チア引退後、次はなにで輝きたいか。自問した結果がエアロビクスだった SOTTAL PILATES SCHOOL小林亜希さん#1
大学でチアリーディングに出会い、社会人チアでは全日本優勝。優勝したチームが行ける憧れのアメリカでの出演も果たした小林亜希さん。25歳でチアを引退後「わたしは次になにで輝きたいか」と自問したところ浮かんだのがエアロビクスだったそう。管理栄養士として働きながら、夜間や土日の時間を使ってエアロビクスのインストラクターとして活動。その後ヨガインストラクターのTT(ティーチャーズトレーニング)を受講しRYT200とピラティスインストラクターの資格を習得。
前編では、夫の実家をリフォームしてスタジオSOTTALを立ち上げるまでについてお伺いしました。
AKI’S PROFILE
お名前 |
小林亜希 |
|---|---|
出身地 |
神奈川県横浜市 |
出身学校 |
相模女子大学学芸学部食物学科 |
趣味・ハマっていること |
ハーブを育てて食べること。いちばん好きなハーブはタイム。 |
仕事道具へのこだわり |
ピラティスマシン。高品質で頑丈なアメリカ製のBalanced Bodyを揃えています。 |
チアの次になにで輝きたいか。それがエアロビクスだった
――大学卒業後のキャリアをお聞かせください。
勉強よりもチアリーディング中心の大学生活を送っていたので、栄養士として就職するクラスメイトが多い中、運動と食事指導をするフィットネス業界に入りました。が、たまたまチアの社会人チームからお声がかかって。チームの活動に参加するためにはシフト制のフィットネスの仕事は難しく、土日しっかり休める事務職を求めて転職したのが旭硝子という会社でした。
ところが今度は、急遽その部署がなくなることに。そのときに管理栄養士の資格があるならということで、バイオ医薬品の研究所に異動になりました。ここで研究助手として働き、数年後に結婚退職。次に転職した高齢者施設では17年間、人生最後の健康と食に携わる管理栄養士として働きました。
――管理栄養士としてのお仕事が長かったのですね。同時に副業でインストラクターもされていたそうですね。
チアリーディングを引退して、わたしは次になにで輝きたいかなと考えたときにエアロビクスだったんです。新卒で入ったフィットネスの会社では、パーソナルダイエットコースを担当するためにもうすぐエアロビクスの研修が始まるというタイミングでした。それができなかったことも自分の中で引っかかっていたんですよね。
――そうだったんですね。エアロビクスのインストラクターはいかがでしたか。
楽しかったですね。管理栄養士の仕事がない夜と土日を利用して、多いときは週3回。大森・白金・渋谷などいろいろなスポーツクラブで担当させていただきました。いまのフィットネスクラブはどちらかというとヨガみたいな落ち着いた雰囲気かダンス系が多いけれど、当時はインストラクターが自由に引っ張って音楽に合わせてしっかりと体を動かすようなエアロビクスダンスプログラムが多かったんです。
――当時のエアロビクス分かります(笑)。
エアロビクスは、ケネス・H・クーパーというアメリカの運動生理学者が宇宙飛行士の心肺機能トレーニングとして開発したプログラムです。音楽に合わせて楽しくあっという間に汗をかけ、安全で効果的な心拍数をキープしながら脂肪燃焼効果も高い。これは他の運動ではなかなか難しいこと。やっぱりエアロビクスってすごいなと思います。
コロナ禍にはヨガのオンラインサークルも
――エアロビクスのインストラクターはどれくらい続けたのですか。
10年くらいですね。その後ヨガブームになってヨガのインストラクターになりました。ヨガはポーズの指導メインの養成講座を受講していたので教えることはできたのですが、それだと精神面を教えられないんですよね。ヨガは体の動きだけではないので。それでもっと深めたいなと感じて産育休中にヨガインストラクターのTT(ティーチャーズトレーニング)を受けRYT200を取得しました。
――ヨガとエアロビクスのインストラクターとでは違いましたか。
わたし自身、出産や育児を経て成長した部分もありますが、ヨガには精神的な面も多いので、忙しい中で心の安らぎを求め、そのために体を動かしたい同世代の方たちにフィットしました。
――すでにこのスタジオが起動していたのでしょうか。
ここでも細々と個人的に教えていましたが、コロナ禍にはオンラインサークルを作りました。
――告知はどうやって?
コロナ禍で運動したいであろうママ友仲間に声をかけました。まだオンラインに慣れてない方たちに、オンラインでヨガができるんだよということを伝えて、それで入ってきてもらうところがファーストステップでしたね。
――どんな時間帯に開講したのですか。
子どもとご主人がまだ寝ている日曜朝6時30分から。子どもが起きてきたら?というドキドキ感もあるんですが(笑)、朝早く起きて一日すっきり過ごせると好評でした。わたしの子どももまだ保育園だったので、わたし自身もやりやすかったです。
――どれくらいの時間やるんですか。
1時間の予定でしたが、わたしは管理栄養士なので、食育も絡めて基本的な5大栄養素のお話をしたりしているとあっという間で、いつも延長していました。
社会人になってから正社員をやりながら合間にいろいろなことをやっているんです。いまも高校で家庭科を教えています。
――管理栄養士のお仕事の他に、エアロビクスやヨガのインストラクター、家庭科の先生まで。小林さんは本当に多彩ですね。
いろいろなことをやるのが好きなんです。オンラインの固定メンバーは10人くらいだったので顔なじみの方がほとんどでしたが、SNSで発信すると大学の先輩や海外に住んでいる友達が参加してくれることも。オンラインでファスティングのイベントを企画したときは、結構な人数が集まりました。コロナが落ち着いてからはリアルでここに集まってお味噌作りをしたこともあるんですよ。
夫の実家をリフォームしてスタジオに
――SOTTALを開業したのはいつですか。
2023年です。その前年にピラティスの養成講座を受講したんですが、本業をやりながらだったのですごく忙しくて、蔵前にある養成所に通う時間もままならず。じゃあこの場所もあることだしということでピラティスマシンを導入しました。
――一軒家のスタジオはめずらしいですよね。
ここは元々夫の実家なんです。夫も整体とパーソナルトレーニングをやっているので、場所があるといいよねと話していて。自分たちでちょっとずつ改装してはいたんですが、わたしのピラティス習得を機に本格的にスクールにしました。
――リフォームが大変だったのでは?
管理栄養士時代の後輩に一級建築士の方を紹介してもらいました。予算を伝えるとその中でおしゃれにやってくれるのでその方に手掛けていただきました。
後編では、ピラティス・ヨガ・ファスティング・ウォーキングなど多種多様なプログラム運営のメリットについて伺います。
撮影/大崎聡
取材・文/永瀬紀子
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SOTTAL PILATES SCHOOL
住所:神奈川県横浜市南区井土ヶ谷下町10-6
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