ネイルサロンで働きながら資格取得できる?メリットやスクールの選び方も紹介
ネイルの資格を取りたいと考えている人は多いです。そのなかでも、ネイルサロンで働きながら資格取得ができればいいなと思っている人もいるのではないでしょうか。現場の様子も理解したうえで資格を取れれば、スムーズに実践に活かせることでしょう。
では、ネイルサロンに勤務しつつ資格を取ることは可能なのでしょうか。可能であれば、どうやって資格取得を目指せばいいのかも知りたいものです。あわせて、ネイル資格を取るためのスクール選びのポイントや仕事探しの方法も紹介します。
ネイルサロンで働きながら資格取得することは可能?取得方法とは
ネイルサロンで働きながら資格取得を目指すことは可能なのかという点はもちろん、そもそも無資格の人がネイルサロンで働けるのでしょうか。
結論からいうと、無資格でのネイルサロン勤務は可能です。さらに、実際に無資格でサロンで働きながら、勉強して資格を取得する人もいます。
そこで、ネイルサロンで働きつつ資格を取る方法について見ていきましょう。
ネイルスクールに通う
ネイルサロンの勤務時間と重ならないタイミングで、ネイルスクールに通う方法です。たとえば、フリータイム制で自分の好きな時間を選んで通えるスクールや、夜間に授業を受けられるコースなどがあります。
勤務の前後に通う場合は、サロンから近い場所にあると通学しやすいでしょう。
オンライン講座・通信講座で学ぶ
スマホやパソコンでオンライン講座を受けながら学ぶ方法や、通信講座でテキストなどを使って自分のペースで学習を進める方法もあります。近くにスクールがないなどで通学が難しい人や、マイペースで勉強したい人に向いている方法です。
通信講座は、自宅で学習が完結するもののほか、一部スクーリングがあるケースもあるため、講師からの直接指導を受けたい人は利用するとよいでしょう。
独学で勉強する
自分で教材を購入するなどして勉強する方法です。自力で行えて比較的費用も抑えやすいですが、指導者がいないことが懸念点でもあります。
しかし、もし職場の先輩スタッフなどに教えてもらえるのであれば、講師から直接学べないというマイナス面を解消できるでしょう。
ネイルサロンで働きながら資格を取得するメリット
ネイルサロンで仕事をしつつ資格取得を目指すことには、多くのメリットがあります。4つの点をチェックしましょう。
1. プロの技術を間近で見ながら資格取得を目指せる
勤務先のサロンで先輩スタッフの施術や接客のテクニックを間近で見られるので、それだけでも勉強になり、資格取得に役立つでしょう。資格検定では実技試験が課されることも多いですが、サロン従事者であれば自分の目で見て学んだことを合格に活かせます。
また、勉強するなかでわからないことを先輩に教えてもらえる可能性もあるため、大きなアドバンテージといえます。
2. 給料をもらいながら勉強できる
ネイルサロンから給料をもらいながら、資格取得のための学習ができることもメリットです。給料を学費に充てられるため、働いていない状態で勉強する場合に比べて生活面に安心感があります。
3. モチベーションを維持しやすい
ネイルサロンでお客様や他のスタッフと接する日々のなかで資格の勉強をするため、常にネイルと関わっている環境に身を置くことができ、モチベーションを保ちやすいという面もあります。
現場の状況が目に見えるので、自分が実際にネイリストとして施術するときの将来像もイメージしやすいでしょう。
4. 資格に関する業務以外のサロンワークも学べる
ネイルサロンでの仕事は、ネイルの施術だけではありません。まったく現場を知らない人の場合、資格を取ったからといって、サロンの仕事を全部知った気になるのは尚早です。
しかし、ネイルサロンで働きながら資格を取る人であれば、ただ資格取得のために勉強するだけの場合と比べて実際の現場の様子がわかるとともに、サロンワークをトータルで学べることが大きなメリットです。
働きながらの資格取得に適したネイルスクールの選び方
次に、ネイルサロンで働きながらネイルスクールに通う場合の、スクール選びのポイントをお伝えします。
通いやすい場所にあるか
通学する場合、自宅や職場のネイルサロンから近いところや交通アクセスのよい場所にあるスクールがおすすめです。
主要都市部では、交通の便がよい駅から徒歩で通えるようなスクールもあります。車で通いたいなら、スクールや近隣に駐車場があるかどうかを確認しておくとよいでしょう。
時間帯に融通が利くか
仕事をしながらスクールで勉強するには、開講されている時間も重要。前述したフリータイム制のスクールや終業後の夜間に通えるようなスクールだと、休みの日や勤務時間外に学べるため便利です。
合格率が高いか
合格率を開示しているスクールもあり、高い合格率のところでは資格取得のための対策に力を入れているので効率的に学べる可能性が高いでしょう。また、合格保証があるスクールの場合、仮に試験に落ちても合格するまでサポートしてもらえるため安心です。
スチューデントサロンのような研修制度があるか
「スチューデントサロン」とは、スクール生が実際のサロンと同様にサロンワークを行う実習施設のこと。開店準備から受付・接客・施術・閉店作業まで、一日のサロンの仕事を実践的に学べます。
ネイルサロンで働くのとダブルで勉強になるので、気になる人は研修制度の有無や内容も確認しておきましょう。
働きながら資格取得を目指したい人が仕事を探すときに役立つサービス
働きながら資格を取得したい人が就職先のネイルサロンを探すには、どうすればいいのでしょうか。利用できるサービスの例を見てみましょう。
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就職・転職エージェント
求職者の仕事探しをサポートしてくれる、就職・転職エージェントを利用する方法です。エージェントでは、求職者に対してヒアリングを行い、求人紹介や選考対策、アドバイスなど、就職活動を幅広く支援してくれます。
求人サイト
多数の求人情報が掲載されているポータルサイトを利用する方法です。自分の希望条件を設定し、適した仕事を検索して応募できます。手の空いた時間に手軽に使えることがメリット。
ネイルサロン探しには、美容・ヘルスケア業界に特化した求人サイト「リジョブ」がおすすめです。
ネイルサロン応募時のポイント
就職したいネイルサロンが見つかったら、求人元の指定の方法で応募します。採用選考では履歴書の提出と面接が必要なことが多いため、それぞれのポイントを頭に入れましょう。
履歴書のポイント
履歴書にはさまざまなルールがあり、ルールを守れていないと応募先のサロンにマイナスの印象を与えてしまい、不利になりかねません。
書き方として、求人元から指定がなければパソコン入力でもOKです。手書きする場合は、誤字脱字やミスのないように丁寧な文字で書くことが重要。書き終わったら、自分が採用担当者になったつもりで客観的に見直しをしましょう。
なお、手書きの際は鉛筆ではなく黒のボールペンなどで記入し、間違ったら修正ペンや訂正線を使わず別の紙に新しく書き直します。年号や資格名などは、省略表現を使わず正式名称で記入することもマナーです。
ほかにも、志望動機の項目は重視されやすいため、その企業に応募した理由や入社への意欲などを伝えて存分にアピールしてください。
履歴書の書き方がよくないと、書類選考で落とされてしまう可能性もあります。少しでも好印象を与えられるよう、最後まで気を抜かずに作成しましょう。
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面接のポイント
面接では、自己紹介・その企業を志望した理由・過去の経歴など、よく聞かれる質問があります。本番では緊張してしまうこともあるので、質問された際にスムーズに答えられるよう、念入りに対策しておくことが大切です。
面接時の服装は、黒や紺などのベーシックカラーのスーツや、私服可の場合はオフィスカジュアルのような上品な装いにしましょう。
髪型は清潔感を意識してきれいにまとめ、ノーメイクではなく血色よく明るい印象を与えるために必要な範囲でメイクし、ネイルは応募先のイメージに合わせて整えるとよいでしょう。
面接会場では、受け答えの内容や身だしなみはもちろん、姿勢・表情・話し方なども面接官から見られていることを意識して臨んでください。
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ネイルサロンで働きながら資格取得して一人前のネイリストを目指そう
ネイルサロンで働くかたわらで資格を取得することは、十分可能です。勤務外の時間や仕事が休みの日に通いやすいスクールを選ぶほか、オンラインや通信で学ぶ方法もあります。
職場で給料をもらえるうえ、ネイル以外のサロンワークも身につけながら勉強できるので、メリットだらけの資格取得方法です。恵まれた環境のなか、知識や技術をしっかり吸収して自分のものにしましょう。
働きながら資格取得を目指せるネイルサロンを探すなら、ぜひリジョブを利用してみてください。無資格未経験でも応募できるサロンが多数掲載されており、検索条件もこまかく絞れるので、きっと自分にぴったりの職場が見つかります。