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ジムインストラクター
学び・キャリア 2019-08-10

ジムインストラクターとはどのような仕事?仕事内容やなるための方法についてお伝えします

近年、スポーツやトレーニングに関する業界がめざましい発展を続けています。

スポーツジムやフィットネスクラブは至る所で見ることができますし、トレーニングマシンや健康器具もネットやテレビ、量販店などで簡単に手に入るようになりました。

運動不足になりやすい現代の生活の中で「健康維持」「ストレス解消」「ダイエット」などの目的で、積極的に運動をする人が急増したことが理由とされています。

実際に近年のスポーツジム(フィットネスクラブ)の会員数合計は348万人以上(経済産業省「特定サービス産業動態統計速報(平成30年12月)より」)と言われ、24時間営業の店舗も珍しくありません。会員制を持たない公営施設の来客も多く、さまざまな施設でスポーツプログラムやレッスンが組まれるようになりました。

その中で、施設で働く「ジムインストラクター」の仕事が大きな注目を集めています。

ジムインストラクターとはどんな仕事?

ジムインストラクター
全国的にスポーツジムが増えると同時に、実施される運動のメニューも多彩になっています。

ランニングマシンなどの器具を利用するものをはじめ、「水泳」「エアロビクス」「ホットヨガ」「ボクササイズ」「ダンス」「格闘技」「ゴルフ」といった種目別のスクールレッスンも数多く展開され、バリエーション豊かになりました。

こうして活性化したスポーツの現場で、ジムインストラクターは多くの人に必要とされ活躍をしています。

ジムインストラクターとは

ジムインストラクターは「お客様の運動の指導をするプロフェッショナル」です。

お客様がジムに通う理由は
・トレーニング(身体能力を高める運動や訓練)
・フィットネス(主に健康のための運動)
・エクササイズ(美容・健康・ストレス解消などを目的とした運動)

と様々ですが、施設で行う運動全般のサポートをしていきます。

お客様の目的に応じた運動方法をレクチャーしていくことを中心に、スクールレッスンの講師として実際に体を動かしたり、お客様の身のまわりの管理をする仕事も担当します。

お客様と運動の楽しさを分かち合えることから、年齢層を問わず人気が高まっています。

ジムインストラクターの仕事内容

ジムインストラクターは幅広い仕事を受け持ちますが、お客様をバックアップする3つの仕事が基本的な軸になります。

➀マシンや器具の使い方の指導

スポーツジムには大小さまざまな専用器具が置かれています。

トレッドミル(屋内でランニングやウォーキングを行うもの)や、フィットネスバイク(自転車型のフィットネス器具)と呼ばれるものがすぐにイメージできるかと思いますが、その他にも目的別にさまざまなマシンが存在します。

特に大きい施設では、その数は計150台以上、30種類前後もあることも。なかには初めて利用するお客様も来店されますし、正しく安全に使うためのレクチャーはとても重要な仕事になります。

運動に慣れてくると負荷を上げる調整やマシンの変更も必要になるため、状況に応じてそのタイミングやレベルもアドバイスもお客様にしていきます。

➁目標達成のためのプログラムの作成

お客様の目的は「毎日のデスクワークによって体力が落ちた」「体重が増えたため美しいボディラインを取り戻したい」などのお悩みから「マラソンの大会でタイムを伸ばしたい」といった課題など、人によって違います。

目的と日ごろの運動量をヒアリングし「達成するためにどんな運動をしたら良いか」を考え、運動のプログラムを作成し、提案をします。

そのためには十分な話し合いが必要で、別のお客様同士が同じプログラムになることもまずありません。

楽しんでモチベーションを高められるメニューにする工夫も必要ですし、定期的にステータス(体重・体脂肪率・筋力など)を測定・数値化し、取り組みの過程で調整していくところは腕の見せどころでもあります。

➂トレーニングのケアとトータルフォロー

トレーニングにおいて、効率よく成果を出すには知っておくべきコツがあるものです。

例えば準備運動では「体を温める軽い運動」と「体を大きく動かし運動能力を高める動的ストレッチ」を行い、トレーニング後には「ゆっくりと筋肉を伸ばし、疲れをとる静的ストレッチ」をすると成果が上がると言われています。

このような予備知識を合わせて指導していくことでお客様にとっても、よいトレーナーになれます。

その他にも事務作業、清掃業務などお客様が運動に集中できる環境作りには全面的にサポートしていきます。

ジムインストラクターをオススメする人

それでは、どういった人がジムインストラクターに向いているのでしょうか。

まず、必ずしも専門的なスポーツ経験が必須という訳ではありません。より重要なのは「人と関わることが好きな人」「ポジティブで爽やかな応対ができる人」が向いていると言えます。

施設にもよりますが、一般的なスポーツジムでは一日に20〜50人以上。ヨガや体操などのスタジオレッスンを受け持つ場合には、ひとクラスで30人以上のお客様と関わる場合もあるでしょう。

また、中にはトレーニングの合間にお話をしたいお客様もいらっしゃいます。汗をかいた後に楽しくお話をすればお互いのモチベーションもアップしますし、お客様に接客や話をすることが好きな人にオススメできる仕事です。

ジムインストラクターになるための方法

ジムインストラクター
ジムインストラクターの仕事には年齢制限がなく、スポーツ経験のなかった人が活躍している施設もあります。

その点で目指しやすい職種ではありますが、下記のポイントを押さえておきましょう。

大学・専門学校で人体に関する知識を身に付ける

お客様の身体に関わる立場となるため、人体や健康の知識があると採用されやすくなるでしょう。手当や救命などに関わる知識ももっておくとよいでしょう。

大学・専門学校の中には、人体や応急処置をあつかう学科もありますのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

スポーツトレーナーに関する資格を取得する

年齢や時間の関係で通学をすることが難しい場合にはスポーツトレーナー(プロ・アマチュアを問わず選手の指導をする)、パーソナルトレーナー(お客様にマンツーマンでトレーニングやフィットネスの指導をする)の資格を取得することができます。

健康管理、コンディショニング、傷害予防などの分野となる「公認アスレティックトレーナー」や「認定アスレチック・トレーナー(JATAC-ATC)」といった資格が有効になります。

ジムインストラクターになる条件のような資格や試験科目はありませんが、専門知識を学ぶことができると同時に、就業への準備・気持ちをアピールすることにも繋がります。

その他には、やはりスポーツの現場では「事故・怪我」が天敵になりますので、応急処置や怪我の回復に関する「柔道整復師(国家資格)」などの医療系の資格があると心強いでしょう。

スポーツ関連施設にアルバイトとして働く

「まずはどんな仕事か見てみたい」「興味があって体験してみたい」といった場合には実際に働いてみるのも一つの手段です。

先輩の仕事をみることは何よりの経験になりますし、汗をかいて動くスポーツの現場は爽快で、今後の活力にもなっていきます。

ジムインストラクターの仕事で活かせる経験

ジムインストラクター
ジムインストラクターで活かせる経験は特別に難しいものではなく、実際の仕事の中で身についていくところもあるので、チャレンジしやすい分野になります。

スポーツ経験やスポーツに関する資格

仕事の性質上、スポーツ経験や関連する資格は特別に活かすことができます。

特に精通したジャンルがあれば、スタジオレッスンで「水泳」「ヨガ」「ダンス」などの教室を担当することができ、インセンティブ報酬(固定給に加えて別途支給される成果報酬)を受け取ることも可能です。

教室の種類も年々増え続けていますし、施設によっては新たなレッスンの展開も提案することができるかもしれません。

また多くの場合、資格を持っていると「資格手当」が加算され、経験に応じてステップアップをしていけるのもジムインストラクターの魅力の一つになります。

接客経験やマナー

ジムインストラクターは「人と人」の仕事です。

たくさんのお客様と対話をし、周りのスタッフとも協力しながら仕事を進めていきます。その中で、明るく明快な接客のできる人はもっとも重宝されるはずです。

飲食店やコンビニエンスストアといった、スポーツとは関係のない業種での接客経験でも十分に活かすことができますね。

ジムインストラクターは目標達成をお手伝いする仕事です

ジムインストラクターの最大の魅力は、なんといってもお客様のすがすがしい笑顔を見れることと、目標を達成した時にはその喜びを共有できることに尽きると思います。

長期的に辛抱強く目標と向き合うこともありますが、難しい内容であればあるほどやりがいも大きく、次に向かっての努力に繋がりますね。

こうした経験をアルバイトや正社員でしっかりと積んだのち、フリーランスとして独立・開業をする人も多く、個人と契約しプライベートレッスンを行ったり、ジムへ出張して一回数万円単位のレッスンを受け持ったりと、より充実した働き方が可能にもなるのです。

自分自身も仕事を通して「健康」「スタイル」「いきいきとした状態」を維持できるのも、スポーツやインストラクターの良いところでしょう。

たくさんのお客様に運動の素晴らしさと、目標を達成する感動を伝えていきましょう。

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