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介護・看護・リハビリ 2020-01-15

グループホームにおけるアルバイトとしての働き方について

グループホームでアルバイトとして働く場合は、いったいどのような仕事をしているのかを把握しておくのが良いでしょう。グループホームは通常の特別養護老人ホームや有料老人ホームとは違い、認知症の入居者が利用しているので、ある程度の前提知識と心構えが必要となるのです。そこで今回はグループホームでアルバイトとして働く場合の業務内容についてお伝えします。

入居者の多くが患っている認知症について知っておこう

冒頭でもお伝えしたように、グループホームは主に認知症の入居者が利用しています。たとえアルバイトとしての入社であったとしても、認知症についてある程度理解しておく必要があります。

基本的に認知症を患った人は著しく記憶力が低下するので、介護スタッフとして介護をしたとしても入居者からは顔を覚えてもらえない可能性があります。これは入居者との関係性を大切に考えている人からすれば心理的ダメージが大きいことかもしれません。なぜなら入居者と介護スタッフの個人的なつながりを感じにくくなるからです。

認知症の症状をもつ入居者と関わっていくことは容易なことではありません。時には入居者の対応が難しく、また人間関係が上手くいかず苦労したり、あるいは仕事を通じて虚無感を抱いたりしてしまうこともあるかもしれません。したがって、たとえアルバイトだとしても、グループホームで働くのであれば認知症に関する前提知識を勉強しておくことがある程度必要であるといえます。

日勤だけでなく夜勤もこなさなければならない

アルバイトとしてグループホームで働くとなると、通常は日勤だけでなく夜勤も発生します。当然最初の1ヵ月から1ヵ月半程度は、業務を覚えなければならないこともあり、日勤のみとなる場合がほとんどです。その後大体2ヶ月目から3ヶ月目になると徐々に夜勤を担当することが増えてきます。介護の現場は人手不足であることが多く、状況によっては1人で夜勤対応しなければならないケースも出てくるでしょう。

なので、グループホームで働くのであれば、アルバイトでも責任感や知識が求められます。1人で夜勤をこなしていると、緊急の事態が起きた際に、咄嗟の判断が求められる場合は少なくありません。その時に認知症患者や高齢者の行動パターンなどの介護の基本的な知識がなければ、誤った選択をしてしまいかねないですよね。

例えば飲食店などのアルバイトから介護業界のアルバイトに変わる場合でも、責任感を持つことが大切です。介護の現場では、何か事故が起きた際に責任者の責任とならず、介護者の責任となってしまう場合が少なくありませんので、自分の身を守るためにも、正しい知識や技術が必要となるのです。

午前中の業務は排せつ介助と離床介助がポイント

グループホームでアルバイトとして働くとなると、まず覚えなければならないのは午前中の業務です。特に朝は、入居者の離床介助を行わなければなりません。これは高齢者の身体の骨の折れやすい箇所を理解することだけでなく、体の起こし方の基本的な知識と技術が必要となります。

また朝食の後は排せつ介助があります。これは慣れるまでは、抵抗感がある業務かもしれませんが、毎日対応していると自然と抵抗感がなくなってくるものです。

この2つの介助業務をしっかりと覚えることが、グループホームで働く上で重要なポイントとなります。排泄介助の時も離床介助の時も、入居者とのコミュニケーションが必要となるからです。入居者への声掛け、コミュニケーションの取り方が上手くなれば、入居者の自力も促せるようになるので、介助業務は徐々に楽になってきます。したがってアルバイトとしてグループホームで働くことができたら、まずはこの2つの介助業務をしっかりと覚えていくことが大切なのです。

ここまでグループホームでアルバイトとして働く際の業務内容についてお伝えしましたが、いかがでしたか。有料老人ホームや、介護老人保健施設と違い、認知症の入居者が多いことから、その症状への理解が前提として必要となることをご理解いただけたのではないでしょうか。もしあなたがグループホームで働くことを検討されている場合は、認知症について調べることから、はじめてみてはいかがでしょうか。

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