ビューティーアドバイザーとは？ 仕事内容を紹介｜ビューティーアドバイザーを目指すには
百貨店やドラッグストアなどで、お客様の肌の状況や悩み、希望に合わせて的確なアドバイスをしてくれる人のことを「ビューティーアドバイザー」といいます。
今回は、ビューティーアドバイザーの仕事内容や資格取得方法、将来性について解説しますので、参考にしてくださいね。
ビューティーアドバイザー（美容部員）とは？ どんなお仕事をするの？
お客様のニーズにもとづき、化粧品の特徴や魅力を伝えて肌の悩みの解決し、より美しくなるためのメイクアップの方法などを提案するビューティーアドバイザー（美容部員）。ここでは、ビューティーアドバイザーの具体的な仕事内容をご紹介します。
販売・接客｜売り場に立ち化粧品の販売や接客をおこなう
ビューティーアドバイザーは実際に店舗など化粧品の売り場に立って、化粧品の販売や接客をおこないます。お客様とのコミュニケーションが必須で、接客の際のマナーなども身につけていなければなりません。
カウンセリング｜メイクアップやスキンケアのアドバイスをおこなう
ビューティーアドバイザーはお客様の肌の状態を把握し、これまでの肌のメンテナンスの状況や希望などを丁寧にカウンセリングします。それをもとに、肌に合ったメイク方法や日常的なスキンケアについて専門的な立場でアドバイスをおこないます。
バックヤード業務｜商品管理や掃除など
バックヤード業務として店頭に並ぶ商品の在庫状況を把握し、品薄の商品の補充や発注に関連する業務をおこなうのもビューティーアドバイザーの仕事です。また、お客様が清潔に気持ちよく店内を回ることができるよう、こまめな掃除をおこなう必要もあります。
おもな職場は？｜百貨店やドラッグストア
ビューティーアドバイザーは、百貨店の化粧品カウンターやコスメブランド、ドラッグストアの化粧品コーナー、美容サロンなどさまざまな場所で活躍しています。
「憧れのコスメブランドで働きたい」「ドラッグストアでお客様のニーズに合わせた売り場づくりをしたい」など、働く姿をイメージしながら、自分に合った就職先を選択することが大切です。
ビューティーアドバイザーの勤務先についてはこちら：ビューティーアドバイザーは薬局・ドラッグストアではどんな仕事をするの？ ドラッグストアからの求人はある？
ビューティーアドバイザーを目指すには？ 資格は必要なの？
ビューティーアドバイザーを目指す場合、資格は必要なのでしょうか。ここでは、専門的知識が必要となるのかも含めて解説します。
ビューティーアドバイザーは無資格でもなれるが知識や技術が必要
資格がなくても、ビューティーアドバイザーとして働くことは可能です。しかし、ビューティーアドバイザーはお客様のニーズを的確にとらえて最適な商品を提案しなければなりません。
そのため、高い専門性が求められることから、働くには専門的な知識や技術を身につけておく必要があります。
資格を取得するメリットとは｜正しい知識や技術が身につく
ビューティーアドバイザーとして役立つ資格を取得しておくと、専門性が高く正しい知識や技術を身につけられるでしょう。さらに資格があれば、資格取得者を優遇している求人などにも応募することができるほか、資格手当がもらえるなど給与待遇の面でもメリットを感じられます。
また、バッジなどで資格を取得していることを客観的に証明することができれば、お客様からの信頼や安心感のアップにもつなげられるでしょう。
JMAメイクアップ技術検定｜1級～3級
ビューティーアドバイザーを目指すなら、一般社団法人日本メイクアップ技術検定協会（JMA）の「JMAメイクアップ技術検定」の資格を取得するのがおすすめです。検定試験は年に2回開催されており、受験資格に年齢制限がないため、幅広い年齢層の人が合格に向けて挑戦することができます。
3級から2級、1級と受験できます。3級ではまず基礎的な技術を、2級ではスキンケアやフルメイクなど基礎技術の応用力。1級ではモデルの肌の状況や困りごと、希望をとらえて、最適なイメージメイクを施すという高度な内容となっています。
知識や技術をじっくり学ぶなら｜専門学校がおすすめ
美容の知識や技術をじっくり学びたいなら、美容に特化した専門学校に通うのがおすすめです。つづいては、おすすめの専門学校をご紹介します。
東京美容専門学校｜美容総合科 トータルビューティーコース
この学校の美容総合科 トータルビューティーコースでは、美容師免許のほか、日本メイクアップ技術検定試験、パーソナルカラー検定、サービス接遇検定などさまざまな資格取得を目指すことができます。
1年次では基礎的な内容を学び、2年次からは選択授業によって専門性を追求した学習を受けることが可能です。また、「キャリアサポート室」が設置されており、就職や進路にまつわる悩みや相談を支援する仕組みが整っています。
東京総合美容専門学校｜トータルビューティー科
この学校では、美容通信科や美容科、トータルビューティー科などのコースを選ぶことができます。創業60年以上を超えており、トータルビューティー科においても豊富なネットワークで、美容界で活躍する先輩や有名なプロによる質の高い授業を受けることが可能です。
また、実習を多く盛り込んだカリキュラムで、納得のいくまでスキルを身につけることができるのも魅力のひとつ。さらに、就職セミナーやマナーセミナーなど就職に役立つセミナーを多く開催するなど、就職支援も充実しています。
ビューティーアドバイザーの将来性は？
ビューティーアドバイザーを目指すにあたり、職業としての将来性はどうなのか気になる人もいるでしょう。将来性のない職業では、就職しても企業が経営難となり、リストラにあったり、転職できなかったりするといった困りごとが起こることも考えられます。
しかし、基礎化粧品やコスメアイテム、肌トラブル対策の商品など化粧品は私たちの生活に欠かせないものとなっており、景気に左右されない側面を持っているのが特徴です。このように安定した売上を誇っているため、ビューティーアドバイザーは将来性のある仕事といっていいでしょう。
ビューティーアドバイザーの需要は高い？
女性だけでなく、男性でも基礎化粧品やコスメアイテムを使用する人も増えてきた現在では、メンズコスメアイテムのニーズも高まっています。このことからも、ビューティーアドバイザーは男性が働く仕事としてもおすすめです。
ビューティーアドバイザーはお客様の美しさをさらに引き出す仕事！
化粧品の特徴や魅力を伝えて肌の悩みの解決し、さらにメイクアップ方法なども提案するビューティーアドバイザー。ここ最近は女性だけではなく、男性においても化粧品のニーズが高まっていることから、ますます注目される職業のひとつです。
お客様の美しさをより引き出す、やりがいある仕事なので、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか。
引用元：
一般社団法人JMA 日本メイクアップ技術検定試験
東京美容専門学校 美容総合科 トータルビューティーコース
東京総合美容専門学校 トータルビューティー科
