本当に欲しい人材って?採用担当のホンネ【Rougyヘアデザイナー 二階堂雪さん】#2
「こんなスタイリストになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気ヘアサロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
今回は絶妙なヌケ感が人気のヘアサロンRougyの採用担当者からホンネをうかがう2回目。採用を担当する二階堂雪さんが太鼓判を押したのはどんな人物なのかをご紹介します。
今回お話を伺ったのは…
Rougyヘアデザイナーの二階堂 雪さん
1984年生まれ。群馬県出身。Rougyの創業より参加する。サロンワークだけでなく、雑誌やWEBマガジンの撮影、セミナー講師など幅広く活躍。
「自分の意見をちゃんと伝えられる。これが彼女を採用した理由です」
—-この春、入社が決まった水野朝実さん。その採用の決め手を教えてください。
声が大きくて、ハッキリと自分の意見を伝えられたことですね。それから、アルバイト経験もあって、接客することが好きで人当たりも良さそうでしたし。
どんなに技術が上手でも、接客が苦手だと困ります。特にRougyは、お客さまに対する気遣いを大切にしているサロンなので、人当たりの良さは重要です。ちょっと近寄りにくかったり、声をかけずらいような人は、Rougyの雰囲気には合いません。
—-水野さんに、どんなことを期待していますか?
お客さまに愛され、かつサロンでもみんなを盛り上げてくれるような存在になってほしいですね。お店の雰囲気を明るくしてくれる、ムードメーカーは大歓迎です。
失敗を恐れないで、技術的なこともサロンワークも、どんどん吸収してほしいですね。本人は撮影に参加して、作品を発表したいという希望があるようです。その夢が実現できるように応援していきたいですね。
ROOKIE’S FILE 水野朝実さん
この春、美容専門学校を卒業。4月よりRougyに入社し、アシスタントとしての新生活がスタート。
—-スタイリストを目指した理由は?
母が美容師で、幼い頃から髪を切ったり、アレンジをしてもらっていました。
私にとって「美容」は特別なものではなく身近なものだったので、「憧れ」というよりは、自然と「私は美容師になるんだ」と思っていました。
—-勤め先にRougyを選んだ理由は?
専門学生の頃に見かけた、業界誌の作品です。いつかは私も撮影に携わって、「自分の作品を表現したい」と強く思いました。
それから、Rougyではセミナーも開催しているので、いつでも何かを学べる環境にあります。このサロンなら「毎日のように刺激的なことが経験できる!」と思って、入社を決めました。
—-目指しているスタイリスト像は?
「足を知る」という言葉がありますが、私はあえて「足を知らない」人でありたいと思います。 この先、いろいろな技術を身につけたとしても、現状で満足せず、いつまでも貪欲であり続けたいです。そうして身につけた技術で、お客さまにいちばん似合うデザインを提案できるスタイリストになりたいと思います。
—-今、仕事以外で熱中していることは?
部屋の内装に凝っています。植物やアートを飾ったり、自分でアート作品を作ったり。自分の家が居心地の良い空間になっていくのが楽しいですね。
Salon Data
Rougy(ロージ)
住所:東京都港区南青山3-10-32 Aoyama Morita bldg1F
TEL:03-6804-6082
定休日:月曜、第3火曜(月曜が祝日の場合は火曜に振り替え)