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ライフスタイル 2020-01-08

今は、家族と過ごす時間を優先にしたい。【GARDEN harajuku 榎本智美さん】♯1

専門学校を卒業と同時に入社し、17年間勤務している榎本さん。現在は、トップデザイナーとして活躍されています。現在は、2歳になる保育園が大好きな娘さんを育てながら、仕事に復帰しています。仕事を最優先にしてきた榎本さんですが、結婚を機に仕事に対する価値観にも変化があったそうです。

ご主人は中学の同窓生。久しぶりの再会で意気投合

――ご結婚されたのは、何歳ですか?

「今から5年前ですから、32歳ですね。地元の中学の人と結婚したんですよ」

――もしかして、ずっとお付き合いされていたとか!

「いえいえ、そんなことないです(笑)。たまたま実家に帰った時、駅前の飲み屋で飲んでたら、彼がいたんです。それで、いろいろ話していたら、近所に住んでいることがわかりまして。それで、ちょくちょく会うようになり、結婚しました」

――いい話ですね、きっとそれは運命ですよ。

「そうですかね、もしかしたらそうかも。近所に住んでいたというのが驚きましたね。小さい頃から知っていますし、環境も似ているということで何だかとっても落ち着きました」

――ご主人はどんなお仕事をされていますか?

「私とはまったく違うジャンルの職業で、IT関係の仕事を経営しています」

――では、お互いのタイムテーブルも違いますか?

「結婚した当初、彼は私の働き方にとても驚いていました。彼より早く仕事にでかけて、彼より遅くに帰ってくる。当時、私はサロンワークの前に撮影などを入れていましたから、出かけるのが早いこともありました。それで帰りは遅い。私にとっては、それが普通だったんですけど、彼にとっては、普通ではない(笑)。その時、サロンワークってなかなかハードな仕事なんだなって、思いました」

安定期に入ってから、サロンスタッフへ報告

――お子さんはお二人とも欲しかったんですか?

「はい、すぐにでも欲しかったですよ。妊娠したのですが、一度流産しているので、2度目に妊娠した時は、嬉しい反面、不安な日々を過ごしていました。安定期に入るまでは、身内にしか妊娠したことは告げませんでしたから」

――では、妊娠初期の頃はスタッフの方は、榎本さんが妊娠されていることを知らなかったんですね?

「そうなんです。初期の頃、そんなにひどくはないんですけど、つわりが少しありまして。スタッフルームでよくトマトを食べてたんですけど、後輩の男の子が“トマト好きなんですねー”なんて言ってたこともありました」

――では、安定期に入ってスタッフの方にお話しした時の反応はいかがでしたか?

「社長には妊娠してすぐに言ってあったんですけど、スタッフに話したら本当に喜んでくれましたね。みんな、ぜんぜん気づいていなかったみたいです」

妊娠後期になると、ご主人が心配されるように

――その後もサロンワークは続けられましたか?

「はい、もちろん。仕事をしていたほうが、気がまぎれるというか、楽しいですからね。ただ、妊娠後期になると8時間立ちっぱなしというのもなかなか辛くなることも。なので、自分で時間を調整して、30分は休むようにしていました」

――そんな働く姿をみて、ご主人はどんな反応をしていましたか?

「とにかく心配していましたよ。そんな立ちっぱなしで、体に負担はないのかって。私が仕事から帰ってきて、疲れてソファでごろんとしていると、“もう、そんなに疲れているなら仕事を休んだほうがいい!”なんていうこともしばしば。そういうことを言うものだから、私も彼の前で疲れた顔を見せられなくなって、『ぜんぜん疲れてなんてないよー』って平気な顔していました」

――それだけ榎本さんにとって仕事は大切なんですね。

「学校を卒業して、ずっと働いてきましたからね。仕事をしていることが、自分の基盤なんです」

――妊娠中、ご主人のサポートはありましたか?

「重いものを持ってくれたり、ゴミだしをしてくれたり。ゴミだしは、出産してからも主人の担当になっています」

――家事などは手伝ってくれますか?

「まったくできない人だから、そこを求めていません」

――割り切っていますね!

「自分でやったほうが早いですし、私も家事をしないことでイライラするようなことはないんです」

親のサポートを受けながら子育て開始

――お仕事はいつまでされたんですか?

「出産の6週間前まできっちり仕事しました。私は大丈夫だったんですけど、スタッフやお客様が“そんなにお腹が大きいのに、大丈夫なの?”ってすごく心配してくれたんですよ。今思えば、もう少し働けたかもって思うぐらい(笑)」

――そして、いよいよ産休に入られたんですね。

「今までずっと仕事してきたので、いきなり時間がぽかんと空いてしまって、何だかどう過ごしていいのかわかりませんでした。6週間という時間がとても長く感じたように思います」

――出産は実家に帰られたんですか?

「いいえ、出産後も実家に帰ることは考えていませんでしたから、東京で出産しました。自宅には犬もいるので、家をずっと空けることができないですし、自宅のほうが何かと便利なのかなって」

――出産はいかがでしたか?

「もう二度と産むまい!と思うほどの経験でした。4時間ぐらいで産まれたので安産だったんですけどね。主人も出産の時は立ち合ってくれて、いよいよ産まれるって時に、“ビデオまわそうか、それともスマホにしようか?”とか言われて。そんなのどっちでもいい!って感じでしたけど、そういうタイプの主人なんです(笑)」

――出産後、自宅に戻ってからご主人は育児に参加されましたか?

「そんなに積極的に参加するというタイプの人ではないんです。でも、オムツも替えてくれますし、子どもが夜泣きしたら抱っこもしてくれました。嫌な顔をされたことはひとつもないですよ。出産直後の一ヶ月は、実家の母と義母が交互にきてくれたんです。産後、私の調子が少し優れないことがあって、二人に助けてもらいました。たまに、二人一緒にきてくれることもありましたよ」

――お互いの親が仲がいいというのもいいですね。

「そうですね、私は二人とも頼っていますから」

榎本さんの妊婦から出産までのポイント3ヵ条

1.体調を見ながら、仕事を続ける。

2.ご主人ができることは、しっかり頼む。

3.親にサポートを打診する。

とても都会的な雰囲気をもつ榎本さん。時系列に沿って的確に質問に答えてくれるので、仕事もテキパキとこなされているのが目に見えます。ご主人に対しても、あれこれとリクエストするのではなく、「お互いにできることをする」というスタンスがいい関係を築いている秘訣なのではと思いました。IT企業で働くご主人とサロンワークをする榎本さんの仕事の時間軸そのものが違っていることに気づいた榎本さんですが、そのことをきっかけに仕事観、自分のライフスタイルにも変化が訪れるようです。

後半では、保育園デビューから仕事復帰、現在2歳になるお子さんとの日々をたっぷりお聞きします。榎本さんの上手すぎるタイムマネージメント術は必見です!

▽後編はこちら▽
今は、家族と過ごす時間を優先にしたい。【GARDEN harajuku 榎本智美さん】♯2>>

取材・文/夏目 円
撮影/岡積千可

Salon Data

GARDEN harajuku

住所:東京都渋谷区神宮前6-28-6 Q plaza HARAJUKU 6F
TEL :03-5774-0091
URL :http://garden-harajuku.jp/

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