人気美容師への近道はない。「昨日の自分を超える」を積み重ねた成長論「Miyu's Shibuya Flag」クシマユウトさん

縮毛矯正・髪質改善を強みに、多くのお客様から支持を集める「Miyu's Shibuya Flag」。高い技術力を持つスタイリストが集まり、1人ひとりの髪の悩みに寄り添う施術で人気を得ています。

今回お話を伺ったのは、縮毛矯正・髪質改善の指名No.1を誇り、メーカー認定講師としても活躍するクシマユウトさん。入社して2カ月でスタイリストデビューを果たし、それから4年間、多くのお客様の悩みを解決しています。

華やかな活躍の裏には、サロンに寝泊まりしながら練習に励んだ新人時代や、自ら学ぶ環境へ飛び込み続けた行動力がありました。前編では、美容師を志したきっかけや転職の経緯、努力を積み重ねながら成長してきた道のりについて伺います。

今回、お話を伺ったのは…

「Miyu's Shibuya Flag」

スタイリスト クシマユウトさん

神奈川県出身。通信課程で美容師免許を取得後、都内サロンに1年所属。その後半年間のフリーランス契約を経て「Miyu's Shibuya Flag」へ入社。縮毛矯正・髪質改善を専門とし、サロン内指名No.1を獲得。メーカー認定講師としても活動し、全国でセミナーを行っている。

インスタグラム:@yuto_miyus

テニスプレーヤーから美容師へ。「人に感動を与えたい」という想いは同じ

テニスプレーヤーから美容師へ方向転換しながらも理想は変わらないという

――美容師を目指したきっかけを教えてください。

もともとはテニスに打ち込んでいて、プロを目指す育成コースにも通っていました。ただ、けがをきっかけに競技を続けることが難しくなってしまったんです。

そんな高校2年生の頃、周りの影響もあって美容を意識し始めました。髪型が変わるだけで自分の印象が大きく変わると知って、「美容師ってこんなに人を感動させられるんだ」と衝撃を受けたんです。スポーツとは違う形でも、人に感動を与えられる仕事がしたいと思い、美容師を目指しました。

――学生時代に経験したことは、今の美容師人生にも生きていますか。

一番大きいのは、テニスで培った積み重ねる力ですね。技術を磨き続けるという点では、美容師もテニスも共通していて、毎日の練習が結果につながります。

学生時代から、人より少しでも多く練習することを当たり前にしてきました。みんなが帰ったあとも自主練習を続けることが好きだったので、その習慣は美容師になってからも変わっていません。今の自分の土台になっている経験だと思います。

――卒業後は都内のサロンへ就職されています。東京で働こうと思った理由は何だったのでしょうか。

美容師になるなら、技術の高い環境で学びたいという思いがありました。当時の自分にとって、東京は最先端の技術が集まる場所というイメージだったんです。

「何を学びたい」という明確なものが最初からあったわけではありませんが、レベルの高い環境に身を置けば、自分も成長できると思っていました。そのため、就職活動は東京のサロンに絞ることに。最初に就職したサロンで1年間経験を積んだ後、半年間のフリーランス期間を経て現在の「Miyu's Shibuya Flag」に就職しました。

就職や転職をする際は、「どんなサロンか」以上に、「誰と働くか」を大切にしています。尊敬できる人の近くで学びたいという気持ちが、キャリアを選ぶ軸ですね。

尊敬する先輩を追いかけて。憧れの背中が転職の原動力に

新人時代は1日のほとんどの時間を練習に費やしていたというクシマさん

――1社目を1年で辞め、フリーランスになった理由を教えてください。

「Miyu's Shibuya Flag」の代表を務める長谷川さんの背中を追いかけるためです。

長谷川さんは新人時代に一緒に働いており、食事に連れて行っていただいたり、練習に付き合っていただいたり、本当にお世話になった存在。

技術力はもちろんですが、スタッフ1人ひとりを気に掛け、自然と人が集まる人柄に惹かれていました。「自分もこんな美容師になりたい」と思える方だったので、長谷川さんが独立して「Miyu's Shibuya Flag」を立ち上げたときから、「一緒に働きたい」と思っていたんです。

しかし、当時は技術や経験が浅かったため、すぐに合流することができず。まずは1社目で経験を積み、その後、入社条件でもあった半年間のフリーランス契約を経てから、「Miyu's Shibuya Flag」へ入社しました。

――「Miyu's Shibuya Flag」に入るために、どんな努力をされましたか。

新人時代は、サロンに寝泊まりするほど練習に打ち込んでいました。営業後も毎日遅くまで練習を続け、その姿を長谷川さんがずっと見てくださっていたんです。

後から聞いた話ですが、「あそこまで努力する子はなかなかいない」と評価していただいていたそうで、その積み重ねが信頼につながったのだと思います。特別なアピールをしたというより、目の前の努力を続けてきたことが、一番の自己PRになったのかもしれません。

――半年間のフリーランス時代には、どのような学びがありましたか。

技術に対する責任の重さを実感した時期でした。フリーランスは、お客様にご満足いただけなかった場合、すべてひとりで向き合わなければなりません。その経験を通して、「もっと技術を突き詰めなければ、お客様を幸せにはできない」と強く思うようになりました。

だからこそ、学び続ける姿勢は今も変わりません。技術に終わりはないですし、自分が成長すれば、その分だけお客様にもよりよい価値を届けられると信じています。

努力は才能を超えられる。「昨日の自分」を超え続ける成長論

今でもポジティブに仕事を楽しんでいるクシマさん

――新人時代はどのようなことを意識して過ごしていましたか。

美容師は技術職なので、結局は自分との勝負だと思っています。同期にも先輩にも負けたくありませんでしたが、その差を埋めるには、みんなが寝ている時間に自分が練習するしかない。だから営業後もできる限り練習を続けていました。すぐに結果が出るわけではありませんが、その積み重ねが少しずつ自信につながり、今の技術の土台になっています。

――努力を続けられる理由は?

僕は、昨日の自分より今日の自分が少しでも成長していると感じられることが、一番のモチベーションなんです。

もともと器用なタイプではないので、一日で劇的に変わることはありません。でも、「昨日できなかったことが今日はできるようになった」という小さな積み重ねが、自分にとっては大きな喜びになっています。たとえば、昨日はうまくロッドが巻けなかったのに今日は少しきれいに巻けたとか、本当に些細なことでいいんです。現状維持ではなく、一歩でも前に進めたと思える毎日を続けることを意識しています。


後編では、縮毛矯正を専門に選んだ理由やSNS集客、高単価でも選ばれ続けるための考え方など、人気スタイリストとして活躍するためのキャリア戦略について詳しく伺います。


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Miyu’s Shibuya Flag
住所:東京都渋谷区宇田川町33-6 渋谷フラッグビル 9F
TEL:080-7148-9696

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