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ホームヘルパー
学び・キャリア 2019-09-02

ホームヘルパーの仕事とは? 業務内容や役割について解説します!キャリアアップを目指すなら?

介護業界で働こうと考えて調べていると、「ホームヘルパー」という職種を目にすることがあるかと思います。この「ホームヘルパー」という職種は、介護施設で働くヘルパーや介護職員とは働く場所や業務内容に違いがあります。、詳しく知っている方はそんなに多くはないでしょう。

今回はその違いを含め、ホームヘルパーの業務や役割、キャリアアップについての内容についても詳しくご紹介したいと思います。

ホームヘルパー(訪問介護員)とは?

俗にいう「ホームヘルパー」は正式には「訪問介護員」のことを指します。ここでは、訪問介護員が実施するホームヘルプ事業についてご紹介していきたいと思います。

介護施設ではなく訪問介護で働く職員

ホームヘルパーは、介護施設ではなく、おもに介護を必要とする人の自宅で仕事をおこないます。なんらかの理由で介護を必要とする人が、安全・安心して在宅での生活を送ることができるよう支援する、重要な役割を担っています。

ヘルパーになるには資格は必要?

ホームヘルパーになるには、資格を取得する必要があるのでしょうか。結論からいうと、特別な国家資格がなくても、指定の条件を満たせば、ホームヘルパーとして働くことができます。

以前はホームへルパーになるために、「訪問介護員養成研修(ヘルパー研修)」や「介護職員基礎研修」などの研修の受講が必要でしたが、それらは終了し、現在は「介護職員初任者研修」および「生活援助従事者研修」の受講の修了が必要です。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、訪問介護事業をおこなう人を対象に、最低限理解しておくべき知識・技術を習得することを目的で実施されています。

研修では、職務の理解をはじめ、老化や認知症・障害に関する理解や生活支援技術に関する内容、身体介助についても学び、実務に役立てられる知識と技術を身に着けます。研修の最後には筆記試験を受けて合格しなければなりません。

生活援助従事者研修

生活援助従事者研修は、2018年に新設された研修です。介護の現場における深刻な労働力不足の改善と人員確保、同時に生活援助に従事する人の質をあげることを目的として実施されています。

研修ではコミュニケーション技術やこころとからだのしくみ、生活援助技術について学ぶことができます。注意したいのは、この研修を修了しただけでは、生活援助サービスを実施できるというだけで利用者の身体介助はおこなえないという点です。ホームヘルパーとして働く際に、身体介助もおこなう必要がある場合には、介護職員初任者研修を受ける必要があります。

ホームへルパーの業務内容や役割とは?

ホームヘルパー

ここではホームヘルパーの仕事内容や役割についてご紹介ます。

介護サービスや家事援助サービスの提供

自宅で介護を必要とする人は高齢者に限りません。障害があるなど、日常生活の支援を必要としている人は、高齢者以外にも多くいます。そのような人が生活支援を受けながら、快適に自宅で過ごすことができるために、訪問看護員の役割はとても重要です。訪問介護員はおもに介護サービスや家事援助サービスの提供をおこないます。では、その内容について項目別にみていきましょう。

介護サービス|入浴や排泄などの介助

訪問介護員が提供できるサービスとしてまず、入浴介助があります。訪問介護員が安全に配慮しながら、スムーズに快適に入浴できるよう介助をします。

入浴前後の衣服の着脱も手伝い、利用者のかたができるところは見守り、できないところを介助するなど、自立動作を支援していくのもポイントです。

排泄介助もおこなう際は利用者のプライバシーに配慮し、慎重に対応することが大切です。安全を配慮してトイレ歩行に付き添う、あるいはオムツ交換をこともあります。その人の体の状態に合わせて交換時の体位変換なども慎重に介助することが重要です。

家事援助サービス|調理や洗濯などの生活支援

訪問介護員は、調理や洗濯など身の回りの生活援助をおこないます。
調理に関しては、利用者で食欲がわかなかったり、嗅覚異常で食べ物の臭いが分からなかったり、口内炎がありうまく食べることができない人もいます。そういう人にどのような食事を提供するとよいかを考え、工夫して調理をします。

地域の福祉事業団体では、管理栄養士主催の調理実習や研修会などが実施されているところもあるので、可能な限り参加して調理に関する知識や技術を深めていくことも大切です。

小見出し利用者や家族の精神的ケア

訪問介護員は利用者の身体介助だけでなく、利用者および家族の精神的ケアをおこなう役割もあります。

介護の現場では、利用者だけでなく家族が悩みを抱えており、相談できる人がおらずストレスが溜まってしまうことも多いので、よき相談相手として話を聞き、ケアマネージャーや他職種の人に共有し、連携します。

小見出し利用者の家族へ介護技術の指導

自宅で日々、利用者の介護をおこなっている家族に対して、介護技術を指導することもあります。利用者のかたの身体的な状況によって介護のポイントは変わってきます。

特に注意したいことや、安全面で配慮すべきことなども合わせて家族に指導することで、訪問介護員がいないときでもスムーズな身体介助ができるようにする役割があります。

在宅生活の支援

訪問介護員は利用者の在宅生活が続けられるよう、さまざまな支援をおこなう役割があります。その内容についていくつかご紹介します。

通院などのサポート

訪問介護事業所によりますが、利用者のかたを病院まで連れて行く、あるいは薬を受け取るなどのサービスをおこいます。家族が付き添えない場合や、訪問介護員が自宅にいるときに、病院に行く必要性が出たときなど、事業所の指示の下ですみやかに対応します。

キャリアアップを目指すなら? おすすめの資格を紹介!

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ホームへルパーとして働いていると、さらにキャリアアップをしたいという思いが湧いてくることもあるでしょう。ここでは、キャリアアップを目指す際におすすめしたい資格についてご紹介します。

介護福祉士実務者研修

「介護福祉士実務者研修」は、3年以上、現場における実務の経験がある人が受講することで、介護福祉士の受験資格を得ることができる研修です。旧ホームへルパー1級に相当します。

受講期間は6カ月以上、受講時間は450時間以上と規定があり、日中だけでなく、夜間や一部通信でも受講ができるため、働きながらなど、自分のライフスタイルに合わせて学習することが可能です。

介護福祉士

ホームヘルパーを経て介護福祉士を目指す人も多く見られます。訪問介護での知識や技術がある程度備わっているため、いちから学ぶ人よりも資格取得は有利だといえるでしょう。

3年以上、介護の現場での実務経験があることが条件で、先ほど述べた介護福祉士実務者研修を修了し、国が実施する介護福祉士の国家試験を受験して合格すれば、晴れて介護福祉士になることができます。

ホームヘルパーは在宅介護を支える重要な仕事!

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施設や病院ではなく、自宅で自分らしく生活したい。そう思っている人はたくさんいます。そういった要介護者の願いを叶えるために、在宅の現場においてホームヘルパー(訪問介護員)が持つ役割はとても大きいといえるでしょう。

これまでご紹介してきたように、ホームヘルパーの役割は多岐にわたります。利用者と家族を含めたサポートをおこなうことで、在宅での安全で快適な暮らしを提供できることに、大きなやりがいを見出すことのできる職種です。

出典元
・三幸カレッジ 介護職員初任者研修とは
https://www.sanko-fukushi.com/
・介護の資格最短net 生活援助従事者研修とは
https://www.acpa-main.org/seikatsuenjo.html

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