ヘアオイルの正しい使い方とは?効果的な使用方法やタイミングを紹介

ヘアオイルの使い方がわからず、ただ髪につけているだけという人もいるのではないでしょうか。しかし、せっかくつけるなら、正しく使わないともったいないです。ヘアオイルにはさまざまな役割があるので、効果的に使える方法を知りましょう。

ヘアオイルの基本的な使い方のほか、朝使う場合と夜使う場合の使用方法も紹介します。ぜひ使用時の参考にしていただければ幸いです。

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そもそもヘアオイルの役割って?

ヘアオイルとは、髪に油分を与えてツヤを出したり、まとまりやすくしたりするという役割を果たすアイテムのこと。髪の内部にうるおいを閉じ込めてくれるほか、髪を乾燥や摩擦、熱、紫外線などから保護する働きもあります。

ヘアオイルは、サラッとしたものからトロトロのものまでテクスチャーのタイプもさまざまです。ダメージケア用とスタイリング用で分けられているものもあるので、自分の髪質や期待する効果に応じて選びましょう。

【基本編】ヘアオイルの使い方

ヘアオイルが果たす役割を理解したところで、ここからは、ヘアオイルの基本的な使い方をステップを追って見ていきましょう。

1. シャンプー・トリートメント後にしっかりタオルドライする

まず、いきなり髪にヘアオイルをつけるのではなく、洗い上がりの濡れた髪の水気をタオルで十分に拭き取るところからはじめます。

髪を手で絞って水気を切ってから、タオルに水分を吸わせるような感じでやさしく拭き取りましょう。毛先から水滴が落ちなくなるくらいまで、しっかりと水分を取ることが大切です。

2. 手のひらに適量のヘアオイルを出す

つづいて、手のひらにヘアオイルを乗せます。使用するヘアオイルの量は、プッシュタイプの場合、ショート・ボブで1~2プッシュ、ミディアム・セミロングで2~3プッシュ、ロングで3~4プッシュくらいが目安です。ただし、商品によって異なるので、パッケージなどで確認するとよいでしょう。

オイルが少なすぎると必要な部分に十分行き届かず、多すぎるとベタついてしまうので、適切な量を出すことが大切です。

3. 体温で温めながら両手に広げる

ヘアオイルはもともと伸びやすいものですが、温めることでさらに伸びがよくなります。手の熱でじんわりと温め、よく伸ばしてから広げましょう。温めて広げればつける際にもムラになりにくくなるので、このひと手間が大事です。

4. 毛先から髪の真ん中あたりまでもみ込むようになじませる

十分に伸ばしたら、いよいよ髪の毛につけていきます。つける箇所は、ダメージやパサつきが気になる髪の先端から真ん中くらいまで。髪の表面ばかりでなく、内側にもしっかりもみ込んでなじませましょう。髪の状態などによりますが、ここまでで終わってもOKです。

5. 手ぐしで全体に絡めてから乾かす

手のひらにオイルが残ったら、最後に手ぐしで全体に広げてもかまいません。ただし、根元はベタつきやすいので、なるべく避けたほうがよいでしょう。

しっかりとオイルを行き渡らせたら、あとは髪の毛をドライヤーで乾かせば完了です。先にヘアオイルをつけておくことで、髪の外側のキューティクルが開いている状態で栄養をより行き渡らせられる他、髪をドライヤーの熱から守ってくれる効果が期待できます。

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【朝】ヘアオイルの効果的な使い方

前章では、ヘアオイルの基本的な使い方の手順をお伝えしました。

朝ヘアオイルを使う場合は、正しく使えば1日中サラツヤのヘアスタイルをキープできることも。そこで、効果的に使う方法をマスターしてみましょう。

ブラッシングの前につける

まず、ブラッシングの前にヘアオイルをつける方法があります。

寝起きのバサバサヘアや寝ぐせの髪にいきなりブラシをかけると、摩擦によって枝毛や切れ毛が起こりやすいです。そこで、先にヘアオイルを毛先になじませることにより、表面がなめらかに整い、ブラッシングによる髪の毛の絡まりや摩擦を抑えられるでしょう。

髪とブラシがこすれることによって起きる静電気も抑えられ、髪へのダメージが少なくなります。

コテやアイロンの前につける

コテやアイロンは熱によって髪を巻いたり伸ばしたりするため、髪の水分が奪われてしまいます。そこで、ヘアオイルが活躍してくれるでしょう。

熱ダメージを抑えてくれるヘアオイルをコテやアイロンを使う前につけ、ダメージを抑える方法がおすすめです。

スタイリングの仕上げに使う

ヘアセットが終わってから、スタイリング用のヘアオイルを使用する方法もあります。ウェットヘアや束感のある髪型に仕上げたいときにも活躍してくれるでしょう。ヘアオイルにバームを混ぜて使うと、スプレーやワックスで固める場合に比べて、ナチュラルに仕上がりになります。

日焼け止め効果のあるものを使用すると、日中の紫外線から髪を守ることもできます。

【夜】ヘアオイルの効果的な使い方

すこやかな髪を目指すためには、夜のヘアケアも重要。そこで、夜ヘアオイルを使うときの効果的な使い方をチェックしましょう。

シャンプーの前になじませる

シャンプーのときにはどうしても摩擦が起きます。摩擦は髪のダメージの原因になるので、摩擦予防のため、シャンプーをする前にヘアオイルをつけるのがおすすめです。髪全体にしっかりもみ込んでおきましょう。

トリートメント剤に混ぜて使う

シャンプー後にトリートメントを使う人は多いことでしょう。そこで、手に取ったトリートメントに、ヘアオイルを数滴垂らして混ぜる方法もおすすめです。トリートメントとヘアオイルの相乗効果が期待できます。

トリートメントの栄養分をヘアオイルがコーティングしてくれ、保湿力もアップ。自宅ヘアエステのようなケアをおこなえて、うるおいたっぷりのツヤ髪を目指せるでしょう。

ドライヤーの前につける

シャンプー&タオルドライ後、ドライヤーで髪を乾かす前にヘアオイルをつけるのもおすすめ。油分で髪をコーティングし、ドライヤーの熱ダメージから守ります。しなやかでまとまりやすいツヤ髪に導いてくれるでしょう。

オイルヘッドスパとして頭皮からケアする

シャンプー時ではなく、頭皮や髪が乾いているときにヘアオイルを使う方法も。髪にたっぷりヘアオイルをつけ、頭皮にもなじませましょう。指の腹を使って、頭皮をほぐしつつ毛穴汚れをもみ出すような感じで頭全体をマッサージします。

あとは蒸しタオルを巻いて15~30分程度放置し、きれいに洗い流せばOK。頭についた汚れや余分な皮脂がすっきり落ち、さっぱりとリフレッシュできるでしょう。

ただし、頭皮ケアに向いていないものもあるため、事前の確認は必要です。

就寝前のケアに使う

寝ている間の髪は、どうしても枕や布団と擦れて摩擦が起きやすくなります。そこで、寝る前に髪にヘアオイルをつけておくことで、摩擦によるダメージを軽減できるうえ、髪の水分も蒸発しにくいです。寝ぐせの予防にもなるので、ぜひお試しください。

ヘアオイルの効果が高まる使い方を実践しよう

ヘアオイルはただつければいいのではなく、せっかくなら効果的な使い方を実践したいもの。基本の使い方としては、シャンプーの後に適量を手に取ってよく伸ばし、毛先を中心になじませるのがセオリーです。

また、朝と夜それぞれのヘアオイルの使用方法も紹介しました。使うタイミングによっても期待できる効果が変わるので、自分に合いそうな方法を見つけて試してみてはいかがでしょうか。

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