働きやすい環境が魅力。渋谷の隠れ家的サロン『filo by Feria』
渋谷の大通りから一本入った静かな通りの6階にある美容室『filo by Feria』。店内に一歩足を踏み入れると、落ち着いた隠れ家的な空間が広がります。サロンの魅力は、お客さま目線の丁寧なヒアリングとスタッフの要望に応える働きやすい環境。
今回は、そんな『filo by Feria』の特徴を代表の石田幸輔さんにインタビュー。前編ではオープンのきっかけやサロンを立ち上げるまでの経緯などについて聞きました。
オープンのきっかけは以前勤めていたサロンへの違和感
————まずは『filo by Feria』をオープンした経緯について教えてください。
「オープンは2018年の6月8日です。3年ほど前にオープンした『Feria』に続いて、2店舗目として立ち上げました。サロンを作るうえでとくに意識したことは、働きやすい環境づくりです。時には閉店時間にお店をクローズして、スタッフと食事に出かけることもあるんです。元々僕は『Feria』を立ち上げる前に業務委託として都内の美容室で働いており、そのサロンのやり方に違和感を抱いていたことが、お店を作ろうと思ったきっかけのひとつになりました。元々人手が不足していたにもかかわらず次から次へと出店していて、スタッフが異動になることでますます少ない人員でのサロンワークを強いられていたんです。そこで、自分たちでもっと働きやすい環境をつくれるのではないかと思い、以前から親交があった美容師仲間を誘って、3人で立ち上げました」
さまざまなチャレンジができることがフリーの美容師の強み
————現在は何名のスタッフが働いているのでしょうか?
「現在はほとんどがフリーランスで11人の美容師が働いています。勤務日数も各自で決めていて、週に6回出勤する美容師もいれば完全に自由出勤のスタッフもいるんです。休みも臨機応変に取れる環境が整っています」
————フリーの美容師の強みって何でしょうか?
「サロン所属の美容師に比べて、さまざまなことに挑戦できることですね。僕は先ほどお話ししたサロンの前にも、5年ほど別のサロンで勤めていました。新卒で入社した美容室で、環境にそれほど不満はありませんでしたが、新しいことに取り組む時間がなかなか取れなかったんです。ちなみに当時はヘアメイクに関心があり、勉強がしたいとずっと思っていました。しかし週一回の休みも講習やお店の行事で潰れていて休みがほとんどなく、それでも隙間を見つけてはヘアメイクの勉強を続けていたんです。そして次第に技術もついてきたので、自分の腕を試してみたいという気持ちが強くなりフリーとして働き始めました」
百貨店でのヘアメイクなど、仕事の幅が広がる日々
————サロンを辞めたあとは、具体的にどのような働き方をしていたのでしょうか?
「その後はフリーの美容師としてサロンで働きながら、百貨店でヘアメイクの仕事をするなど関心のあることに積極的に取り組みました。もちろん、フリーランスに向いている人とそうでない人がいるとは思っています。私の場合はアシスタントと一緒に施術をするよりも、はじめから最後までお客さまとマンツーマンで向き合うほうが好きだったことも、いまのスタイルに行き着いた理由のひとつです」
ダメージを抑えた美容商材でも人気を集める『filo by Feria』。後編では施術に際に意識していることや、お客さまと信頼を築くために大切なことを伺いました。
▽後編はこちら▽
お客さま目線の接客が支持を集める『filo by Feria』>>
Salon Data
住所:東京都渋谷区渋谷1-17-14 ACN渋谷ビル6F
TEL:03-6427-2578
https://www.instagram.com/feria0304/