同じ悩みを持つ人にこの感動を広めたい IPSAレシピスト大野友也さん#1

子どもの頃から悩まされたアトピー肌がIPSAの化粧品できれいになった(注1)ことから、レシピストを目指した大野友也さん。採用面接では、生まれてはじめて「肌がきれい」と言われたときの感動体験を伝え、その日のうちに採用が決まったのだそう。前編では、一旦地元に就職した後、スキンケアの専門学校に入るため上京。IPSAに採用され、入店するまでのお話を伺います。

(※注1)個人の感想であり、アトピー肌や敏感肌専用の製品ではありません。

お話を伺ったのは…

IPSA レシピスト

大野友也さん

社会人になってから美容に興味を持ち始め、独学で勉強していくうちに美容部員に憧れを抱く。美容職に就くために地元を離れ、スキンケア専科の専門学校に入学。卒業後IPSAに入社。千葉そごう店勤務2年目の23才。

 お客さま一人ひとりに寄り添えることが魅力

男性レシピストとして活躍する大野さん。

 ――まず美容部員を目指した理由を教えてください。 

子どもの頃から肌がすごく弱くて、きれいな肌になるのは無理だろうなとあきらめていました。でも大人になってからいろいろなスキンケアを試すようになり、20代に入って生まれてはじめて知らない人に「肌がきれい」と言われたのです。「大丈夫?」と心配されることは多々あっても、肌を褒められたことは一度もなかったのですごくうれしかったです。同じ悩みを持つ人にこの感動を広めたくて美容部員を目指しました。

――美容部員になるためにその後はどんな行動に?

当時美容とはまったく別の会社で働いていたのですが、スキンケアに特化した美容専門学校に通うため、地元長野を離れ上京。1年間がんばって勉強して化粧品検定特級、スキンケアアドバイザー、販売士検定の資格を取得しました。その後IPSAの中途採用試験を受けて無事採用されました。 

IPSAの化粧品で肌に変化が

大野さんが美容人生を歩むきっかけとなったIPSAのザ・タイムRアクア(医薬部外品)とME(医薬部外品)。

――採用試験の様子を詳しく聞かせてください。

美容系の就活は初めてでしたし、まわりはほとんど女性ということもあって本当にこの道に進んでいいのかという不安もありました。でも面接官には男性の方もいて「男性美容部員の場合こんなことも、あんなことも」と男性目線の意見を言ってくださり、寄り添った面接をしてくださったなと感じています。

――実際にどんなことを聞かれましたか。

なぜIPSAなのか、いつから興味を持ったのか、商品を使ったことはあるかなどです。

――商品を使ったことはあったのですか。

はい。実は20才のときの感動体験はIPSAのスキンケアがもたらしてくれたものです。いまは緊張で汗をかいていますが(笑)、すごく乾燥肌で皮脂も非常に少ないタイプ。敏感肌と思っていた自分ですが、にきびや肌あれもケアできるザ・タイムR アクア(医薬部外品)とME (医薬部外品)はトラブルなく使うことができ、肌がきれいになっていきました。

――肌がきれいになったのはIPSAの化粧品を使うようになってからなのですね。

はい。自分のことのようにずっと一緒に悩んでくれていた母も、帰省するたびに「肌がよくなっているね」と泣くほど喜んでくれました。

――IPSAに興味を持たれたのは、そんな経験があったからなのですね。

商品はもちろん入社前からコンセプトもすごく好きでした。ラインナップの中から一人ひとりに合わせてスキンケアを組み替えられるので、その人の肌に本当に必要なものだけで構成することができます。お客さま一人ひとりに寄り添えるところがとても魅力的だなと思います。

――美容部員ではなくレシピストと呼ばれるのもそのあたりに理由があるのですね。

はい。肌測定と問診をもとにご要望を伺いながら、お客さまに寄り添ってその方の美しさを引き出していくことが重要です。それをお客さまとともに考え、納得・満足していただくことがレシピストの大事な役割だと思っています。

――IPSA以外にもエントリーしましたか。

はい。あと一社だけ韓国系のコスメにエントリーしました。 

――最初に受けたのはどちら?

第一志望のIPSAです。面接が終わってやり遂げた!とほっとしていたところに、その日のうちに採用通知をいただいたので自分でもびっくりしました。

――面接当日に採用通知なんてスゴイですね。採用を知ったときの気持ちは?

嬉しかったです。本当にこの道でやっていけるのか、男性は雇ってもらえるのかと不安もありましたが、それが一気に消えて喜びでいっぱいになりました。 

温かい環境で初めての接客業にも順応

店頭に立つときはもちろんプライベートでもメイクをしている大野さん。「タッチアップで男性のお客さまがメイクに興味をもってくれたときはすごく嬉しいです」  

――採用後はどんな動きを?

1ヶ月後に入店し、商品の発注・発送・管理などの後方業務を覚えながら、お客さまとお話したり接客のサポートをさせていただきました。

――初めての美容のお仕事はいかがでしたか。 

接客業自体初めてだったので、知らない人とうまく話せるかなという恐怖心みたいなものもありましたが、先輩方が優しく何でも教えてくれました。とても温かい環境だったので接客業にはすぐに慣れることができました。

商品の勉強も並行して行い、販売ではないのですが徐々に商品のご案内もできるようになっていきました。

――販売ができるようになるにはどれくらいかかるのですか。

1月に入店して4月末にトレーニングが終わり、本格的に肌測定や販売ができるようになりました。 

後編では、接客する上で、また男性美容部員として心がけていること、就活を振り返ってどんな経験だったのかお伺いします。

  

撮影/山田真由美
取材・文/永瀬紀子

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