マニキュアがよれる原因と対策は?マニキュアをきれいに塗るコツを紹介!
セルフネイルをしていて、気がついたらマニキュアがよれてしまっている……そんな経験をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。せっかくマニキュアをきれいに塗っても、知らないうちによれてしまうとがっかりしてしまいますよね。
そこで今回は、マニキュアがよれてしまう原因について解説し、どんな対策をすれば良いのか、きれいに塗るコツについてなどをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
マニキュアがよれてしまう原因は?
マニキュアがよれてしまうのには、いくつかの理由があります。まずは、マニキュアがよれてしまう原因について見ていきましょう。
1.厚く塗りすぎてしまっている
マニキュアがよれてしまう原因のひとつ目は、マニキュアを塗る際、厚く塗りすぎてしまっていることが考えられます。筆に取るマニキュアが多すぎて一度に塗るマニキュアが多くなり、厚塗りになってしまいます。
厚塗りをしてしまうと、表面は乾いたように見えていても、内部はまだ乾いておらず柔らかいまま、ということもあります。しっかりと乾く前に動いてしまうと、マニキュアがよれやすくなってしまうため、厚く塗らないように注意しましょう。
2.乾く前に物に触れてしまっている
ふたつ目の原因は、マニキュアが乾く前に物に触れてしまっていることです。マニキュアがしっかりと乾く前に他のものに触れ、爪に当たることで跡が付いてしまったり、よれてしまったりしてしまいます。
特に注意したいのはスマホで、指の腹だけで触れているつもりでも、縁に爪が当たってしまうことも。マニキュアが乾くまでは、他のことをするのはやめましょう。
3.お湯を触ってしまっている
お湯に触れてしまっている、ということも考えられます。マニキュアは、温めると柔らかくなるという性質を持っています。そのため、乾いたように見えても完全に乾ききっていないうちにお風呂に入ったり、お湯で洗い物をしたりすると、マニキュアが柔らかくなってよれてしまうことがあります。
なるべくなら、お風呂やシャワーを終えてからマニキュアを塗ることをおすすめします。とはいえ、寝る直前に塗ると、寝ている間に寝返りなどで爪が枕や布団に触れてしまうこともありますので、時間に余裕をもって塗ってください。
4.マニキュアが古くなってしまっている
古いマニキュアを使用するのも、マニキュアがよれる原因になります。マニキュアは古くなると、成分が揮発して粘度が高くなり、ドロドロになってしまいます。ドロドロのマニキュアは、きれいに塗るのが難しくなり、よれやすくなります。
古いマニキュアはよれやすくなるだけでなく、異臭がしたり、爪へ色移りしやすくなったりと、さまざまな弊害があります。古くなってドロドロになったり分離してしまったりしたマニキュアは、残念ですが使用するのを諦めて処分しましょう。
マニキュアをきれいに塗るコツは?
マニキュアがよれてしまう原因については、おわかりいただけたのではないでしょうか。続いては、マニキュアをきれいに塗るコツについてご紹介します。
爪と指のケアをしよう
まずは、爪と指のケアをしましょう。爪の長さや形を整えると、ネイルの仕上がりがより美しく見えます。また、表面を磨いたり、甘皮やささくれの除去をしておくことで、マニキュアをムラなく均一に塗りやすくなります。
爪と指の脂や汚れを落としておこう
爪の表面についた汚れや水分、皮脂などもきれいに取り除いておきましょう。マニキュアを弾いてしまったり、汚れやゴミがマニキュアに塗り込まれてしまったりする原因になってしまいます。特に、甘皮の除去にネイルオイルなどを使用した場合は、リムーバーを使ってしっかりと拭き取りましょう。
ベースコートを塗ろう
マニキュアを塗る前に、爪にはベースコートを塗りましょう。ベースコートは、メイクにおける下地に相当するもので、爪の表面の凸凹を抑えて滑らかにしてくれます。また、マニキュアをしっかりと密着させたり、発色をよくしたり、爪の色素沈着を防いでくれたりという役割もしてくれます。
手や指は冷やしておこう
マニキュアは、温めると柔らかくなると前述しました。そのため、手や指が温かいとマニキュアが柔らかくなって、よれやすくなる原因になってしまいます。氷水で冷やしたり冷たいペットボトルを握ったりして、手の温度を下げておきましょう。
厚く塗らずに薄く重ね塗りをしよう
厚塗りは、マニキュアがよれる一番の原因です。筆にたっぷりとマニキュアを取って一度に塗ってしまうと、均一に塗ることができません。そのため、薄く塗って乾いたら重ね塗りをしていきましょう。
しかし、いくら薄く塗るといっても、何度も塗ると厚塗りになってしまいます。なるべくなら、2~3回の重ね塗りにとどめておきましょう。
マニキュアを早く乾かすには?
マニキュアが乾かないうちに動いたり、他のことをしてしてしまうと、まだ柔らかいままのマニキュアに跡がついたり、よれたりしてしまう原因になります。これを防ぐにはマニキュアを乾かす必要がありますが、乾くのを待つのもなかなかもどかしい時間ですよね。
そこで、マニキュアを早く乾かす方法をご紹介します。
マニキュアを冷やしておく
塗る前に、あらかじめマニキュア自体を冷やしておくと早く乾きやすくなります。これは、マニキュアが、周囲との温度差が大きいと早く蒸発するという性質を持っているためです。
そのため、塗る前にマニキュアを冷蔵庫に入れて冷やしておくのがおすすめです。マニキュアの温度が一定になると、伸びが良くなりムラなく塗りやすくなる効果も期待できますよ。
ただし、冷凍庫に入れると、マニキュアが凍ってしまう恐れがあります。必ず冷蔵庫を使用してください。
ドライヤーの冷風をあてる
ドライヤーで風をあてて乾かす方法もあります。ただし、風が強すぎたり、近すぎたりすると、マニキュアがよれたり気泡ができたりする原因になってしまいますので、遠くから弱い風をあててください。
また、マニキュアは温めると柔らかくなると前述したように、熱に弱い性質もあります。そのため、温風ではなく、冷風をあてましょう。
オリーブオイルを塗る
マニキュアを塗ったあと、塗った爪にオリーブオイルを塗ると早く乾きます。これは、マニキュアには揮発成分が含まれており、その成分が揮発してカラーが残るためですが、オリーブオイルにはその揮発作用を促進させる、という効果があるためです。
ネイルを速乾させるクイックドライオイルやクイックドライスプレーも、この原理を利用しています。
ただし、まだ乾いていないネイルの上に、筆や指が直接触れてしまったり、強い力でオリーブオイルを塗ってしまったりするとよれてしまいます。ポイントは、塗るよりも垂らすイメージでオリーブオイルを乗せることです。
オリーブオイルには保湿効果も期待できますので、マニキュアを乾かしながら指先のケアをすることもできますよ。
マニキュアは厚塗りせずに薄く重ね塗りをしよう!
セルフネイルをしたことがある方なら、マニキュアがよれてしまった、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。マニキュアがよれてしまうのは、厚く塗りすぎて乾くのが遅かったり、まだ乾かないうちに物に触れてしまったりと、いくつかの原因が考えられます。
マニキュアをきれいに仕上げるためには、しっかりと乾くまで待つことが重要です。今回ご紹介した、早く乾かす方法も試してみてはいかがでしょうか?