に、お客さまが大人の女性に近づこうとする要望に応えるのが、一番楽しいと思っていたんです。実はロゴマークにも、その気持ちが反映されていて、モチーフは『魔女の宅急便』の主人公キキです。知っている方も多いとは思いますが『魔女の宅急便』はキキが親元を離れ、知らない町で魔女としてひとり立ちする姿を描いています。そのストーリーがサロンのコンセプトとぴったりだと思いました。ロゴでは大人の女性に変わっていく過程を表現するために、ピアスをつけて、リボンを外して、レングスも少し変えています。また、洋服の色をお店のイメージカラーの水色に変えたところもこだわったポイントです。結果、キキよりもナウシカに似てしまいましたが(笑)。ちなみに、お店の隅の黒板には、ほうきとリボンがかかれています」

スタッフの成長を感じる瞬間が何よりもうれしい

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 ——現在勤務しているスタッフは何名でしょうか?

「いま勤務しているスタッフは4人です。先日新卒を2人採用し、中途のスタイリストも1名入社予定なので、4月からは7人になります。面接時に意識してみるポイントは素直さです。素直な気持ちがあれば、ポテンシャルはなくても、必ず成長しますから。ちなみに、サロンでスタイリストとして働いた時は自分の成績が伸びた時が何よりうれしい瞬間でした。しかし、オーナーとして働いていると、スタッフの成長が一番うれしく感じます。これからは、より前向きに働きたいと思える環境を作っていきたいです。そのためには、スタッフのモチベーションをあげることが大切だと思います」

行動の意味を伝えることの大切さ

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 ——スタッフのモチベーションをあげるために大切なことを教えてください。

「行動の意味を伝えることです。若手と話していると『こうカットしろと教えられたから、やっています』と聞くことが度々あります。言われたことだけをたんたんとこなしているだけでは、自分で考える力が育ちません。いつまでも受け身のサロンワークになるんです。そこで指導する際に『これをやったら、どうなると思う?』と聞くようにしています。すると自分で考えますから、自然と前向きな行動が生まれ、少しずつ自発的に動けるように変わるんです」

埼玉出身のフセさんは、乗り換えなしで行ける池袋によく遊びに来ていたそうです。「池袋は東京を感じることができる一番身近な場所でした」と語ってくれました。後編では、空間のこだわりや今後の目標について伺います。

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Salon Data

scene

scene.

住所:東京都豊島区西池袋3-27-16 広瀬ビル2F
TEL:03-5396-7460
https://peraichi.com/landing_pages/view/scene

後編:お客さまをより喜ばせるためには、施術の無駄をなくすこと『scene.』>>

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