採用したいのは志が高い人! 「お金」ではなく「感動」を生み出すスタイリストになってほしい【AI TOKYO 執行役員・統括マネジャー 中島翼さん】#4
美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。晴れて採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!
前回に引き続き、所属スタイリストの「やりたい」「なりたい」を尊重し、強力なバックアップが強みのサロン「AI TOKYO(アイトーキョー)」にて、執行役員・統括マネジャー であり、「AI TOKYO S」スタイリストの中島翼さんにお話をお聞きします。
最終回となる今回は、採用の総まとめ! AI TOKYOで実現できることや最も採用したい人材の特徴、学生時代に取り組んでおいてほしいことについて詳しくお聞きします。
お話を伺ったのは…
AI TOKYO 執行役員・統括マネジャー
AI TOKYO S スタイリスト 中島翼さん
都内にある有名サロンで5年間勤務後、3年前に仲間と一緒にAI TOKYOを設立。店長を経て、1年半前にAI TOKYO 執行役員・統括マネジャーに任命されたと同時に採用担当の責任者に。傍ら、再現性の高いヘアスタイルづくりが話題のプレイヤーとしても活躍している。
AI TOKYOの自由度は業界随一! サロンを盛り上げるキーは信頼できる人
――改めて採用担当者から見た、「AI TOKYOならでは」の特徴は?
どのサロンよりもスピード感はあると思います。早期採用募集に関しては、在学中にカリキュラムが受けられ、卒業後にはすぐにデビューできますし、入社後も20代のうちに店長を任される人もいます。自分の目標があって、いち早くその位置に辿り着きたい人にとって最適な環境と言えるのかなと。僕の時代で20代と言えば、まだアシスタントでしたからね(笑)。
ほかにも、自由度が高いところも魅力だと思います。AI TOKYOは、一人一人の「なりたい」「取り組みたい」を全力で応援しています。例えば、海外で活躍を目指すスタッフがいて長期休暇を許可したり、スタイリスト自身が考案したプロデュース商品への出資やサポートをしたり。今の人たちに選ばれるサロンになるためには、それぞれが取り組みたいことに柔軟に対応できることが必要だと思うんです。前例がない場合でも話を聞き、それぞれのスタッフが描く夢を叶えられたら嬉しいです。
――サロンワークでは他者評価を重要視していました。
そういった人たちを採用した結果は?
やはり、周りの人がみんなついていっている印象があります。人の意見を受け入れられる人は信頼できますから。サロンを一つにまとめるためには、他人を納得させる力が必要になります。そうしたときに信頼が厚いと一層頼れますし、フラットにものごとを見られるというのはどのサロンに行っても重宝されるのではないでしょうか。
将来のビジョンがあり、前向きに進める人は採用率アップの傾向
――採用を決める最大のポイントをお聞かせください。
#1では、自分の叶えたい夢や挑戦したいことが明確にある人を挙げていました。
個人で明確なビジョンがあるとこちらもサポートしやすいですし、何より意欲が感じられますからね。
もう一つ重要視しているのは、やる気の部分。誰よりも早くデビューしたいとか、個人の技術を確立させたいとか、志が高くて意欲があると望ましいです。これは新卒も中途もどちらにも求めていることで、長期的な目標が立てられているかは大きな判断材料になります。
――該当する方を採用してみて、サロンに与えた良い影響は?
何年か働いていると、環境に甘えがちになってしまう人もいて。そういう状態のときにやる気のある新卒の子が1人サロンにいるだけで全員の士気が上がるというか…新しい風が吹いた印象を受けました。1人のやる気のあとに、みんな続いていくような構図が理想なんです。
――反対に、ミスマッチだと感じた人の特徴は?
やる気もカリスマ性もあるけれど、どうしても集団行動が苦手な人。ウリにできる技術や確立できるポイントがあれば、1人で活動した方がうまくいく人もいると思います。
学生時代は仲間と遊ぶこと! 入社後は「感動」を引き出すスタイリストを目指して
――では、学生のうちに経験しておくべきことを教えてください。
社会人になると自由が利きません。学生のうちに仲間といろいろな場所に行って、遊んでください。思い出にもなるし、縁がつながることもあります。実際に僕は今、学生の頃の友人と一緒にサロンを経営しています。学生のうちに築いた絆や縁がのちに活かされてくるものだと思っています。
あとは、SNSを活用しておくことでしょうか。AI TOKYOはSNSへの感度が高いので、履歴書でアピールしていれば、詳しく聞くようにしています。どんな投稿をしていて、どのくらいの人から注目を集めているのか、など。SNSをしていると、自己プロデュースが分かっている人が多いため、学生のうちに取り組んでいる人はデビューしてからの初速が早いですね。新卒でSNSに力を入れていることはかなり有利に働くと感じます。
――入社時に期待していることは?
これから受けていただく学生の方も入社した人も、お金よりも感動を追ってほしいですね。お客様の満足度によって、感動は生み出されます。お金を一生懸命に追うよりも、感動を追うことで、お金がついてくると思うんです。
感動を超える価値が提供できるスタイリストを目指したい人は、ぜひAI TOKYOを受けに来てください。