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ライフスタイル 2019-10-31

好きな仕事とフィトがあれば、家族も自分も幸せ 【コスメキッチン日本橋髙島屋S.C店 壷谷加純さん】#1

2歳になるおしゃべりが大好きな女の子を育てながら、コスメキッチンのスタッフとして働く壷谷さん。育休中に大好きな植物療法士上級コースを取得して知識をさらに深めているという努力家です。11月には、アロマセラピーのイベントも行うなど、子育てをしながらキャリアの幅を広げています。

26歳で結婚、2年後に出産

――ご結婚されたのは、何歳ですか?

「26歳で結婚しました。大学の時に付き合っていた彼と結婚したんですが、ずっと付き合っていたわけではなく、しばらく離れていた時期もありました。2015年の春に再開して、10月に結婚しました」

――結婚されて2年後にはお子さんが生まれましたね。お二人ともお子さんは早く欲しかったんですか?

「自然の流れに任せていました。引越や新婚旅行もして、二人の生活がほどよく落ち着いたところで自然に妊娠したんです。計画性をもっていたわけではないので、びっくりしましたけど、嬉しかったですね」

――妊娠中は、体調の変化などありましたか?

「それほどひどくはなかったですけど、何か口にしていないと気持ち悪くなることがありましたね。妊娠後期になってからは切迫早産の可能性があったので、お店を休むこともありました。でも、少しずつ体調がよくなって仕事に復帰して、妊娠8か月の後半ごろから育児休暇を取得しました」

夫がそばにいるだけで安心して子育てできる

――妊娠期間中、ご主人のサポートはありましたか?

「主人は銀行に勤めていて、今もそうですけど勤務時間が長く残業が多いんです。積極的なサポートはありませんでしたが、私を笑顔にさせてくれるような言葉をかけてくれました。主人は、場を和ませるのがとても上手な人で、そばにいてくれるだけで安心できましたね」

――やさしい方なんですね! 7月に無事に生まれて子育てが始まり、生活が一変したと思います。不安やとまどいなどありませんでしたか?

「生まれてすぐに1ヵ月ほど里帰りしました。姉が二人いてどちらも子どもがいるので、いろいろ教えてもらったり、サポートもあったのでとても安心して過ごせました。少し落ち着いたので自宅に戻り、そこから本当の子育てがスタートしたっていう感じですね。でも、新生児って寝てるか、母乳を飲むかのどちらかなので、そんなに手がかかりませんでした。生後7か月ぐらいからが少ししんどくなりましたね」

――具体的にどんなことが辛かったですか?

「夜泣きをしたり、日中、ぐずったり。主人は仕事でいないので、私だけで何とか解決しようと頑張っていましたね」

――ご主人は子育てにあまり参加していないように思いますが、不満などはありませんか?

「確かに積極的にサポートするという人ではないですね。でも、それを不満に感じるようなことはありません。『自分ができることをする』っていうポジションで、子育て以外でもすごくマイペースというか、自然体なんですよ。だから私も『あれして、これして』ってリクエストすることはありません。何ていうのかな、『いてくれるだけでいい』みたいな存在なんです」

――お話を伺っていると、とてもお似合いのお二人ですね。

「主人は、性格が穏やかで、感情の起伏も激しくありません。ものごとを柔軟に考えてくれるし、おしゃべりがとても上手な人。子育てでテンパっていても、主人がそばにいれば何とかなるんです。具体的に行動しなくても、そばにいてくれるだけで安心できます」

育休中にフィトテラピースクールへ

――お子さんが1才になる頃に、フィトテラピーを勉強するためにスクールに入られたんですよね? ご主人に相談した時、どんな反応でしたか?

「主人は、『フィトテラピーって何?』って感じで半信半疑でした。学費もそこそこかかりますから、なぜ私が学びたいのか、フィトテラピーについても丁寧に説明しました。そうしたら、主人も納得してくれました。主人は、私がやりたいことを応援してくれますし、サポートしてくれるので心強いです」

――すばらしいご主人! では、学校に行っている間は、ご主人がお子さんを面倒みていたんですね。

「週に1回、日曜日にスクールがありました。9時から16時ぐらいまで講義がびっしりあるので、自宅に戻るのは夕方です。ですから、1日中子どもと二人で過ごしていました。朝、3人でごはんを食べて、子どものお昼ごはんの用意は私がしておいて、帰宅後に晩御飯を作るという感じ。娘はパパのことも大好きなので、二人で過ごしていても困ったことはなかったみたいです。私も、週に1回、自分だけの時間を作ることができて、リフレッシュにもなりましたし」

――そもそもなぜ、学校に通おうと思ったんですか?

「コスメキッチンに入社した時にフィトテラピーの初級を取得して、それから仕事を通じて、オーガニックコスメやアロマセラピーなどに日々触れていく中で、もっと専門的な知識を広げたいと思っていたんです。そして子どもが生まれて、風邪をひいて微熱や咳がでた時も、なるべく自然の力、植物療法によって、治してあげたいなって。子どもだけでなく、主人も自分も健康でいることがいちばんですから、そのためにももっと勉強したいと思ったんです」

――お話を伺っていると、壷谷さんはとてもまじめな方だし、努力家ですね。

「好きなことを仕事にできたからでしょうね。コスメキッチンに入る前は、オーガニックコスメではない会社にいたので。仕事をしながらも、大好きなものに囲まれているというのは本当に幸せです。家族のためっていうのもありますけど、植物療法を勉強することで、仕事のキャリアにもつながります。お客様にお話しするときも引き出しが多くなると思うんです。アロマセラピーやフィトテラピーって、20代、30代の女性の方を中心に広がっていると思いますが、もっと中高年の方、男性にも知ってほしいですね」

出産から育児休暇までの子育てポイント3ヵ条

1.育児休暇中に、自分のキャリアを磨く

2.ご主人と何でも話し合い、理解し合う

3.自分ひとりの時間をつくる

穏やかな口調で、ひとつひとつ言葉を選びながら丁寧にお話をしてくれる壷谷さん。そのやさしい人柄にこちらも癒やされてしまいました。フィトテラピーの話題になると壷谷さんの熱量がぐぐっとあがり、フィトに対する情熱を感じました。積極的に参加されないご主人に不満をもらすのかと思いきや、まったく真逆の反応で、「そばにいてくれるだけでいい」とおっしゃったのがとても印象的で、そこには愛情がたっぷり凝縮されています。オムツ替えや食事のお世話など具体的な子どものお世話も嬉しいですが、ご主人のように、あれこれ行動をしなくても、精神的な面で壷谷さんをささえることも、子育てには必要なことだと思います。

後半では、現在2才になった娘さんが保育園デビューし、壷谷さんも仕事へ復帰します。休日の過ごし方や、今後のご家族の未来像についてもたっぷりお話を伺います。

▽後編はこちら▽
好きな仕事とフィトがあれば、家族も自分も幸せ 【コスメキッチン日本橋髙島屋S.C店 壷谷加純さん】#2>>

取材・文/夏目 円
撮影/岡積千可

Salon Data

コスメキッチン 日本橋髙島屋S.C店

住所:東京都中央区日本橋2-5-1 1F
TEL:03-6281-9839
URL:http://cosmekitchen.jp/
instagram @kasmi.tby

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