日本一愛されるスペースは!? リラクゼーションコンテストJAPAN 2017
リラクゼーション産業の振興、そして技術者の地位やサービスの向上を目指して開催される『リラクゼーションコンテストJAPAN』。今年で4回目になる本コンテストの決勝戦が、10月27日、山野ホール(東京都渋谷区)にて行われました。そんなコンテストの様子を、モアリジョブ編集部がレポート! 後編では、『スペースの部』についてお届けします。
スペースの部 本選開幕!
愛されるスペース(=店)のNo.1を決定するこちらのコンテストでは、動画やPowerPointを使い、店舗のこれまでの課題と改善策を2~3人一組のチームで発表。問題に対する改善の取り組み、そしてその結果を会場内で共有することによって、業界全体のレベルアップを図ります。
株式会社クレール【美楽園 大江戸温泉物語 仙台コロナの湯店】
若生 かおるさん、伊藤 誠土さん、村上 昴太さん
スタッフのモチベーションや、店舗の売上げが最悪の状態だった頃に比べ、今では指名率や売上げは大幅アップしたこちらのお店。困ったことがあれば私生活でも助け合う、スタッフ同士の温かい関係作りが秘訣のようです。
株式会社ヘルセ【忘我 池袋店】
金子 有花さん、安武 理紗さん、工藤 明日香さん
すべてのお客さまが気持ちよく、安全に過ごせるよう細かな配慮がなされているこちらのお店。スタッフ同士がよいところを手紙で伝え合う機会を作るなど、働く側にもうれしい工夫が盛りだくさん。
株式会社ベル・エポック【ベルエポック オギノリバーシティ山梨中央店】
宮原 美智子さん、大森 愛さん、斉藤 麻美さん
家族のようなチームワークを築き、飲みにケーションで絆を深め、そしてお客さまとともにお店を作る、という意識を大事にされてきたこちらのお店。今では街の方々に深く愛されるスペースとなっているとのことです。
株式会社リバース東京【ふじやま温泉】
渡辺 英樹さん、岩田 久美さん、三浦 優さん
いっときは雰囲気が悪く、窮屈な職場だったらしいこちらのお店。売上げも利用客も落ち込んだことから一念発起、さまざまな工夫を行い、今ではお客さまから明るくていいお店だね、と言われるまでになったそう。
株式会社ジョイハンズ【まりっしゅ&birth 各務原店】
角谷 郁さん、内木 由さん、佐藤 美菜さん
新人スタッフが安心して働ける環境を徹底的に作り、スペースが入っている施設の方と連携を取ることに注力したこちらのお店。今ではお客さまと施設の方々から愛され、信頼されるスペースとなったとか。
株式会社ボディワーク【バダンバルー ステラプレイス店】
河合 優希さん、五十嵐 真奈美さん、中村 美祐さん
7人中5人が新人という状態からのスタートだったこちらのお店。一時期は閉店間際まで追い込まれたそうですが、お客さまの居心地がよい環境、そしてスタッフが意見を言いやすい雰囲気作りに専念したことで、すべてが好転したそうです。
株式会社ボディワーク【ラフィネ 広島パルコ店】
渡邉 千壽さん、丸山 あゆみさん、石本 真知子さん
あまりの売上げの悪さから、スペースが所属していた施設に撤退を促されたこともあったというこちらのお店。コミュニケーション不足という明確な課題があったため、スタッフ同士で話す機会を大幅に増やしたところ、目標の売上げであった300万円を達成したそうです。
株式会社ボディワーク【NEWラフィネ 東京交通会館店】
秋幡 由紀さん、木村 久美子さん、高野 洸斗さん
先輩、後輩の関係性がうまく築けていなかったことが課題だったこちらのお店。そこで、新入社員の特長を分析してまとめた“トリセツ”を作るなどして、1人ひとりにあった指導をはじめたのだとか。今ではスタッフ同士の仲が深まり、さらにはお店全体のパフォーマンスが向上したそうです。
株式会社ボディワーク【ラフィネ イオンモール橿原店】
大森 千里さん、東 美希さん、鎌田 愛子さん
ベテランセラピストの異動に伴い、お店の常連客が大幅に減ってしまったこちらのお店。課題は自信をつけることであったため、工夫次第で短期間でも磨ける“接客力”の向上に注力したそう。結果、過去最高の月間売上げを達成できたそうです。
株式会社メディロム【Re.Ra.Ku トレッサ横浜店】
吉川 賢志さん、丹 美幸さん、宮田 聖さん
技術や接客に対する自信のなさから、仕事にやりがいが感じられずにいたスタッフが多かったこちらのお店。そこで、“愛”をテーマに多角的にテコ入れをしたところ、お客さまやスタッフ同士の関係性が劇的に改善されたそうです。
日本一のスペースの称号はどのお店に?
挫折を味わいながらも、スタッフ同士協力しあいながらお店を成長させていた出場者たち。つらくても諦めず、仕事を心から楽しむことの大切さに改めて気づかされました。
それでは、今回受賞した栄えある3組のチームを受賞コメントと一緒に紹介します。
【グランプリ】Re.Ra.Ku トレッサ横浜店
吉川 賢志さん、丹 美幸さん、宮田 聖さん
「2度目の挑戦だった今回、グランプリがいただけて本当にうれしいです。お客さまのおかげでここまで成長できました。ありがとうございました!」
【準グランプリ】ラフィネ 広島パルコ店
渡邉 千壽さん、丸山 あゆみさん、石本 真知子さん
「いつもお客さまに元気をもらっているので、今回の結果を私たちのサービスを通して還元していきたいですね」
【EPARK賞】忘我 池袋店
金子 有花さん、安武 理紗さん、工藤 明日香さん
「グランプリではなかったので、お店としてノビシロはあると思っています。今後もお客さま1人ひとりと深く向き合い、そのうえでスタッフ全員の能力も底上げしたいですね」
リラクゼーション業界を担うみなさんに期待
本気で課題に向き合い、解決までの筋道を立て、着実に結果を残してきた10組のみなさん。お客さまのため、そしてスタッフのために何事も諦めないその姿勢は、これからのリラクゼーション業界の発展に一役も二役も買ってくれることでしょう。出場者のみなさん、今回は本当にお疲れさまでした!