SNSに頼らない! 独自の集客が自慢のサロン まとめ
美容業界での集客ではInstagram、Twitterでの集客が大切と言われている今、SNS集客に頼らず新規顧客、リピート率アップに成功しているサロンがあります。お客様の心を捉えてやまない独自戦略を持つサロンをまとめてご紹介いたします。
SNSに載せる情報は飽和状態
美容室を探すのにも、お洒落なヘアスタイルを探すのにも便利なSNS。特にInstagramでは画像はもちろん、動画やストーリーズにも掲載でき、さまざまな訴求ができます。しかし、全国の美容室が投稿するため、似たような投稿が並び、現在は飽和状態とも言われています。その中でどのように集客を実現すればよいのでしょうか。
リピート顧客を生む、SNSに頼らない集客とは
Instagramでサロンを探すお客様は情報感度が高いため、すぐにサロンを変えてしまう、定着しないなどの課題が挙げられています。さまざまなサロン情報を仕入れられる分、サロン離れが早いようです。そこで注目されているのが、「SNSに頼らない集客」です。サロン独自のメニュー、接客、強みを活かし、リピートにつなげる方法を注目サロンに伺いました。
grico

数多くの雑誌で特集が組まれ、セミナーを開けば全国から美容師が足を運ぶなど、今もっとも勢いのあるサロンのひとつが『grico』です。アパレル事業の展開をはじめ、他業界とのコラボレーションにも取り組んでおり、美容業界に止まらず幅広い分野で活躍しています。そんな原宿を代表するサロンが厚い支持を集めている陰には、足を使った地道な集客や攻めの姿勢で仕事を掴む発信術がありました。
LORONG

的確なコンセプト設定で人気店に成長した『LORONG』。現在の集客は平均すると1日に6名ほどで、多い時はベテランの技術者でも対応に苦戦するほどの成果を残しています。その成功の陰には、ギャップを作ることでサロンへの興味を高める集客術やコンセプトの共有はしても強要はしない経営方針がありました。今回は、SNSに頼らないサロン作りの極意に迫ります。
meetsHAND

2017年8月に誕生した恵比寿の美容室『meetsHAND』。水色の車が停められた入口を抜け、店内に足を踏み入れるとゆるやかな空気に包まれます。内装は木製の棚をはじめ、白い壁や看板など手作りにこだわり、温もり溢れる空間が広がっています。そんな『meetsHAND』は、地域の方々を中心に大人気。その背景には、多様なサービスの展開や、ゴミ拾い活動をはじめとする地域交流がありました。
Esukyu

2017年に誕生したパーソナル美容師ブランド『Esukyu』。立ち上げた戸村ユースケさんは都内サロンに勤務後、化粧品ブランドフラッグシップのサロンでトップディレクターとして活躍してきた人気美容師です。現在は恵比寿の美容室『MOTHER&CO』と提携し、日々お客さまの理想のスタイルを実現しています。10年以上にわたり戸村さんのもとに通い続けるお客さまも多くいるほど厚い支持を得ている背景には、ターゲットに合わせたエリア選びや刺さるコンセプト設定がありました。
T:Luck

2016年8月17日にオープンした下北沢の美容室『T:Luck』。世界中のビールを販売しているサロンとして、多数のメディアから取材を受けている人気サロンです。お客さまから厚い支持を得ている背景には、ドリンクサービスだけではなく、お客さまの興味を引く逆張りスタイルの経営や2人で小さくスタートするイベント企画術がありました。
ほかのサロンにはない強みを開拓していこう
最も大事にしたいのは、サロンに来られるお客様とのご縁、ご一緒に過ごす時間。SNSでは感じられない、そのサロンだけの喜び、感動、楽しさをサロンで実感させることが大切です。改めて、ご自身のサロンを見つめ直してみてはいかがでしょうか。





