美容師がモデルになったドラマを見れば「美容師あるある」が分かるって本当?

これから美容師を目指そうとしている人や美容師として働いている人にとって、美容師がモデルとなったドラマは気になるのではないでしょうか。過去にも美容師がモデルとなったドラマが沢山作られてきましたが、そうしたドラマを見ることで美容師に憧れたり、共感する部分を感じたりすることも多いでしょう。美容師として働いている中で悩みを抱えている人は、ドラマの主人公に自分の気持ちを代弁してもらったような気持ちになることもあります。ここでは、そうした美容師がモデルとなった人気のドラマなどをご紹介します。

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美容師がモデルになっているドラマって何?

美容師がモデルとなったドラマの中でも、2000年に放送された「Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜」を思い出す人も多いのではないでしょうか。主演が木村拓哉と常盤貴子というビッグタッグで、放映当時に話題となったドラマです。平均視聴率は32.3%で第26回放送文化基金賞本賞受賞したドラマでもあります。難病に侵され車椅子生活を送るヒロインと、美容師として働く人気のないヒーローとの恋物語が繊細に描かれた作品で、このドラマの影響で当時は美容師志望者が2割増加したといわれています。2007年に放送された「暴れん坊ママ」は、上戸彩と大泉洋が夫婦役で美容室を切り盛りするドラマです。テンポ感とコメディ要素のあるホームドラマで、上戸彩が初めての母役を演じたことで話題となりました。

2008年に放送された「ラストフレンズ」は美容師のドラマの中でもDVや性同一性障害など、当時社会的にクローズアップされていた題材が盛り込まれた作品でした。主演の長澤まさみが美容師役を務め、恋人役の錦戸亮からDVを受けてしまうという役どころでした。「第57回ドラマアカデミー賞」では、作品賞・助演男優賞(錦戸亮)・助演女優賞(上野樹里)などの6冠を達成した作品です。2013年に放送された「ラストシンデレラ」は主演を篠原涼子が務め、40代目前で仕事に奮闘しながら結婚や出産などの悩みを抱える現代の女子の姿を描いた作品になっています。三浦春馬と藤木直人との三角関係を描き、脇役の大塚寧々や飯島直子とのコミカルなやり取りなども豪華なキャストによって見応えがあるドラマでした。

「あるある」と共感する美容師のドラマの場面

美容師がドラマを見ていて共感する点として挙げられたのは、毛染め剤が目立たない色のモノトーン色の服であり、女性もパンツルックであることなどが挙げられます。日々、お客様の髪をシャンプーとカラーをする美容師の洋服は自前のものであることがほとんどなので、汚れが目立たない色を選びがちになります。また1日中立ち仕事でお客様を接客するという視点から、スカートやノースリーブなどの肌の露出が目立ってしまうような洋服は着ないという女性美容師が数多くいます。また、髪が靴の中に入り込まないよう紐で縛るタイプのブーツなどを着用したり、洋服もカットした髪が付きづらい素材を選びがちになったりします。髪の毛が入り込みやすいニットなどは、勤務中は着ることを避けてしまう美容師も多いようです。美容師をモデルとしたドラマでは、そうした美容師のコーディネートも忠実に再現されており、見ていて共感するという意見が見受けられました。

また、ブローをするときの定番アイテムともいえる「ダッカール」が、ドラマ内でも美容師役の洋服の裾などに付いていたりすると「あるある」と感じるようです。美容師はお客さんがいないタイミングが食事をしたり、休憩する時間に充てられたりするケースもあるので、忙しい店舗では食事を15分ほどで済まさなければならないこともあります。夕食を食べる暇もないまま勤務後の練習やミーティングなどになることもあるので、美容師になると早食いの癖がつくといわれています。美容師をモデルとしたドラマでも、美容師役の人が早食いで食事をしているシーンを見ると共感する美容師も多いようです。

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ドラマの中の美容師の悩みと自分を重ねてみると

美容師は週に1回、平日のみ休みのところがほとんどです。土日が休日の友人と都合が合わず、休みの日も研修会に参加することがあったりするため「友達と遊べない」「友達が減った」と感じる美容師も多くいます。ドラマの中でも、美容師の休日のシーンで友人と遊んだりすることが少ないシーンが見受けられ、美容師が共感することが多いようです。

また、「この後にどこへ行くんですか?」とお客様から聞かれる美容師が多く、仕事で疲れ果て勤務後は直帰するため返答に困ってしまうケースがあります。ジョークを交えながら切り返せる美容師は人気が高いとの意見もあり、そうした些細な美容師の日常の場面もドラマの中では忠実に再現されています。美容師の店舗内のスタッフ間・お客様間との恋愛禁止であることも「美容師あるある」の1つです。職場内での恋愛はトラブルの元となったり、離職率を高めてしまったりする原因となり、お客様間との恋愛で失敗したケースではお客様を失うことにもなり兼ねないからです。長時間労働で休日も少ない美容師にとって、「出会いがない」「結婚できない」という声が数多く聞かれています。特に女性の美容師でも、出産や育児を望む人にとっては出会いがないことは深刻な悩みとなります。そうした婚期を逃しがちな美容師の姿もドラマの中では、リアルに描かれており共感を呼んでいます。そして新人の美容師の悩みとして最も多く挙げられるのは、ひどい手荒れです。

下積みである新人美容師は、1日に何十人もシャンプーをすることがあります。シャンプーをしてもハンドクリームを塗る暇はなく、手の平だけではなく手の甲までぼろぼろになってしまうという意見も数多くありました。そういった美容師の悩みもドラマで忠実に再現されていることが、美容師がモデルのドラマをみて「面白い」と感じる一因のようです。

ドラマを見ることで今の自分を見直すきっかけに

美容師の商売道具ともいえるハサミやシザーケースは、こだわりを持って選ぶ美容師が多くいます。これから美容師になる人にとっては、どのようなハサミを選べばよいのか分からないという声が多く聞かれています。サイズ感は6から6.5を選ばれることが多くあり、ドラマの中で使用されているナルトやハヤシといったハサミの定番ブランドのものは、ハサミ選びをする際の参考になります。ハサミは短い期間で買い替えるものではないので、納得のいく自分の手に合ったハサミが見つかるよう下調べも万全にしたいものです。特に女性美容師は、大きすぎるハサミだと扱いづらいためハサミのサイズにも要注意です。ハサミの切れ味を長持ちさせるためにも、ハサミの定期的なメンテナンスは必ず行うようにしましょう。ハサミを入れるためのシザーケースも様々なブランドからデザインにこだわりのあるものが多く販売されています。仕事中のモチベーションが上がるようなシザーケースを選びましょう。

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