バックシャンプー台とは? シャンプー台の特徴とメリット・注意点を紹介

美容室やサロンで提供するヘアカットのサービスに欠かせないのがシャンプーです。お客様を満足させるシャンブーサービスを提供するためには、シャンプー台が欠かせません。
シャンプー台にはいくつかの種類があり、美容室やヘアサロンの方針やサービス内容によって、導入するべきシャンプー台の種類は異なります。

この記事では、バックシャンプー台の特徴や種類、店舗に適したシャンプー台を選ぶためのポイントについて解説します。

バックシャンプー台を含めた、各種のシャンプー台の特徴や種類ごとの違い、選び方を知りたい方は参考にしてみてください。

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バックシャンプー台とは? どんな特徴があるの?

バックシャンプー台は、美容室やヘアサロンで使われる機会が多いタイプのシャンプー台です。この章では、バックシャンプー台の以下のポイントを紹介します。

・バックシャンプー台のメリット
・バックシャンプー台の注意点

その他のシャンプー台と比較するためにも、代表的なバックシャンプー台の特徴について詳しく見ていきましょう。

バックシャンプー台のメリット

バックシャンプー台のメリットは以下の2点にまとめられます。

・美容師の腰にかかる負担が少ない
・お客様の首や体にかかる負担が少ない

これらのメリットについておさえて、自分の美容室やヘアサロンに導入すべきシャンプー台かどうかを見極めましょう。

1. 美容師の腰にかかる負担が少ない

バックシャンプー台のメリットは、洗面部分とお客様が座るイスとの間に隙間があり、かがまずに立ったままシャンプーできるので、腰を傷めにくい点がメリットです。

長時間の営業で、しゃがみながらシャンプーをしていると、腰を傷めてしまうリスクが高まってしまいます。腰にかかる負担が少ない点は、大きなメリットだといえるでしょう。

2. お客様の首や体にかかる負担が少ない

バックシャンプー台を活用すると、お客様がリクライニングした状態でシャンプーできます。そのため、お客様にとっても、シャンプーサービスを受けている際に、首を痛めたり、慣れない姿勢で体に痛みを感じたりしてしまうケースは避けやすいでしょう。

美容室やヘアサロンでサービスを受ける際、お客様は数時間以上の長い間、イスに座っているので、思っている以上に疲れがたまってしまうことも。お客様の負担をできるだけへらしたいと考えているなら、店舗にバックシャンプー台を導入するのがおすすめです。

バックシャンプー台の注意点

バックシャンプー台には、以下のような注意点も挙げられます。

・水圧が弱くて汚れが落としにくい
・首の下が洗いにくい

バックシャンプー台を導入すべきかどうかを検討するなら、バックシャンプー台の注意点についても知っておきましょう。

1. 水圧が弱くて汚れが落としにくい

バックシャンプー台は、シャワーの水圧が弱いという注意点があります。その他のシャンプー台では問題なく洗い落とせるようなカラー剤・パーマ剤を落としにくい可能性があるので、それらのサービスを提供する店舗には向いていないでしょう。

マッサージメインのヘア・エステサロンなどで、シャンプーサービスをついでとして活用する場合や、シンプルなヘアカットがメインの店舗への導入がおすすめです。

2. 首の下が洗いにくい

バックシャンプー台は、お客様の真後ろにまわってシャンプーをします。そのため、頭皮をシャンプーしやすい反面、首の下に手が届きにくい点が注意点です。首の下まできちんとシャンプーをしたい方は、ほかのタイプのシャンプー台も検討してみましょう。

ほかにはどんなシャンプー台があるの?

シャンプー台は、バックシャンプー台だけではありません。そのほかの代表的なタイプにはサイドシャンプー台、フルフラット台が挙げられます。この章では、そのほかのシャンプー台の種類ごとの特徴について見ていきましょう。

1. サイドシャンプー台

サイドシャンプー台は、美容師がリクライニングしているお客様の横に立って、シャンプーをするタイプのシャンプー台です。ここでは、サイドシャンプー台のメリットと注意点について見ていきましょう。

サイドシャンプー台のメリットとは?

サイドシャンプー台のメリットは、お客様が座るイスの後ろの壁際に洗面台がついており、水圧が強い点がメリットです。また、お湯の調節が簡単で、洗いたい場所をしっかりと洗えるので、洗い残しをしたくない方におすすめのシャンプー台だといえます。

サイドシャンプー台の注意点とは?

サイドシャンプー台は、美容師がかがんでシャンプーする必要があるので、腰を痛めるリスクが高い点が注意点です。また、シャンプーをする際にお客様と美容師の顔が近くなってしまうので、お客様の顔にタオルやフェイスガーゼをかける必要があります。

きちんとシャンプーをするならサイドシャンプー台がおすすめですが、慢性的な腰の痛みを抱えてしまうリスクがあることは覚えておきましょう。

2. フルフラット台

フルフラット台は、座席が完全に横に倒れるタイプのイスにシャンプー台がついているのが特徴です。ここでは、フルフラット台のメリットと注意点について見ていきましょう。

フルフラット台のメリットとは?

フルフラット台のメリットは、お客様がフラットに真横の状態で横になれるので、シャンプー中のお客様の負担が少ない点がメリットです。

お客様がシャンプー中に身体的な負担を感じにくいシャンプー台を導入するなら、フルフラット台を検討してみましょう。

フルフラット台の注意点とは?

フルフラット台には、水圧が弱く、汚れが落としにくいという注意点もあります。そのため、パーマやカラーリングのサービスを提供する機会が多い店舗には向かないでしょう。

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サロンに合ったシャンプー台はどれ? シャンプー台を選ぶポイント

美容室やヘアサロンに導入するべきシャンプー台は、目的や提供しているサービス内容によって変わります。パーマやカラーなども多く行い、シャンプーを入念に行いたい場合はサイドシャンプー台を活用しましょう。

その一方で、ヘッドスパなどを提供する店舗ならバックシャンプー台、リラクゼーションサービスに特化した店舗ならフルフラット台を選ぶのがおすすめです。

おすすめのシャンプー台2選を紹介

美容室やサロンにシャンプー台を導入するなら、具体的にどのような機種がおすすめなのでしょうか?ここでは、おすすめのシャンプー台を2機種紹介します。

BEAUTY GARAGE(ビューティガレージ)|RUBINOⅡ(ルビノ)

BEAUTY GARAGEのRUBINOII(ルビノ)は、シックでラグジュアリーなリラクゼーションシャンプーユニットです。その中でもベーシックタイプは、極上の座り心地とお客様にとって快適な高さを細かく設定できるのが特徴だといえます。

お客様の負担を軽減する特製ジェルネープクッションが付属し、バックシャンプーとサイドシャンプー、どちらにも対応できる汎用性の高さが魅力です。

最高品質のリラクゼーションシャンプーユニット RUBINO[ルビノ]

TAKARA BELMONT(タカラベルモント)|YUME(ユメ)

TAKARA BELMONTのYUME(ユメ)は、柔らかな枕とフルフラット対応のイスが特徴。シャンプーポジションまでのスムーズな背もたれの角度変更が可能です。フルフラット台だけでなく、バックシャンプーやサイドシャンプーにも対応しています。

TAKARA BELMONT(タカラベルモント)|YUME(ユメ)

サロンに合ったシャンプー台を選んでお客様をお迎えしよう!

この記事では、バックシャンプー台をはじめとした、シャンプー台の特徴や違い、おすすめのシャンプー台の選び方について解説しました。

シャンプー台の選択によっては、店舗で働く美容師とお客様にとって、あまり良い効果を生み出さない可能性もあります。お客様の満足度が高いサービスの提供に役立つような、あなたの店舗にぴったりのシャンプー台を選びましょう。

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