本当に欲しい人材って?採用担当のホンネ 【GARDEN マネージャー 深谷 修さん】#2
「こんなスタイリストになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気ヘアサロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
流行を意識したスタイルの提案と同時にヘアケア剤などの開発も手がけるヘアサロン、GARDENの採用にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
GARDEN マネージャーの深谷 修さん
都内の別サロンから2006年GARDENに入社。2009年にGARDEN harajuku店長に就任。2014年にはマネージャーに。2019年にGARDEN aoyamaへ異動し後輩の指導にあたる。
「第一印象の感じよさにハートの強さも相まって採用を決めました」
—-今年、入社した川島 智さんの採用の決め手は何ですか?
第一印象で感じたのは感じのよさですね。芯の強さも感じました。これは入社してからの出来事ですが、彼女をふと見ると泣きながら仕事をしているんですよ。どうやら注意をされて、それができなかったことが悔しかったらしいんです。ガッツがありますよね。
GARDENでは技術を磨く練習に関しては自主性に任せています。通常アシスタントから一人前になるのは2年くらいですが、5年かかる人もいます。練習をしないと置いて行かれるし、後輩にも抜かされます。彼女のようなハートの強さがあれば、早く一人前になれるのでは…と期待してます。
—-今後の川島さんに期待することは何ですか?
思い描いている夢を叶えて欲しいですね。ワクワクすることに向かって進んで欲しい。夢を実現するには彼女1人だけの力では難しいかもしれません。それなら後輩も先輩も巻き込めばいい。みんなを触発して、私を含めてワクワクした気持ちに巻き込んで欲しいです。
GARDENはトップダウン式ではありません。社長が目指す方向に社員が一丸になって進む…という社風ではありません。まずは自分で夢や目標を定めて、その道に向かって邁進して欲しいです。
ROOKIE’S FILE 川島 智さん
横浜ビューティ&ブライダル専門学校卒業。今年の4月より、GARDEN harajukuに入社。
—-スタイリストを目指した理由は?
母の友人に美容師がいて、当時、小学生だった私の髪をヘアアレンジでとても可愛らしくしてくれたんです。それがすごく嬉しくて。以来、友人の髪を練習台にして、ヘアアレンジをあれこれ試すようになりました。
—-就職先としてGARDENを選んだ理由は?
サロンワークだけでなく、ヘアアレンジなど何でも挑戦したい!と思っていました。GRADENは決められた型がなく、先輩たちはそれぞれ自分の得意分野という武器を持っているところに興味を持ちました。たくさんのことに挑戦している先輩の姿を見て、私も自分の得意なことを見つけたいと思っています。
—-目指している美容師はどんな人?
お客さまを必ず可愛らしく仕上げる技術を身につけたいです。今も研修中ですが、練習モデルをしてくれた女性がとても喜んでくれて、本当にうれしかったです。
営業中は先輩たちの技術を見て、しっかり学ぶようにしています。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
取材を通して、求められる人材をまとめると…
1.誰にでも好かれるように、人として魅力的であること
2.成長を止めることなくキャリアプランを積み重ねること
3.夢や目標を定めたら、周りを巻き込みながら実現させること
従業員ファーストであることが、ひいてはお客さまを大切にすることにつながる…という視点が新鮮。従業員にとって働きやすい職場こそ、お客さまにとって居心地のいい空間になるのだと実感しました。
▽後編はこちら▽
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Salon Data
GARDEN harajuku
住所 東京都渋谷区神宮前6-28-6 Qplaza harajuku6F
TEL 03-5774-0091
定休 月曜
URL http://www.garden-hair.jp