インナーカラーとは?メリット・デメリットやおすすめの人・長持ちさせる方法を紹介

インナーカラーは、髪全体を明るくしたときのような大胆な変化はないものの、印象を大きく変える効果があるカラーリングです。好きなカラーを入れることができ、入れる場所や範囲によっても雰囲気が変わるため、さまざまな人から人気があります。

この記事では、インナーカラーについて詳しく紹介するとともに、インナーカラーのメリットやおすすめの人・人気のカラーなどもお伝えします。インナーカラーを長持ちさせる方法も掲載していますので、参考にしてください。

インナーカラーとは?

インナーカラーとは、髪全体ではなく髪の内側をカラーリングするデザインカラーの一種で、アクセントカラーとも呼ばれます。

髪を耳にかけたときやヘアアレンジをしたときなどに、ちらっと見えるさりげないカラーがオシャレで、若者だけでなく40代以上の人にも人気です。

インナーカラーはブリーチ+カラーが基本|ブリーチ不要のカラーも

インナーカラーをするときは、先にブリーチで脱色してからカラーを入れるのが一般的です。希望のカラーによってはブリーチをしなければ再現が難しく、とくにハイトーンカラーはブリーチなしではできません。

ただし、表面のカラーとそれほどトーンの差がないカラーなら、ブリーチなしでも可能な場合があります。

インナーカラーの施術方法と施術時間の目安

インナーカラーの施術方法は、一般的なカラーリングとそれほど変わりませんが、Wカラー(ブリーチとカラー)になるので、トータルで2〜4時間ほど要します。施術の流れは以下のとおりです。

1.カウンセリング
2.ブリーチ(脱色)
3.シャンプー
4.カラー
5.シャンプー
6.ブロー

なお、黒染め歴がある人やハイトーンを希望する人、カットやほかの施術もあわせて行う人は、施術時間が通常よりも長引くことがあります。

インナーカラーの料金相場

インナーカラーの料金は、1万5,000〜2万5,000円くらいが相場です。ただし、ロング料金が発生したり、デザインによっては追加料金がかかったりする可能性があります。

インナーカラーのメリット

インナーカラーはヘアアレンジをすることによって、さまざまなシーンに合わせることができ、気軽にイメージチェンジできる方法です。具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

1. 髪色を大きく変えなくても印象を変えられる

インナーカラーは色を変える範囲によっては、一見髪を下ろしていればカラーリングしたことに気づかれないこともありますが、全体の雰囲気は「なんとなく明るくなった」「軽やかになった」と感じます。つまり、インナーカラーはベースとなる髪色を変えなくても、印象だけを変えることができるのです。

2. 黒髪に変化をつけられる

インナーカラーは髪の一部しか染めず、普段は隠しておくこともできるので、黒髪の方も取り入れやすいカラーリングです。自然な印象を求めるのであれば、ベースカラーである黒髪の色を基調に、トーンに変化をつけてインナーカラーを入れることで、さりげないアクセントとして取り入れられます。

3. 大人っぽい色ならオフィスでも目立たない

インナーカラーなら、髪を下ろしていればカラーリングしたことがわかりづらいです。髪を耳にかける・ピンでとめる・結ぶなどのヘアアレンジをすると、ハイトーンな髪が表面にあらわれます。

髪が揺れたり、髪をかき上げたりした際にもハイトーンな内側の髪が少し見えるので、インナーカラーはおしゃれなアクセサリーのように楽しめるのです。

4. ヘアアレンジでもっと楽しめる|ショート・ボブ・ロングなど

インナーカラーは自然な動きで、チラチラと見えるカラーが魅力です。

ヘアアレンジでは、ショートなら襟足や髪の先に変化をつけることで軽やかに見せる、ボブでは髪を耳にかけたりピンでとめたりするのがおすすめ。ロングはウエーブをつける、結い上げるヘアアレンジをするとインナーカラーを強調でき、メインに持ってくることも可能です。

5. インナーカラーだけならブリーチしてもダメージを抑えられる

インナーカラーというとブリーチがつきもののように考えられがちですが、カラーの色合いによってはブリーチをしなくても済むものもあります。ブリーチをしても、髪全体ではないのでダメージも一部分にとどまるのが特徴です。

インナーカラーのデメリット

インナーカラーは手の込んだ技術であるため、料金も安いわけではありません。場合によっては髪への負担が大きいこともあります。インナーカラーのデメリットについても、じゅうぶんに理解しておくことが大切です。

1. 料金が掛かる

インナーカラーを入れる場合はブリーチ代とカラーリング代がそれぞれかかるため、通常のカラーリングの2倍以上の料金がかかってしまうことがあります。インナーカラー相談をするときは、料金について必ず確認するようにしましょう。

2. やめたいときに色を均一にしにくい

カラーリングする際には、色によって髪に与えるダメージが異なるのが特徴です。そのため、インナーカラーをやめて全体を同じ色に染めようとしたときに、カラーリング剤の髪への浸透が異なってしまうことがあり、均一な髪色にすることが難しくなる場合があります。

3. ブリーチで傷むこともある

インナーカラーは髪の一部におこなうものですが、ハイトーンのカラーを入れるためにブリーチを繰り返すと、その方法によっては髪のなかにあるタンパク質が抜けていきます。タンパク質が抜けてしまった部分はスカスカになるので、髪のハリやコシがなくなってしまう可能性も。

ただし、水を吸収しやすくなり、ブリーチをしたあとの髪は乾きにくくなってしまうので気をつけましょう。

インナーカラーを入れるのにおすすめな人

さまざまな魅力があるインナーカラーですが、どんな人に適しているのでしょうか。以下で、インナーカラーを入れるのにおすすめな人の特徴を紹介します。

イメチェンをしたい人

インナーカラーは、ぱっと見では変化が分かりにくいですが、髪に動きがつくと全体の印象を大きく変える効果があります。そのため、いつも同じ髪型・髪色で飽きてきた人や、おしゃれなヘアスタイルを楽しんでみたい人・イメチェンをしたい人などにピッタリです。

髪全体を明るくするのは避けたい人

仕事柄あからさまなカラーが難しい人や、ブリーチによるダメージが気になる人もいるでしょう。しかしインナーカラーなら、髪全体を明るくすることができない・抵抗があるという場合でも大丈夫です。

ボブやショートカットなら結ばずに済むので、職場で髪を下ろしておけばインナーカラーは悪目立ちしません。

また、ブリーチによるダメージはゼロではありませんが、髪全体が傷むことも避けられます。

白髪が気になる人

白髪が気になる人でも、ブリーチと伸びてきた白髪の色がなじみやすいのでおすすめです。白髪染めは明るさが制限されやすいですが、インナーカラーによって部分的に明るいカラーを楽しむことができます。

インナーカラーは入れ方次第で若見え効果も!

表面の髪色が派手すぎたり傷みがひどかったりすると、インナーカラーによって老けて見えてしまう可能性があるため注意が必要です。しかし、入れ方次第で若見え効果も期待できるので、以下でおすすめのインナーカラーの入れ方を紹介します。

顔まわりに細いラインで入れる

インナーカラーの入れ方はさまざまで、髪の内側全体に入れる方法や、襟足(裾カラー)・耳まわりや顔のライン(イヤリングカラー)・前髪の内側だけ(前髪インナーカラー)に、太くあるいは細く入れる方法があります。

老けて見られないようにするポイントは、インナーカラーを入れる部分を顔まわりに留めて、細めに入れることです。派手になりすぎず、ブリーチによる傷みを最小限に抑えることができます。

髪の表面のカラーや肌の色に合うカラーを入れる

髪の表面のカラーや、肌の色に合うカラーを入れると肌が明るく映えるので、若見え効果が期待できます。おすすめは、アッシュ系・ベージュ系・グレージュ・ミルクティーなどです。

インナーカラーにはどんな色が人気なの?

インナーカラーには、多彩なカラーがあります。初めてインナーカラーに挑戦する場合、どんなカラーにしたらいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、インナーカラーの代表的な人気色とヘアスタイルについて紹介します。

レッド

レッドのインナーカラーは、クールさもかわいらしさも兼ね備えた人気色です。レッドのインナーカラーを入れたいけど仕事や学校もあるので躊躇するという場合には、ブラウンベースの髪色に深めレッドのインナーカラーを入れると、なじみやすく、さり気ない印象に仕上がります。

とくにショートやボブのヘアスタイルでは、毛先の部分にレッドのインナーカラーを入れると落ち着いた大人の雰囲気を醸し出すことができます。

ピンク

ピンクのインナーカラーは意外に挑戦しやすい人気のカラー。チラッと見えるピンクの毛先は気持ちをハイテンションにさせてくれます。

ハイトーンのショートヘアでは程よいアクセントとなり、ボブでは耳に髪をかけたときにピンクのカラーが見えるか見えないか程度に入れると、大人っぽい華やかさを演出してくれます。

ロングではインナーカラーの面積が多くなるので、髪の間にさりげなくピンクを織り込むイメージにするとよいでしょう。

グリーン

ロングのアッシュや黒髪におすすめなのが、グリーンのインナーカラーです。ロングではどうしてもインナーカラーを入れる面積が増えるので、ごく一部にインナーカラーを入れるか、さりげないカラーを選ぶと圧迫感がありません。色が変化する過程でも赤みがでないこともあり、清楚な印象になります。

グリーンのインナーカラーは目立ちにくいため、仕事などで髪色の規定が厳しい方にもおすすめです。さらにほかの人と被りにくい色でもあるため、個性が出せるでしょう。

ブルー

ブルーのインナーカラーは個性的でクールな印象を作れます。青みの強いカラーは色落ちする過程でオレンジやイエローにならず、きれいに色が抜けてくれるのが特徴。

ブルーは重くなりがちなので、フワッとさせた髪にブルーのインナーカラーを入れると、軽くフワフワの羽根のようなヘアスタイルにできます。

ロングの黒髪の裾にブルーのインナーカラーを入れると、透明度のあるなめらかな動きを演出することが可能です。

パープル

神秘的な雰囲気になるパープルのインナーカラーは、極細目に縦に長く入れるとよいでしょう。メッシュのように何カ所かに入れると、ハイライトカラーになり、落ち着いた雰囲気のヘアスタイルになります。

パープルは、黒髪だけでなくアッシュグレーやブラウン・ピンクとどんな髪の色にも似合う色です。ツートンカラーのインナーカラーとして差し色にパープルを使う、またはベースのインナーカラーにダークパープルを使って差し色を引き立てたりすることもできます。

グレー

外国人のような印象になるグレーのインナーカラーは、透明感のある軽すぎない明るさが魅力です。髪全体も暗めのグレージュカラーにして赤みを消すことで透明感がアップし、インナーカラーのなかでもとくに落ち着いた高級感のある仕上がりになります。

アッシュグレーは、ベースになる黒髪と同色系ですので色落ちしても馴染みやすく、長い間カラーを楽しめる魅力があります。シルバーなどのハイライトを入れて透明感を出すとさらに素敵になるでしょう。

ベージュ

ベージュのインナーカラーは肌の色と近く、普段はあまり目立たないのでロングヘアに広めに入れても違和感がありません。ベージュのインナーカラーが入ったロングヘアを結い上げたり、ウエーブをつけて躍らせたりすると、上品でゴージャスな雰囲気をつくれます。

イエロー・オレンジ

茶髪の人には、イエローやオレンジのインナーカラーがよく馴染みます。イエローやオレンジは健康的でジューシーな印象になり、顔のまわりを明るくしてくれる効果があるのです。

ショートの毛先にオレンジのインナーカラーを入れることで、かわいく元気いっぱいの雰囲気をつくれるでしょう。

インナーカラーを長持ちさせるためにはどうすればいい?

せっかくインナーカラーを入れても、すぐに色落ちしてしまっては残念な気持ちになりますよね。そこで、インナーカラーを長持ちさせるにはどうしたらよいかを紹介します。

髪へのダメージをできるだけ避ける

ダメージは色落ちの原因となるため、洗浄力の弱いシャンプーを使ったり、帽子や日傘などの紫外線ケアをしたりして、髪へのダメージを極力避けましょう。

高い温度のお湯も色落ちの原因になるので、シャンプー後はぬるめのお湯で流してください。タオルでゴシゴシと髪を拭くのも、髪にダメージを与えてしまうためNGです。

数日に1回カラーシャンプーを使って退色のスピードを落とす

カラーシャンプーは黄ばみをおさえるほか、インナーカラーの色に合うものだと、きれいな色をキープすることにもつながります。しかし毎日使うと傷みの原因になるため、3日に1回くらいのペースで使用して、退色のスピードを抑えましょう。

ヘアケアを欠かさない

インナーカラーを長持ちさせるには、低刺激シャンプーやトリートメント・ヘアオイルなどでのヘアケアもマストです。髪を健康に保つことで色落ちをゆるやかにできるので、洗い流さないトリートメントなども活用しましょう。

トリートメントやヘアオイルは、乾燥や紫外線から守ってくれる効果が期待できるものを選ぶのがおすすめです。

インナーカラーはさまざまな人が楽しめる!

インナーカラーは、髪の内側だけにカラーを入れるカラーリングです。さまざまな色を入れることができ、髪を耳にかけたときや動いたとき・ヘアアレンジをしたときなどに大きな存在感と個性を発揮します。

通常はブリーチで脱色してから好みのカラーを入れますが、ベースカラーと近い色であれば、ブリーチを使用せずに済むことも。

インナーカラーを入れる範囲や太さも自由に決められるので、イメチェンをしたい人や、髪全体を明るくしたりブリーチによるダメージをできるだけ避けたい人・白髪が気になる人など、さまざまな人におすすめです。

カラーをするときには、ぜひインナーカラーを選択肢に入れてみてくださいね。


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