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特集・コラム 2021-11-13

ケアマネジャーが服装で心がけるべきこととは? 押さえておきたい身だしなみのポイント

制服などの定められた服装がないケアマネジャー(介護支援専門員)。しかし、だからといって自由な服装にしてもいいわけではありません。

今回は、ケアマネジャーにふさわしい服装と押さえておくべき身だしなみのポイントをいくつかご紹介します。

ケアマネジャー(介護支援専門員)が服装で心がけるべきこととは?


基本的にケアマネジャーは、老人ホームなどの施設利用者に最適な介護サービスを提供するのがおもな仕事です。

服装に関してのルールはとくに決められているわけではありませんが、そうはいってもどんな服を着てもいいというわけではありません。ここでは、ケアマネジャーが服装で心がけるべきことについてご紹介します。

1. TPOに合わせて選ぼう|初回訪問・同行指導など

ケアマネジャーの仕事は、意外と幅広い内容です。役所に書類を取りに行ったり、介護施設や利用者の自宅へ訪問したりと、さまざまな場所へ訪問しなければなりません。そのため、服装もそれぞれの行先に合った服装を選択する必要があります。

役所に行くときや利用者とそのご家族との打ち合わせにはフォーマルなスーツ、介護施設や自宅訪問などにはカジュアルな服装のようにTPOに合わせた服装を選んで着用しましょう。

2. カジュアルでも崩しすぎないように|自由すぎる服装はNG!

利用者やその家族がいる自宅に行くときなどには、不測の事態にすぐにでも対応できるよう、動きやすい服装を選択する必要があります。

しかし、だからといってジャージのようなカジュアルすぎる服装は避けるようにしてください。無地のスラックスや丈の長すぎないパンツ、スカートなどがおすすめです。

3. 利用者さん・ご家族の目線で考えよう|つねにスーツなら正解なの?

カジュアルすぎないようにと気をつけた結果、スーツがいいのではと思うこともあるでしょう。しかし、スーツなどの堅すぎる服装は、逆に利用者やそのご家族に威圧感を与えてしまう可能性があります。

ケアマネジャーの服装としては、フォーマルすぎず、カジュアルすぎてしまわないような服装がおすすめです。実際の現場では、カジュアルな服装にジャケットなどを足して、適度なフォーマル感を出しているケアマネジャーもいます。

オフィスカジュアルで清潔感を保とう!


フォーマルすぎず、カジュアルすぎない服装といわれても、具体的にどんな服装がいいのかよくわからない人もいるかもしれません。そこで、ここでは男性と女性それぞれのオフィスカジュアルのポイントをご紹介します。

女性のオフィスカジュアル

女性のオフィスカジュアルのポイントは、「不快感を与えない」「ベーシックカラーでまとめる」の2点です。過度な露出などは、相手に不快感を与えてしまうこともあるでしょう。さらに、赤などの派手な色を取り入れることもおすすめできません。

過度な露出は控えた、全体をベーシックカラーでまとめると相手に好印象を与えられます。また、襟付きのジャケットなどをうまく使うことで、動きやすいオフィスカジュアルコーデを実現できるでしょう。

男性のオフィスカジュアル

男性は職場ではスーツの着用を求められることが多いですが、ケアマネジャーとして活動するなかではスーツが適さないシーンもあります。そういった場面では、オフィスカジュアルな服装が最適でしょう。

男性のオフィスカジュアルで大切なのは清潔感です。汚れた服装やカジュアルすぎる服装は避け、襟付きの上着とスラックスやチノパンを合わせると、動きやすいオフィスカジュアルな装いになります。

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ケアマネジャーが押さえておきたい身だしなみのポイントとは?


ケアマネジャーとして活動していくなかで、第一印象は非常に重要です。第一印象を好印象にするためには服装にも気をつかうのは大切なことですが、それ以上に身だしなみにも気をくばるようにしましょう。

ここでは、ケアマネジャーが押さえておくべき身だしなみのポイントにをご紹介します。

1. 頭髪|自然な髪色・長い場合は結ぶ

身だしなみのなかで、とくに注意したいのが頭髪です。髪は清潔感が最も現れる箇所となっています。ケアマネジャーは、高齢者と至近距離でコミュニケーションをとることもしばしば。そのため、頭髪のフケや匂いには気をつけるようにしましょう。

また、高齢者は派手な髪色に嫌悪感を抱く人も意外と多いので、黒もしくは黒に近いような茶色など自然な髪色にすることが大切です。髪が長い場合は、結ぶなどすっきりとまとめるようにしましょう。

2. 顔|メイクは薄め・ヒゲを剃る

当然のことではありますが、毎日の洗顔や歯磨きはしっかりとおこないましょう。また、女性は派手なメイクは避けて薄めのメイクを基本とします。勤務中にも、化粧崩れには注意することが大切です。

男性の場合は、面倒でも毎日ヒゲを剃るようにしましょう。毎日の少しの気づかいで、印象はガラッと変わります。

3. 手|爪を切る・派手なネイルは控える

書類の確認をするときなど、意外と手はよく目に入るものです。感染予防のための頻回の手洗い・消毒で手荒れが気になる人は、こまめにハンドクリームを使用して手のケアをしておきましょう。

また、長すぎる爪もケアマネジャーの仕事をおこなううえでは不適切です。爪はしっかりと切りそろえて、ネイルなども控えめにして、相手に不快感を与えないように気をつけましょう。

4. 足元|ハイヒールは避ける・清潔な靴下

ケアマネジャーは、利用者の自宅に訪問することが多いです。その際に靴や靴下も、利用者やそのご家族の目に入りやすいものでもあります。そのため、靴の汚れやかかとのすり減り、靴下やストッキングの穴あきなどには注意しましょう。

女性の場合は、ハイヒールなどは避けるようにしましょう。ほかの靴と同様、ヒールの部分がすり減っていると見た目の印象も悪くなってしまいます。

5. アクセサリー|状況によって外す

アクセサリーは、高齢者と触れ合うときに思わぬケガにつながる可能性があります。ピアスやネックレスなど、不要なアクセサリーは外しておくようにしましょう。

また、結婚指輪など、施設によっては許可されている場合もありますが、指輪は雑菌がたまりやすい場所でもあります。着用する場合には、こまめな消毒など、しっかりとケアするようにしましょう。

6. 匂いにも注意しよう|柔軟剤・タバコ

柔軟剤やタバコのにおいに敏感な人も、多いです。自分のにおいは大丈夫だとしても、他人のにおいは気になることもあるでしょう。柔軟剤を使用している場合には、においが強すぎないか同僚などの自分以外の人に確認してもらうと安心です。

また、タバコは利用者の自宅訪問前は避けるなど、相手に不快感を与えないように注意してください。

利用者さんに安心・信頼してもらえる服装で対応しよう!


ケアマネジャーとして活動するにあたって、利用者やご家族から信頼されることは非常に重要です。その信頼を勝ち取るためには、第一印象がまずよくなければいけません。

普段からきちんとすることはもちろんですが、状況や仕事内容に合わせて清潔感のあるものを選ぶようにしましょう。また、清潔感がある服装であることを心がけ、身だしなみにも気をつけてくださいね。

参考元サイト
ユニフォームタウン ケアマネージャーの身だしなみ・服装はどうしたらいい?プロが解説!
https://www.l-m.co.jp/blog/?p=7234
All About ケアマネージャーの服装とは?独立開業の知識
https://allabout.co.jp/gm/gc/442478/
ケアマネタイムス ケアマネの服装をどう考える?
http://www.care-mane.com/news/3052.html?CID=&TCD=1&CP=1
ユニフォームタウン ケアマネージャーの身だしなみ・服装はどうしたらいい?プロが解説!
https://www.l-m.co.jp/blog/?p=7234
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https://drobe.jp/posts/1
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