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特集・コラム 2021-10-04

看護師が志望動機で伝えるべき内容とは?|志望動機の例文を紹介

看護師として就職・転職を検討している人で、志望動機の書き方で悩んでいるという人もいるでしょう。志望動機は就活をするうえで、熱意を伝える重要な材料になります。

近年、医療・介護業界の人手不足が続いているため、一般企業やサービス業界と比べて看護師の就職や転職はカンタンというイメージを持たれがちです。しかし、希望する施設や病院への就職ができるかどうかは志望動機の内容や書き方によって大きく変わります。

ここでは、好印象を与えつつ、かつ優先的に選ばれやすい志望動機の内容と書き方について、例文を含めてご説明します。是非参考にしてくださいね。

看護師が志望動機で伝えるべき内容を紹介!

看護師に就職したい方や転職を希望している人が志望動機で伝えるべき内容とは、どのようなものなのでしょうか。ここでは、志望動機で伝えるべき内容をポイントごとに解説していきます。

1. これまでの経験|領域や診療科・業務内容など

転職のための志望動機には、今までの臨床経験に関する内容を入れるようにしましょう。実務経験のある診療科や部署内での役割、院内活動などを伝えることで、あなたが持つ知識や技術、看護観が明確になり、採用担当者に伝わりやすくなります。

新卒の場合|実習で学んだことなど

新卒者の志望動機には、看護学生時代の臨床実習から得た知識や経験を入れましょう。新卒業生向けの採用試験を受けるすべての受験者は、看護師の臨床経験を持っていません。

在学中の実習での患者との関わりやその中でなにを学んだか、それを就職後どう活かしていきたいかなどを伝えましょう。採用担当者は、あなたが目指す看護師像や仕事に対する前向きな姿勢を知ることができます。

2. その施設・病院を志望した理由|理念に共感など

一般企業の営業目標などのように、医療施設も独自の目標や理念を持っています。応募先の看護目標・理念や有名な診療領域、看護体制、教育制度などを志望動機に取り入れてみましょう。

ここで「理念に共感した」というような抽象的な表現をすると、説得力に欠けた志望動機になってしまいます。より強く熱意を伝えるために、どこに魅力を感じ共感したのか、その理由などを具体的に伝えましょう。

事前に応募先の情報をしっかり調べておこう

抽象的で漠然とした志望動機を避けるために、まず施設や病院に関する情報を収集しましょう。これにより、就職先を選択する視点がより明確になり、採用側が求めている人材とあなたの志望動機に一貫性が出てきます。

公式のホームページや求人の募集要項、パンフレットなどを活用して、どのような理念のもとに看護を提供しているのか、どのような医療体制なのか、施設が理想とする理想のビジョンなどを事前に調べておきましょう。

3. 将来のビジョン・どんな働き方をしたいか

就職後の看護師としてのキャリア目標や働き方などを伝えましょう。人材不足が続く医療現場は、即戦力として働ける看護師を求めています。そのため、「就職後に勉強していきます」といった受け身な表現は避けるのが望ましいです。

今までの経験や知識をもとに、就職後スタッフの一員としてどのように活躍し貢献できるか、自分がその施設や病院でなにに挑戦したいかを伝えましょう。

適性など自己PRも忘れずに

看護師に必要な能力は知識や経験だけでなく、体力、判断力、コミュニケーション能力、リーダーシップなど多岐にわたります。また、不規則な勤務体制であるため周囲のサポートも不可欠です。

自己の長所や看護師として働くうえでの強みをPRして、就職後も安心して継続的に看護業務を遂行できるということを伝えましょう。

4. 長く働きたい・貢献したい気持ち

医療現場は慢性的な人材不足に加えて、時間と人員を費やして新人看護師の教育をおこなうため、長期的に働ける人材を求めています。

志望動機の内容は、採用担当者が「受験者が長期間働く意思や適性があるか」「仕事に対する周囲の理解はあるか」などを判断する材料です。就職後の長期目標などを取り入れ、長く働く意思を伝えましょう。

履歴書でも面接でも! 志望動機を伝えるポイントを紹介

看護師に就職や転職する際、履歴書や面接では、どのような心がけをすればよいのでしょうか。ここでは、好印象を与える志望動機のポイントについてご紹介します。

ポジティブな表現を使おう

面接時に、前職の退職理由や短所を聞かれることがあります。これらに対して「同僚との関係が悪かった」「人と話すのが苦手だ」などと返答すると、「就職後も同様な問題を招くかもしれない」というネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。

「質の高い看護を実践するために、良いチームを作りたい」「言葉だけでは表現できない意思表示にも配慮できる」など、ポジティブな表現に切り替えることで好印象を与えられるでしょう。

待遇や条件は伝えないように注意!

「給与やボーナスが高い」「休みが取りやすい」「職員割引がある」など、雇用条件や待遇に関する内容を志望動機に入れるのは控えましょう。これらの内容は「看護師としての実務より利益を優先させる利己的な人」という印象を与えてしまう可能性も。

応募先の施設や病院が導入している看護教育制度や受け持ち性・機能別などの看護方式など、待遇面以外の部分で志願理由を組み立てましょう。

履歴書の書き方をおさらい! 志望動機例文を紹介

ここからは履歴書の基本的な書き方と志望動機の例をご紹介します。就職や転職を希望している人は、ぜひ参考にしてみてください。

履歴書の書き方のポイントを解説!

履歴書は、採用担当者が最初に見る情報源であり、第一印象も左右する重要な書類です。よい印象を残すために、書き方の基本をおさえた履歴書を作成しましょう。

1. 履歴書は手書き? パソコン?

先方から指定がない場合は、手書きでもパソコンで作成しても構いません。ただし、文字の大きさや形式、文字間隔などは統一させて記載しましょう。

2. 手書きの場合|修正テープ・修正液は使わない

手書きで作成する場合には、修正テープや修正液は使用せず、新しく書き直します。鉛筆で下書きをする場合には、必ず清書後に下書きの跡が残っていないか確認しましょう。

3. 応募前の誤字脱字チェックは入念に!

多くの誤字や脱字は「慎重さに欠けている」という印象を与えかねません。何度も見直しをおこない、誤字・脱字を避けましょう。

志望動機の例文を紹介

履歴書を書く際、どのようなことを書けばよいのかわからないとい人もいるでしょう。ここでは、実際に志望動機を考える際に役立つ例文をパターンごとにご紹介します。

新卒・未経験の場合

私が看護師を目指したきっかけは、小学生のときに骨折で入院したことです。自力で動けず、ナースコールを押すことも躊躇していた私に担当の看護師が気づき、介助をしてくれました。このときに「私も患者の気持ちを理解した看護師になる」と決意しました。

さらに私の看護師としての目標を明確にしたのは、看護学校の実習では消化管術後の患者を受け持ち、疼痛評価と薬物療法以外の疼痛緩和ケアを実践したことです。この経験から、看護師として疼痛緩和に貢献したいと思い、疼痛緩和チームをもつ貴院を志望しました。

私は傾聴したり、非言語的な訴えをくみとったりすることが得意です。これらを看護に活かし、緩和ケアチームの一員として貢献できるよう努めたいと思っています。

転職する場合

看護大学を卒業してから10年間、集中治療室で勤務してきました。おもに重症患者の看護や急変時対応を経験し、看護師としての成長とやりがいを感じていました。

一方で、患者の希望より治療を優先させなくてはいけないことも多く、ジレンマを感じることもありました。患者の回復過程に長期的に関わり、ひとりひとりと人間関係を築いていきたいと感じたからです。

そこで、800床以上の回復期病棟を備え、患者中心のチーム看護体制という理念を持つ貴院に応募しました。今までの臨床経験から得た迅速な判断力とリーダーシップを活かし、看護師として活躍していきたいと考えています。

結婚や出産などでブランクがある場合

看護学校を卒業してから、循環器内科で8年間勤務しました。出産のために退職し、3年間、臨床現場から離れて育児と家事に専念してきました。

この度家族の協力もあり、念願だった臨床現場の復帰を決意しました。復帰するにあたり貴院を志望した理由は、中途教育制度が充実していること、育児支援の日勤専従制度があることです。長期的に従事できる環境であると考えました。

3年間で変化した新しい看護を習得しながら、臨床経験と育児で得た洞察力や対人感受性能力を活かして、貴院で尽力していきたいと思っています。

志望動機をしっかり練って自分の熱意をうまく伝えよう!

 

志望動機は採用担当者にあなたの大切にしている看護観を伝えたり、あなたの第一印象を決めたりする重要な役割をもちます。また、志望動機の内容は長ければよいというものではありません。相手に伝わりやすい文章で、伝えたい内容を端的かつ明確にまとめることが重要です。

希望する施設や病院に就職し、プライベートと両立した働き方を実現させるために、ほかの人とは違うあなただけの志望動機を作成してみましょう。

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