世界一のセラピスト・川上拓人さんが教える!成功するために一番必要なのはコツを知ってコツコツ実践すること

2019年に開催された世界大会で優勝し、世界一のセラピストとなった川上拓人さん。前編ではYouTubeの運用を本格的に始めてから2年で登録者数15万人を突破した川上さんに、これまで実践してきたことを伺いました。見えてきたのは徹底的な視聴者目線。否定的なコメントほど成長の糧だととらえているそうです。

後編では、世界チャンピオンになるほど高い技術を持ち、これまでスクールを通して多くのセラピストに会ってきた川上さんに、セラピストとして活躍するために必要なことをお聞きします。そのポイントは「コツを知ってコツコツ実践すること」だと川上さん。またお客さまに愛を持ち、考えて行動するセラピストだけが高みに立てると言います。

今回お話を伺ったのは…

川上拓人さん

表参道のアロマサロン「シェリルアンジェリ」代表セラピスト。その高い技術を武器に、フランスパリで開催されたセラピストのマッサージ世界大会 「MEILLEUR SPA PRATICIEN INTERNATIONAL FRANCE 2019(インターナショナル部門)」で優勝した経験を持つ。一般社団法人 日本メンズセラピスト協会、一般社団法人 インターナショナルセラピー協会それぞれで代表理事を務め、スクールも開催。技術面・接客だけでなく、セラピストに必要なマインドについて教えるオンラインスクールTOAは、1年で受講生が400人を越えるほど人気を集めている。YouTube「世界一のセラピストTAKUTOチャンネル」は現在チャンネル登録者数が15万人を突破。メディア出演も多数。
YouTube:世界一のセラピストTAKUTOチャンネル
Instagram:@takuto.kawakami
インターナショナルセラピースクール

コツを学んでコツコツ実践。どちらが欠けても一流のセラピストにはなれない

川上さんのセミナー。毎回多くのセラピストが集まり、熱心に聞き入る

――スクールを通してたくさんのセラピストに会われてきたと思いますが、セラピストとして成功するために必要なことはどんなことでしょうか?

コツを学び、コツコツ実践すること以外に道はありません。成功していない人はこのどちらかが欠けていると思うんです。よくいらっしゃるのが、コツを学んだのに、実践しない人。たとえばイチローからバッティングを学んだとしても、それでイチローのようになれるかと言ったらそうではなくて、コツコツ練習していくしかないと思うんです。うちのスクールに通っている生徒さんのなかでも、すぐに行動、実践にうつし、継続できた人が結果を残し、なりたい自分になれていると思います

――なるほど。セラピストとしての技術力をアップさせるために必要なことはどんなことでしょうか?

ただ動きを追うだけでなく、お客さまにプラスアルファ何か与えられないかなと考えることで技術も上達すると思うんです。たとえばタオルワークひとつとっても、ただタオルの動きを覚えるのではなくて、どう動かせばお客さまが喜ぶかな、安心感を与えられるかなと考えるだけで格段にうまくなります。うちのスクールでは、技術を教えるより前に、マインドの話をさせていただいています。何においても愛が大事ですよと。お客さまに喜んでもらえることを考えられる「視点」を持ったセラピストは強いと思います

できない理由を探すのではなく、できる方法を考える

川上さんが代表を務める表参道のアロマサロン「シェリルアンジェリ」。スタッフとともに技術を磨き、お客さまを迎えている

――コツコツ実践することを継続できない人も、なかにはいらっしゃると思いますが…

なりたい自分をイメージすると、モチベーションがアップし、継続しやすくなるのではないかと思います。あとは継続しやすい環境に身をおくこと。うちのスクールでは、継続しやすい仕組みを作っているんです。たとえば生徒さん同士がオープンチャットでつながり、練習したい人たちが自主的に集まって全国各地で練習会を開いています。ひとりだと練習を続けるのが難しいかもしれませんが、生徒さん同士がつながって仲間になれば、刺激を受け、モチベーションもアップしますし、学びを継続しやすくなるんです。

――時間がなかなか作れないという人も多いかと思います。そういう方にはどのようなアドバイスをしますか?

もちろん事情があって、なかなか時間が作れないという人もいるでしょうし、人によって自由になれる時間は変わると思うのですが、時間を生み出す工夫はできるかなと思っています

僕はよく「そんなに忙しいのに、どうやって勉強しているんですか?」と聞かれるのですが、基本的に僕が勉強するのは、お風呂の時間なんです。体を洗っていても、耳は空いているので、スマホの音量をマックスにしてYouTubeの本の要約チャンネルを流しています。それだけで本を1冊読まなくても本質は捉えることができるのかなと。あとは単純に睡眠時間を削ることも多いですね。時間は作り出すものだと思いますし、できない理由ではなく、できる方法を考えるようにしています

――ちなみに睡眠時間を削ると体に影響がありそうですが、その点はいかがですか?

寝る前にお湯にきちんとつかる、ストレッチをする、ベッドを変えるなど質の良い睡眠を取ることを心がければ、疲れの取れ方は変わると思います。たとえ10時間寝たとしても、質の良い睡眠ができなければ体の疲れは取れないと思うので。量ではなく質で考えるようにしています。

一番必要なことを考え続け、提供する。それが最短で一流をつくる方法

生徒さんがわかりやすいように、声の大きさ、言葉の選び方などを試行錯誤しながら変えているという川上さん。この姿勢に生徒さんからの信頼も厚い

――スクールも盛況のようですね。スクールの運営でこだわっているのはどんなところでしょうか?

生徒さんにとって何がベストか、本当に必要なものは何かを考え、実行するということを何より大切にしてきました

たとえばスクールで使う教材ですが、以前はテキストだけだったんです。実を言うと以前の僕は動画教材には反対でした。セラピストの手技というと手元をうつした動画が多いのですが、手だけを動かしているのではなくて、軸を動かしながら体全体で施術をしているので、動画では技術を学べないと思っていて。

ただ生徒さんの様子を見ているうちに考え方が変わりました。僕の施術を見て覚えようと思ったら、手元も見たいし、体も見たいし、メモもとらなければならず、かならずどこか見逃してしまうところがでてきます。その状態で、実際に施術してみても、なかなか難しいということがわかったんです。そこでやはり動画は不可欠だと考えるようになり、それも1台のカメラではだめなんだと気付きました。現在は3台のカメラで撮影し、見逃しがないように万全の体制で撮影をしています。また対面のスクールもテキストにQRコードを埋め込み、動画を見られるようになりました。繰り返し見られますし、技術の定着が早くなったと思いますね。このように生徒さんにとってベストな選択をするように、いつも心がけています

――今後の目標を教えてください。

大きな目標としては、「世界を癒す」という目標をずっと掲げています。自分の培ってきた技術を生徒さんたちに共有しながら、世界中の人を癒していきたいです。またその大きな目標への過程として、5年後のスクール事業で上場を目指しています。スクールの目的は生徒さんたちの成功以外にありませんので、生徒さんたちがどうやったら最短で一流になれるか、ここに行ってよかった、学べてよかった、と思えるかを常に考えながら、上場を目指していきたいと思っています
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川上拓人さんが考える、セラピストとして成功するための3つの極意

川上拓人さんが考える、セラピストとして成功するための極意を伺うと、以下の3つでした。

1.コツを学んで、コツコツ実践する

2.愛を持って、お客さまに喜んでもらえることを考える

3.できないと理由を探すのではなく、できる方法を考える

セラピストとして、講師として、YouTuberとして。さまざまなことにストイックに取り組みながらも、それを全力で楽しむ姿が印象的だった川上さん。自分の周りにいる人へ愛を惜しまず接するからこそ、結果につながっているのだと感じました。セラピストとして成功したい方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

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