鮮やか色合わせでおしゃれセッティング・注目!キッチングッズ #3
忙しい毎日ですが、“元気とキレイ”のために、ご飯はおいしく、楽しく食べたいものですね。そこで、いつものご飯がよりおいしくなる調理器具や器を紹介します。
毎日のご飯に活用するのはもちろん、サロンでのちょっとしたおもてなしにもピッタリなキッチングッズです。
#3は、色つきの器を使ったアイデアを、食コーディネーターの江里柚希さんに教えてもらいました。
レッドの器で華やかなテーブルに
なかなか使いこなすことが難しいと思われるレッドの器を、思い切ってメインにコーディネートしてみました。
「どんな食材をのせても、意外に違和感がないんです。とくにグリーンが映えるので、グリーンの野菜を加えるとより華やかに見えます。野菜がいっぱい食べられるから、一石二鳥です。さらに、木製のボウルを組み合わせて、抜け感を演出しました。#1でご紹介した、スキレットを合わせてもいいですね」と江里さん。
「赤は元気が出る色なので、ランチパーティにおすすめ。おしゃべりが弾むはずです。外に出して、ガーデンパーティにしてもいいですね」
長方形の器をトレーのように使い、サンドイッチとカップを組み合わせました。まず初めは、こんなコーディネートから楽しんでみても。
「これから頑張るぞ〜と張り切る朝食や昼食に、いかがですか。どうしても元気のでないときは、逆に器の力で元気をもらってもいいですね。あえて、レッドの器を使ってみましょう。きっと元気が出るはずです」
サロンの休憩タイムは、和菓子とほうじ茶でホッとひと息。楕円形の器をトレー代わりに使うこんな方法もオススメです。
「カップはあえてアイボリーをセレクト。それだけでも、元気 + ホッとくつろげるイメージになりますね。気分に合わせて、色をセレクトしましょう」
ライトブルー(青磁)の器で大人っぽいテーブルに
ブルーの器は食べ物がおいしくなさそうに見せると、敬遠されがちですが、こんな上品な色ならそんな心配はありません。
「すっきりと大人っぽい雰囲気になりますね。今回は中華料理を盛りつけましたが、女子会にぴったりのおしゃれな食卓になりました。ランチはもちろん、夜の食事会にもいいですね」。
レッドの器と同様に、木製のボウルを組み合わせました。また、食卓に出しても違和感がないおしゃれな赤い鋳物の鍋もアクセントにしました。
休日の1人のランチのとき、麺と小さなおかずはどうですか。長方形の器をトレー代わりにして、小どんぶりを組み合わせました。
「残業から帰ってきて、少しだけ何か食べたいときにもおすすめです。ライトブルー(青磁)は気持ちを落ち着かせるので、気分をリセットするのにも役に立ちそうです」
同じく長方形の器を使った、サンドイッチの盛りつけアイデアです。レッドの器でも同様に盛りましたが、こちらは落ち着いた雰囲気です。
「仕事でイライラしたとき、こんなランチを食べたら、気持ちがクールダウンできそうですね。カップをアイボリーにするとナチュラルな雰囲気になり、より和めそうですね」。
サロンの休憩タイムに、杏仁豆腐にフルーツを添えたデザートを。
「市販のデザートですが、器に盛ってフルーツを添えると、おしゃれなカフェメニューになりました。もちろん忙しいときは難しいと思いますが、少し余裕のある日におすすめです。自分にとっても、働くスタッフにとっても、こんなスイーツでひと休みできたら、そのあとの仕事も頑張れそうですね」
お客さまへのおもてなしのアイデアの参考になりそうです。
撮影/難波雄史
料理/石川みゆき
取材・文/大橋史子(ペンギン企画室)
Information
こちらの器は、華山窯という皇室御用達の有田焼名窯で作られています。華山窯は、1796年(寛政8年)初代華山萬右衛門が、鍋島藩の藩窯として開窯して以来200有余年の歴史と伝統を受け継いでいます。有田焼の創業400年の節目となる2016年、グッドプラスとのコラボレーションで、有田焼ならではの、伝統の様式美にモダンテイストを融合した新しいスタイルの器、「ARITA」シリーズが誕生しました。
詳細は、以下のホームページをご覧の上、お問い合わせください。問い合わせ先
グッドフェイス tel048-290-5535(10:00〜17:00)
休 土・日・祝日・年末年始
http://www.goodplus.co
Profile
江里柚希さん
食コーディネーター。栄養士の資格を持ち、雑誌や本の編集に関わっている。
ブログ「おしゃべりな食卓」
http://talking-table.blogspot.jp
江里さんが関わった、中村江里子さんの本が好評発売中です。
パリ在住の中村江里子さんのデイリー・スタイルを紹介する『Saison d’Eriko』。vol.05には、中村さんのプライベート、最新のファッション、美容、料理、旅などの情報が紹介されているので、こちらもぜひご覧ください。
『Saison d’Eriko』vol.05 ¥1188/扶桑社
石川みゆきさん
イタリア料理家、トスカーナナビゲーター&イタリアコーディネーター、チョコレートソムリエ、栄養士。
鎌倉坂ノ下でイタリア料理教室「Buon Piatto」主宰。現在は、イタリアでの滞在経験、人脈を生かし、雑誌・テレビなどでの料理制作、料理&イタリア関連の執筆、イタリア、特にトスカーナ州の食・文化・旅のアドバイス、企業、または飲食店などのレシピ提供&コンサルティング、旅行会社との企画、体に良い食事のアドバイス、セミナーや講習会なども広く展開中。
ブログ「A TOVOLA IN TOSCANA」
http://ameblo.jp/acquamiyu/
イタリア料理家石川みゆきと行く!「美食旅」
http://www.etour.co.jp/cmp/italia/?utm_source=ishikawa&utm_medium=italy2017
大人気のスキレットでらくちんレシピ・注目キッチングッズ #1>>