古里オサムさん

古里オサム interview #2:スタッフのプライベートな時間が充実しないと仕事も充実しない

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

サロンをつくること自体がすでにデザインである

古里オサムさん

「僕が、経営するヘアサロン『Of HAIR』を最初に出したのは1987年。それなりの仕事をしたいから、それなりのランクのサロンにしたいし、それなりのお客様を選びたい。そうなると、それなりの内装にするし、それなりの地域に出したいという想いがあって、自由が丘にオープンしたんですね。お店をつくるのは、デザインなんです。場所という土台を選ぶのもデザインの一部だと考えています。

その後、表参道や銀座にもサロンをオープンさせていますが、どこも駅から近くて通いやすいところに出店しています。1号店である自由が丘の本店も駅から30秒くらいで来られます。どんなに仕事がうまくても、お客様は不便なところには来ないので。自分だったら、どんなにおいしいレストランがあっても、時間に余裕がなければそこまでおいしくなくても近場のレストランに行きますからね。その感覚は、お客様も同じだと思っています」

ひとりひとりの才能に気付けばサロンワークでのチーム力は上がる

古里オサムさん

「うちの会社には、部活があるんです。プライベートが充実しないと、仕事も充実しないので。どちらも充実させて、楽しく仕事をしてもらう。スタッフの笑顔もお店のデザインですからね。

部活を通して、コミュニケーションをとることも目的のひとつです。その中で、その人のいいところや意外なところを見つけることもあるんですよ。この後輩、サッカーでこんな動きができるなら、仕事でもできるはず、今はその良さが使えていないだけなんだ、とかね。みんな何かしら才能は持っているので、それに気付いてあげることが大事かもしれないですね。ヘアサロンは個人戦じゃなく、チーム戦。どうやってチームでいい仕事をしていくかが重要なんです」

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

サロンは個々の意見が調和してできるオーケストラ

古里オサムさん

「どのサロンでもミーティングはやっていると思いますが、うちでは、幹部だけではなく、いろんな立場の人がそれぞれミーティングで意見を出せるようにしています。

例えば、ドリンクミーティングというのがあって、各店舗から役職のないスタッフが集まって、お酒を飲みながら、マネージャーや店長の批評をするんです。ドリンクを飲みながらなので、結構ガンガン言いますよ(笑)。もちろん、僕もその中に入って、会社の現状を聞くんです。

店長やマネージャーになると、また違った意見が出てくる。でも、それぞれみんな違う意見だから、いい音になるんだと思っています。サロンや会社はオーケストラのようなものだから、同じ音じゃないほうがいい。そのぶん、自立できていないと自分らしい音=意見は出せないのですが、それがいい具合に重なり合ったとき、とてもいいオーケストラになっているんです」

古里オサム interview #3:目標設定と仕事をしっかりと楽しむことが大切です! >>

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

この記事をシェアする
古里オサムさん

編集部のおすすめ

関連記事

近くの美容師求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄