まつ毛カールの3つの方法! まつげパーマ・エクステ・ビューラーについて解説します
目もとのメイクにより顔の印象が大きく変わることがありますが、まつ毛をカールするだけでも目を大きく見せ、明るい雰囲気を作ることができるでしょう。まつ毛をカールさせる方法にはビューラーの他に、まつ毛パーマやマツエクという方法が有名ですよね。
せっかく施術したまつ毛パーマやマツエクですから、正しいケアをおこなってきれいなカールを維持していただきたいものです。一方、ビューラーは自分でもできる方法ですので、お客様からビューラーでカールさせる時のコツやポイントを聞かれることもよくあります。
この記事ではまつげパーマ・エクステ・ビューラーを用いたまつ毛カールの方法や、施術後に長持ちさせるためのケア方法などをまとめてみましたので、お客様へのアドバイスとして提案してみてください。
まつ毛カールの3つの方法!
まつ毛カールの方法には「まつ毛パーマ」「マツエク」「ビューラー」の3つがあります。それぞれの施術方法やメリット・デメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
①まつ毛パーマ
まつ毛パーマは、自分のまつ毛をパーマでカールさせる施術です。サロンによって手法や使用するパーマ液などが異なります。
きちんとケアをしていればビューラーを使用しなくてもまつ毛がカールしている状態を保つことが可能です。毎日ビューラーで強制的にまつ毛をカールさせる方法に比べて、まつ毛へのストレスも少なくなるでしょう。
施術方法|まつ毛パーマでカールを作るには?
一般的なサロンでのまつ毛パーマの手順は、以下のような流れになります。
1.まつ毛をカールさせるためのロットを、1本ずつまつ毛に貼りつけるように当てていく
2.ロットを当てたまつ毛にパーマ液をつける
3.パーマ液がついた状態でしばらく時間を置く
4.パーマ液を落として、まつ毛のアフターケアをおこなう
カールした状態が取れてしまう状態になるまでの期間は、平均1カ月から1カ月半ほどです。まつ毛が生え変わる周期やまつ毛の状態などによって、カールが持続する期間には個人差があります。
まつげパーマのメリット・デメリットは?
まつ毛パーマのメリットは3つあります。
・自分のまつ毛を直接カールできる
・カールした状態を1カ月ほど維持でき、メイク時間を短縮できる
・サロンでの施術時間が短く、料金が安い
・施術後に使用するクレンジングの種類を選ばない
カールさせた状態のまつげを1カ月以上維持できるメリットのあるまつ毛パーマですが、次のようなデメリットも存在しています。
・自分のまつ毛以上の長さやボリュームを出すことができず、長期間の維持が難しい
・まつ毛の生え変わり周期があるため、パーマがかかっていないまつ毛が混在することがある
・次の施術まで1カ月は間を空けなければならない
・美容師免許を持っていないと施術できない
②マツエク
マツエク(まつ毛エクステ)とは、人工まつ毛を着ける施術方法です。グルーと呼ばれるまつ毛専門の接着剤で、自分のまつ毛1本に人工のまつ毛を1本つけていきます。1本のまつ毛の長さが長くなり、先端が2本になっている人工まつ毛をつければ、まつ毛の本数が増えてボリュームアップするでしょう。
まつ毛がまとまっているつけまつ毛とは違い、マツエクは1本ずつ着けていくので、つけまつ毛よりも自然に見せることが可能です。
施術方法|マツエクでカールを作るには?
マツエクではカールのかかった人工まつ毛を使用して施術をしますが、サロンごとにカールの名称や度合いに違いがあり、大きく分けると4種類のカールがあります。
・Jカール:ストレートに近いカール
・Cカール:Jカールよりも強めだが、エクステを強調しない
・SCカール:ビューラーを使ったかのような、しっかりとしたカール
・Dカール:SCカールよりも強く半円状になっている
強くカールさせたい場合は、SCカールやDカールのマツエクがおすすめです。目頭から目じりまで同じカールのものを使用するよりも、マツエクをつけるポイントによってカールを変えることで、自然なまつ毛に見せやすくなるでしょう。
マツエクのメリット・デメリットは?
マツエクで得られるメリットには、次のようなものがあります。
・アイメイクの時間を短縮できるだけでなく、ノーメイクでも目もとが華やかになる
・人口まつ毛の長さやカールのパターンが多いので、理想の目もとを作りやすい
・汗や水に強いので、汗をかきやすい夏場やプールなどでもメイクを気にする必要がない
グルーを使用することとなるマツエクには、以下のようなデメリットもあります。
・グルーで目やまぶたなどに炎症や腫れが起きることがある
・まつ毛の生え変わる周期によって早く取れることもあり、2~3週間ごとにリペアの必要がある
・自分のまつ毛の本数が少ない場合は、つけられるマツエクの数も少なくなる
・ 専用のクレンジングやメイク用品を使用しなければならない
③ビューラー
美容アイテムとして必須のビューラーは、ビューラーのゴム部分でまつ毛を挟むことで、カールさせることができます。しっかりとカールさせることができれば、まつ毛の先端が上向きになり、目を大きくぱっちりとした印象に見せられるでしょう。熱を加えてカールさせるビューラー、部分用ビューラーなどの種類も販売されています。
ビューラーのメリット
・種類や製品が豊富で、自分が使いやすいビューラーを選べる
・そのときのメイクに合わせて、まつ毛のカール具合を自分で決められる
・価格が安く、数百円から購入できる
ビューラーのデメリット
・ゴムは消耗品のため、2~3カ月に1度は買い替えなければならない
・ビューラーが目もとのカーブと合わないと、カールさせるのが難しくなる
・使いすぎるとまつ毛が抜ける、あるいは薄くなることがある
ビューラーでカールを作る方法
ビューラーできれいなカールを作るには、ビューラーのフレームをしっかりとまつげの根もとに当てるのがポイントです。アイラインとビューラーの縁が合わず、まぶたを挟んでしまいそうになる場合は、反対側の手でまぶたを軽く持ち上げるようにするといいでしょう。
まつ毛の根もと・中央・毛先と少しずつビューラーを動かしながら、1カ所につき5秒間ほど挟んでいきます。このとき力を入れすぎると、まつ毛が抜けたり、切れてしまったりするので注意しましょう。
ビューラーを選ぶポイントとは?
まつげメイクの必須アイテムであるビューラーは、自分の目の幅はもちろん、目もとのカーブとビューラーのカーブがぴったりと合うものを選ぶようにしましょう。
日本人女性の目の大きさは縦が10ミリ、横が30ミリが平均だといわれています。ビューラーの幅はメーカーによって異なりますが、33~39ミリのものが一般的です。目の丸みを示す「R」は18~22Rまであり、数字が大きくなるほどカーブがゆるくなります。日本人女性に合うといわれているのは、20R前後のビューラーです。
また、ビューラーの開き具合もポイントで、開きの幅が狭いビューラーだとまつ毛が掴みにくくなってしまうので、開きの幅が大きいものを選ぶようにしましょう。
お客さまにアドバイスするなら|まつ毛カールのもちをよくするおすすめの方法
ビューラーやマツエクなどできれいなカールを作っても、すぐに取れてしまっては意味がないでしょう。ここからは、まつ毛カールの持ちをよくするための方法をご紹介していきます。お客さまに質問されたら、これからご紹介する4点をアドバイスしてみるといいでしょう。
①アイケアで健康なまつ毛を作ろう!
まつ毛へのダメージが大きくなってくると、まつ毛が抜けやすくなったり、薄くなって切れ毛が起きたりしてしまうことがあります。しかし、しっかりとアイケアをすれば、健康なまつ毛を作り、カールを維持しやすくなるでしょう。
マツエクのまま使える美容液を勧める
マツエクなどでダメ―ジを受けたまつ毛は、まつ毛専用の美容液を使用してケアすることがおすすめです。最近ではマツエク中でも、使用可能な美容液が販売されています。美容液に油分が入っているとグルーを劣化させる可能性があるので、マツエク中は油分が入っていない美容液を使用するようにしましょう。
②メイクは下地&カールマスカラで!
カールを長持ちさせるためには、マスカラを使う前にマスカラ下地を使いましょう。そうすることでカールをキープしやすくなり、まつ毛のボリュームアップや保護の効果が期待できます。マスカラ下地は根元に乗せ、毛先に向かって流すように塗っていくといいでしょう。
その上からカールタイプのマスカラを使い、まつ毛を根もとから持ち上げていきます。ナチュラルメイクなら1度塗り、ボリュームアップしたいときは重ね塗りするのがポイントです。
まつ毛パーマにビューラーは禁物
まつ毛パーマをしたあとに、カールがゆるくなってきたと感じてビューラーを使用する方がいますが、実はこれは逆効果です。まつ毛パーマの持ちが悪くなり、カールが崩れてしまう原因となってしまいます。
③目もとをこすらない!
まつ毛をカールさせている間は、目もとをこすらないようにしましょう。まつ毛パーマやビューラーでカールをつけたあとに、すぐ目もとをこすってしまうとカールが崩れやすくなります。マツエクの場合は、目もとをこするとグルーがとれて人工まつ毛が抜けてしまう可能性があるので注意しましょう。
④マツエクはお風呂のときにも注意して!
マツエクで使用するグルーは「高温多湿に弱い」ので、入浴や洗顔には気をつけなければなりません。お湯をかけると固まったグルーが劣化してしまい、剥がれてしまう可能性があります。直接お湯や水をかけなくても、汗をかくと取れやすくなることもあるので気をつけましょう。半身浴や長時間の入浴を避け、入浴中に目もとをいじらないということが長持ちさせるポイントです。
まつ毛カールの方法は3つ!
まつ毛をカールさせる方法には、「まつ毛パーマ」「マツエク」「ビューラー」の3つの方法があります。まつげ美容液でアイケアをして、マスカラ下地を使ってからカールマスカラで仕上げると、カールを長もちさせやすくなるのでおすすめです。
お客様に聞かれた際に提案やアドバイスができるように、それぞれの特徴やメリットを理解してまとめておくことをおすすめします。特に、マツエクやまつ毛パーマは、施術後の洗顔や入浴など日常生活での注意点をお伝えできるようにしておきましょう。
出典元URL:
まつげエクステ専門店 プラスアイ マツエクの基本的なカールの種類と特徴
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