「格好悪いやつを、格好よく」。コンセプトと重なった美容師としての思い【美容師 TATSUYAさん】♯2

ゲーム実況を中心に世界的な人気を誇る、加藤純一さんがプロデュースするヘアサロン「CUT純」。「格好悪いやつを、格好よく」をコンセプトに、東京・青山と渋谷に2店舗を展開する人気のサロンです。今回は、入社1年目でスタイリストを務めているTATSUYAさんにお話しを伺いました。

前編では、TATSUYAさんの美容師を目指すきっかけから、1社目時代での経験までについてお聞きしました。

後編では「CUT純」に転職してからのTATSUYAさんのキャリアについて伺います。昔は美容室が苦手で、お客として理想のヘアスタイルをうまく伝えられなかったこともあるというTATSUYAさん。その経験から、お客様の理想を的確にとらえるために丁寧なカウンセリングやスタイリングでの再現を心掛けているそうです。

今回、お話を伺ったのは…

「CUT純」スタイリスト

TATSUYAさん

日本美容専門学校を卒業後、埼玉・大宮エリアの美容室に就職。13年間在籍した後、「CUT純」へ転職。現在入社1年目でスタイリストを務める。

インスタグラム

加藤さんに背中を押されたような気がして転職を決意

「格好悪いやつを、格好よく」をコンセプトに掲げている「CUT純」

――転職しようと思ったきっかけは?

体調を崩したことです。1社目の職場に慣れていく一方で、徐々に成長につながるような刺激を感じなくなっていって。「新しい場所でがんばるのもいいかもしれない」と思うようになったころに体調を崩し、休養を取ることになってしまったんです。

そして、回復してきたタイミングで「CUT純」の募集が始まりました。もともとプロデュースを務める配信者の加藤純一さんが好きで、転職に迷っていた僕は背中を押されたような気持ちになり、転職を決意しました。

――「CUT純」に入社するために転職を決めたのですね。

はい。もちろん加藤純一さんが好きという点だけで応募を決めたのではなく、きちんと理由があって。「格好悪いやつを、格好よく」というコンセプトと、自分が持つ美容師としての思いがマッチしていると感じたからです。

僕は昔から美容室が苦手で、足を運ぶことを躊躇っていた時期もありました。ですから、過去の自分と同じく美容室が苦手な人に寄り添える美容師になって、1人でも多くの方に美容の魅力を伝えたいと考えています。「CUT純」ならそれが実現できると思ったんですよね。

――長年勤めたサロンを離れることに不安はありませんでしたか?

とてもありました。大宮と都内、まったく異なるエリアでの仕事になるため、単純な転職の不安だけでなく、顧客を手放すことになるという点にも後ろ髪を引かれました。

美容室が苦手だった過去を活かした施術

転職後、SNSなどを使って情報収集に取り組む時間が増えたというTATSUYAさん

――入社してからのキャリアはいかがですか?

周りのスタッフに高い向上心を感じながら働いています。とくに最新のトレンドを追い求める姿勢には驚きました。みなさんトレンドが自然と流れてくるのを待つのではなく、SNSなどでリサーチして自らつかみに行くんです。

その影響を受けて、お客様にはなるべく最新のトレンドに沿ったスタイルを提案、提供しよう、そう強く思うようになりました。実際、情報収集する時間が1社目時代よりも増えたと思います。

――TATSUYA様が施術をするうえで、心掛けていることは何ですか。

お客様に寄り添うことです。繰り返しにはなってしまいますが、僕はもともと美容室が苦手でした。だからこそわかるのですが、苦手意識がある方は、オーダーをうまく伝えられなかったり、髪型の変化に不安を抱いてしまったりして、結局いつものヘアスタイルになってしまうことがあるんです。

ですから、まずカウンセリングはお客様のペースでお話しを聞く。そして、興味がありそうなヘアスタイルがあれば、スタイリングで出来る限り近い形に仕上げてみせて、不安を取り除くようにしています。

また、僕は会話の内容や趣味趣向などお客様の情報をカルテに残しています。そのカルテをもとに、お客様のなかには意図して同じオーダーをされる方もいますが、すべての方に常に新たな提案を行うようにしています。

働くとは、価値を見出すこと

お客様の人生に関われることが美容師のやりがいだと話すTATSUYAさん

――TATSUYAさんが感じる、美容師という仕事のやりがいは?

お客様の人生に関われることです。この仕事をしていると、仕事が決まった、結婚したなどライフスタイルの変化の報告をいただく場面があります。それだけでもとても楽しいのですが、スタイリングなどの施術を通してデートや結婚式など特別なシーンに関わることができたときはとくにやりがいを感じます。

――今後の目標はありますか。

エリアが大きく変わって、いまは顧客獲得をほとんど1からやり直している状態ですので、当面は1日のスケジュールが指名のお客様で埋まるようにがんばっていきたいです。

――最後に、TATSUYAさんにとって「働く」とは?

価値を見出すことだと思います。これまでには、先ほどお話ししたお客様の変化から他人の人生に関わることの価値を見出してきました。今後もさまざまなことに価値を見出し、美容師としても、人としても成長していきたいです。


落ち着いた口ぶりでこれまでの美容師人生について振り返ってくれたTATSUYAさん。美容室が苦手だったからこそ、とくに同じ思いを持つお客様に寄り添いたいという言葉に感動しました。TATSUYAさんの温かい姿勢が多くのお客様の心をつかんでいるのだとわかりました。


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CUT純
住所:東京都港区南青山2-11-13 青山サクセスビル2F
TEL:03-6447-1761

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