サロンの新しい形、セルフエステとは? セルフエステサロンを開くメリット・デメリット

エステには行きたいけれど、費用が気になって行くことをあきらめている方は多いのではないでしょうか。きれいにはなりたいけど、そこまで費用をかけるのはちょっともったいないかも…とためらってしまうものです。

そこで費用があまりかからずに、エステを体験できるというシステムがあれば誰もが体験したいと思うのではないでしょうか。ここでは、最近増えつつあるセルフエステについて紹介したいと思います。

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サロンの新形態、セルフエステとは?

セルフエステという言葉自体、初めて耳にするという方もいらっしゃるかもしれません。セルフエステとは、最近増えつつあるサロンの新形態のことです。まずは、そのセルフエステについて詳しく見てみましょう。

エステティシャンによる施術ではなくお客様が自分でマシンを使ってケアする

通常のエステはエステティシャンが施術をするものですが、セルフエステは自分でエステの内容を選び自分で施術するというものです。エステを体験したことがある人ならわかるかもしれませんが、エステティシャンもマシンを使って施術をします。そのマシンの操作を自分ですることで、自分でエステを施術することができるのがセルフエステです。

エステティシャンが直接施術するわけではないので、エステティシャンの資格は必要ありません。むしろエステティシャン自体が必要ないのです。必要なのは、エステを施術するマシンのみということになります。そのマシンを使うための料金を、お客様が払うというシステムです。簡単な流れとしては、サロンに行き施術の準備をし、自分で機械を体に当ててケアをします。そして時間がたったら簡単に片づけをして帰るというものです。

もちろんスタッフは常駐しているので、機械の操作を教えてもらったり、困ったことがあればいつでも相談したりすることはできるでしょう。自分で施術をするため、気になっている個所を重点的に施術することが可能です。エステティシャンにはなかなか言いにくいとしても、自分で施術するなら遠慮なく施術することができるかもしれません。

セルフエステサロンを開くメリットとは?

セルフエステサロンを開くメリットには、どのようなものがあるのでしょうか? そのメリットについて紹介していきます。

人件費が掛からない

セルフエステサロンは、人件費が掛かりません。これは大きなポイントと言えるでしょう。どんなサロンを開くにあたっても、人件費は大きな経費となります。サロンの規模にもよりますが、規模が大きくなればその分人件費も大きくなるでしょう。サービス業の場合であれば、どうしてもシフトを組む必要があり、その分費用な人数も多くなってしまいます。

体調不良や急な用事などで欠勤が出てしまうこともあるでしょう。しかも人間関係は難しい場合も多く、せっかく費用を掛けて一人前になったとしても、そのあとすぐに辞めてしまう可能性があります。そうなった場合、その経費は無駄になってしまうのです。しかしマシンの場合、このような心配はありません。一度機械を導入してしまえば人数を集めることなく営業することができ、これは大きなメリットといえるでしょう。

お客様が利用しやすい料金設定|時間内マシン使い放題のお得感

次に、料金設定についてです。エステサロンといえば、どうしても料金が高いイメージがあります。料金が高いうえに、一度行けば勧誘されると思って警戒している人もいることでしょう。しかしセルフエステの場合、お客様が利用しやすい料金設定が可能です。エステサロンの場合、機械の費用に加え人件費もかかっていますので、どうしても料金が高くなってしまいがちです。

セルフエステの場合は、お客様自身で施術をするため人件費がかからず、その分料金を抑えることができます。しかも料金を定額にするなら、使い放題でお得に感じてもらうこともできるでしょう。そうすると、友達や知人も誘ってみようと思うかもしれません。また使い放題ということであれば、その分通う回数を増やすこともできるので、お客様自身にとってもメリットといえるでしょう。

回数を増やすことでお客様に効果を感じてもらえれば、長期的に通ってくれることにもつながります。これは、経営する側にとっても、お客様にとってもメリットと感じる点といえるかもしれません。

マシンの効果を体験してみたいお客様が気軽に来店できる

エステサロンは費用の面だけでなく、なんとなく敷居が高いイメージがある人もいることでしょう。お試しでクーポンをもらったとしても、実際に体験に行ってみる人は少ないかもしれません。しかしセルフエステであれば、気軽に来店することができます。エステティシャンに施術してもらうわけではありませんので、気を使うこともないでしょう。

何事もまずは体験してみないことにはその良さはわかりませんので、エステサロンというだけでためらっている人にはセルフエステはおすすめといえます。

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セルフサロンを開くデメリットとは?

セルフエステを開くことには、メリットがあるばかりではありません。セルフエステを開くことにどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

美容マシンの導入費用が掛かる

セルフエステを開くデメリットを考えるうえで最大のポイントは、美容マシンの費用です。どんなマシンを導入するかによって、もちろん費用は違ってくるでしょう。しかしサロンをオープンするとなると、それなりのマシンが必要になってきます。

サロンの規模によっても異なりますが、1台で複数の機能を持つマシンを導入するのか、またはいろいろな種類のマシンを導入するのか決めることになるでしょう。いずれにせよ、そのマシンの費用を負担しなければいけません。また、通常はエステティシャンが操作することをお客様自身に操作してもらうことになりますので、故障の確率が上がることも考えてみてください。

「操作方法がわからなくて不要な操作をしてしまった」「器具を落としてしまった」など、こちらが予想していないことが起こる可能性も十分考えられます。そのようなときには修理の費用が発生したり、買い替えの必要がでてきたりすることもあるでしょう。そう考えると、マシンの導入費用はかなりデメリットになるかもしれません。

個室数が少ないと回転数が落ちる

デメリットを考えるうえでは、サロン自体の規模についても考慮する必要があります。実際に施術をする個室の数が少ない場合、お客様の回転が悪くなり収益に繋がらないことがあるかもしれません。お客様も料金を払って来ている以上、じっくり使いたいと思っているので、無理に回転をあげることはできません。そのため、個室の数が重要になってきます。

回転数をあげるために個室の数を増やしたところで、必ずお客様が入って収益が上がるわけでもありません。お客様の来店数と個室の数をうまくマッチさせることが、収益アップにつながります。ただ個室を増やすだけでなく、その個室数をうまく活用できるような営業力も必要になってくるのです。

セルフサロンはお客様にもメリットが多い! 新しい開業の形として考えてみては?

セルフエステサロンは、お客様にもメリットが多いことがわかりました。手頃な料金でエステを体験できることは、何よりうれしいポイントといえます。費用を必要以上に気にしなくていいので通う回数を増やすことができ、効果が早くあらわれることも十分期待できます。そうするとリピーターや紹介者も増え、結果としてお客様自身にも経営する側もメリットがあることでしょう。

少しずつ人気が出ているセルフエステサロンは、今以上に人気が出る可能性は十分にあります。マシンを揃えるために費用はかかりますが、それは通常のエステサロンを開業する場合でも同様です。さらにセルフエステサロンの場合は、人件費がかかりません。

このようなメリット・デメリットを比較し、もしサロンの開業を検討されているのであれば、通常のエステサロンとセルフエステサロンを両方検討して決めるのもいいかもしれません。これまでセルフエステを知らなかった方も、新しい開業の形として考えてみてはいかがでしょう。

出典元:
一般社団法人 |日本セルフエステ協会

参考元:
SELFOFF本店

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