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学び・キャリア 2020-08-01

武器は圧倒的なベース技術の高さ!『SHE DAIKANYAMA』のサロン作りに迫る

17年前にオープンした、代官山の美容室『SHE DAIKANYAMA』。20~50代以上まで、幅広い年代から支持を集めており、「外観の雰囲気が素敵だったので気になって来ました」と、ご近所の方が足を運ぶことも多いそうです。そんな『SHE DAIKANYAMA』が安定した成果を上げている背景には、ベースのスキルを磨き続けるストイックな姿勢と、立地に合った内装を作る空間のこだわりがありました。

今回は、店長の菊地真理恵さんにインタビュー。前編では、ファンをつかむサロン作りの極意に迫ります。

何よりも、土台の技術を大切に

————まず、『SHE DAIKANYAMA』のウリを教えてください。

「ウリは大きく2つあり、1つ目は技術力です。とくにベースのスキルを大切にしていて、私が入社時にもっとも感じたのも『土台のベースカットを本当に大切にするお店だな』ということでした。高い技術力の理由は、勉強会などを通してサロン全体でスキルを共有しているからです。

サロンには、私をはじめ美容師歴が10年以上を超えるスタッフが大勢おり、スタッフの平均キャリアは10年を超えています。安定した基礎はすでに取得していますが、それでもスタッフ同士で集まりウィッグを使って練習をする。この姿勢が、お客さまからの信頼につながっているのだと思います」

————サロン全体でスタイルの方針は決まっているのでしょうか?

「基礎をしっかり身に付けたら、ショートやメンズなど個人の好きな分野を自由に伸ばしています。特化した技術を持つスタッフと話をしていると、『ベースのスタイルからこういうアレンジを加えているのか』など、学ぶことが多くてありがたいですね。スタッフ同士での技術共有は、サロン全体の力の底上げにつながりますから、なによりも大切だと思っています」

『代官山』ならではの空間作りを

————もうひとつのウリを教えてください。

「もうひとつのウリは、居心地のよい空間です。『代官山』という立地を意識して、少しエッジが効ききながらもシンプルで落ち着いた内装を心掛けています。

ちなみに、代官山の特徴は『流行の発信地』と『丁寧で安心感のある街』という2つの顔を持っていることです。そのため、おしゃれに敏感な方にはハイセンスなサービスのご提供が必要になる一方、街全体の流れはそれほど早くないので、ゆっくりとした空気感もくずしてはいけません。

そこで、店内は白を基調として自然光を生かしたリラックスできる作りになっています。また、所々に飾られたエッジの効いた絵や写真もこだわりのポイントです。写真は、オーナーの古くからのお客さまであるA-CHANさんという有名なカメラマンさんの作品を飾っています。ちなみにホームページのトップ画もA-CHANさんの写真ですね(笑)。

絵は『Fujiyoshi Brothersさん』の作品です。カラフルな色彩と独特なタッチで描かれる迫力のある作品が印象的で、見入っているお客さまがよくいらっしゃいます。季節ごとに新作を飾っていただいており、絵が変わるとサロンの雰囲気にも変化があるので毎回楽しみです(笑)」

————その他にリラックスできる時間を作るための工夫はありますか?

「ドリンクを豊富にご用意しており、現在はホットコーヒー、ホットティー、ほうじ茶、梅昆布茶、アップルティー、アイスコーヒー、アイスティー、麦茶、ココアの9種類を揃えています。

小さなポイントではありますが、『楽しいひと時を過ごしてもうために、できるサービスはすべてしよう!』と思っています」

外部の仕事でサロン全体の技術力を高める

————発信面のこだわりがあれば、教えてください。

「個人アカウントに関してはスタッフそれぞれに任せていますが、サロン公式のインスタグラムはショートとメンズスタイルを前面に打ち出しています。このスタイルを推している理由は、もともと得意なスタイリストが多かったことと、アップした時に評価が高かったからです(笑)。

発信面ではSNSの他に、雑誌などの外部活動にも力を入れています。現在取り組んでいるのは、メーカーさんとの仕事、アパレルブランドのヘアメイク、ヘアカタログなどです。外部の仕事は、サロン内ではキャッチできない新しい刺激を受けることができ、サロン全体のレベルアップにつながるので大切だと思っています。まだ、担当できていない若手もいるので、積極的にチャレンジしてほしいと思っていますね」

ファンをつかむサロン作り極意

トリートメントメニューも好評を得ているという『SHE DAIKANYAMA』。ファンをつかむサロン作りの極意をまとめると、下記の3つでした。

1.ベースのスキルを磨き続ける

2.立地に合った空間を作る

3.積極的に外部の仕事を行い、サロン全体のスキルを上げる

後編では、強い組織作りの秘密に迫ります。

Salon Data

SHE DAIKANYAMA

住所:東京都渋谷区恵比寿西1−33−3 光雲閣103
TEL:03-3780-6877
URL:http://she-daikanyama.com/

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