ここに入れたら嬉しいな。ワクワクしながら面接を終えました エステティシャン松田楓さん#1

エステティックと整体を融合させた「姿整美」の考案者・おおさわはやとさん率いるエステティックサロン「アニムス・ア・ラ・モード(animus a la mode)」。歴4年目のエステティシャン松田楓さんに就活体験談をお伺いしました。

製薬会社、ドラッグストア、スキンケア大手を同時進行していた松田さんが「アニムス・ア・ラ・モード(animus a la mode)」入社を決めた理由は? 密な接客ができること、サロンの人間関係のよさ、表参道の好立地が決め手となったそう。

お話を伺ったのは…

エステティックサロン アニムス・ア・ラ・モード(animus a la mode)

エステティシャン 松田楓さん

美容専門学校卒業後、エステティックと整体を融合させた「姿整美」の考案者・おおさわはやとさん率いるエステティックサロン「アニムス・ア・ラ・モード(animus a la mode)」に入社。エステティシャン歴4年目の24才。

学生最後の技術発表会で審査員賞を受賞

「専門学校のコンテストでは、くじ引きで相モデルを決め、初対面の生徒同士でメイクをしあったことも」

――まずエステティシャンを目指した理由を教えてください。

祖母が美容師、母は美容師からアイリストに転向。姉もアイリストという美容一家に育ちました。わたしは同じ美容業界の中でもなにか違う仕事をしたいなと考え、上京して美容専門学校に入りました。

専門学校時代、ヘアよりもスキンケアがすごく好きで、化粧品会社かエステティシャンどちらがいいか迷っていたんですが、就活でいろいろまわる過程でエステティシャンになろうと決めました。

――専門学校時代はどんなふうに過ごしましたか。

美容部員とエステティシャンを目指す人が多い学科だったので、授業では施術の練習やスキンケアやメイクの実習がたくさんありました。3ヶ月毎に検定があったので、それをパスするためにも練習、練習の2年間でしたね。

――印象に残っているイベントなどありますか。

コロナ禍でイベントがだいぶ減ってしまったんですが、その分開催されるイベントには積極的に参加しました。いちばん印象に残っているのは、学生最後の技術発表会で審査員賞を受賞したことです。

――すごいですね! 松田さんは何を担当したのですか。

モデル、メイク、髪と衣装担当の3人チームを組み、わたしはメイクを担当しました。舞台映えを狙ってモデルの子には白に近い金髪にしてもらい、カーキをガッツリ入れた目元に。コロナ禍でイベントがどんどんなくなる中、みんなで何か一つ残したいよねとがんばったので、すごく思い出深いイベントになりました。

ここに入れたら嬉しいな。ワクワクしながら面接を終えて

「わたしの就活時代は8割が化粧品、2割がエステ関連でした」

――就活では何社受けましたか。

4社です。

――その4社は何を基準に選んだのですか。

希望は、密な接客ができる仕事。この職種と決めつけず、当時求人がとても多かった製薬会社とドラッグストア、それからスキンケア大手とアニムスの4社にエントリーしました。

――アニムス ア・ラ・モード(animus a la mode)はどうやって探したのですか。

オーナーが私の母校のOB会のメンバーだったことで、専門学校の先生から紹介されました。夏休み前に「表参道にあるエステサロンを見学しませんか」というメールを突然いただいて。コロナ渦で現地に行ける機会はすごく少なかったので、これはもう行くしかないと即答しました。

――見学ではどんなことを感じましたか。

エステティシャンとお客様との関係がとても密。「かかりつけ」みたいですごくいいなと思いました。接客業の中でもとくにお客様と密な接客を望んでいて、それが化粧品でもエステでもいいなと考えていたんですが、アニムスを見学したときにこういうのがいいなあと感じました。あとはいまになって思えば立地にもすごく恵まれているなと思います。

――明治神宮前の駅から徒歩すぐですもんね。

最高ですよね。まわりの友だちも新卒で入るところは大宮、川崎、新宿が多い中、表参道という立地にも惹かれました。それでその日のうちに「面接したい」と先生に伝えました。

――面接の様子をお聞かせください。

まず志望動機を聞かれました。それには、お客様に密に寄り添う接客業に就きたいこと、それがアニムスを見学した際に叶いそうだと感じたこと。それと入社1年目でも入店からクローズまで自分ひとりで対応できるところが他社にはない魅力だと思うと答えました。

――その他にはどんな質問が

学生時代にがんばったこと、あとは失敗をどう乗り越えたかを聞かれました。

――どんな回答を?

外に出る機会もチャンスも少なかったので、できることは何でもしたくて生徒会のメンバーをやっていたことをお話しました。行事の出し物を決める際に、やりたいことはたくさん出てくるけれど、みんなの意見をキャッチしてそれをどうまとめるかがすごく大変。生徒会メンバーで話し合いながら道筋を立てて採用案を決定し、それを伝え、動いてもらうことの難しさを学びました。

――面接を受けた感想は?

緊張しましたが、自分が話したかったことをお話できて、それを聞いてくださっている感触もあったのですごく楽しかったです。ここに入れたら嬉しいなってすごくワクワクしながらお店を出たことを覚えています。

採用通知が届いて「うれしい! 働くのが楽しみ!」

「エステティシャンになるなら大手じゃないほうがいいなと思っていました。店舗移動でお客様と離れてしまうのはちょっと寂しいから」

――採用通知がきたときはどんな気持ちでしたか。

うれしい! 働くのが楽しみ!

――他の企業も同時進行していたそうですが、入社の決め手は?

密な接客ができること、表参道という立地のよさ、代表やスタッフの方の雰囲気がすごくいいところ。長く仕事を続けていく上で人間関係はすごく大事だと思ったので。

――(インタビューに同席されていた代表おおさわはやとさんに)松田さんの採用ポイントは?

これまでいろんなスタッフを見てきて、やっぱり重要なのは自分が何をしたいかをちゃんと伝えられることかなと思います。そこがふわっとしていると、マネージメントするときにジャッジポイントがなくなってしまうんですよね。

例えば、松田には店長になりたいという明確な目標があります。何がしたいかが明確なら何らかの事象が起きたときに、店長になりたいんだったらこういう態度はダメだよね。こういう接客が必要だよねというふうにすごくマネジメントしやすいんです。17年間の経営でそこは強く感じています。面接の中で「入社して何をしたいか」そういうポイントが出てくるといいんじゃないかなと思います。

後編では、実際に入社してみて感じたこと、目標である店長になるために必要なこと、就活を振り返ってどんな体験だったのかお伺いします。

撮影/佐藤克己
取材・文/永瀬紀子

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エステティックサロン アニムス・ア・ラ・モード(animus a la mode)
住所:東京都渋谷区神宮前6-6-8 animus 2F正面入り口
TEL:03-5778-3584

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