お客様にお伝えしたいリンパマッサージを効果的に行うコツ|サロン利用のメリットを伝えるには?

むくみのケアや老廃物の排出などの効果が期待されている「リンパマッサージ」。しかし、本当に効果があるのか、より効果を高めるにはどうすればいいのかなどの疑問も尽きません。

そこで、今回は、個人でリンパマッサージを効果的に行うポイントや上手なやり方などを紹介します。自力ではなくサロンで行う方法もあるので、お客様個人個人に合った方法でスッキリを目指してもらいましょう。

※本記事ではわかりやすいように「リンパマッサージ」と表現していますが、日本でマッサージが行えるのは「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持った人のみです。宣伝の際などは表現に注意しましょう。

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お客様にお伝えしたい! リンパマッサージを効果的に行う7つのコツ

はじめに、セルフでリンパマッサージをしたい人向けに、効果的に行うための7つのポイントを紹介します。お客様に伝えるときの参考にしてください。

1. 毎日行う|短時間でも継続する

1つ目は、毎日やることです。リンパマッサージは、一度で効果が出るというよりも日々継続して行うことでリンパの流れが整いやすくなるので、短時間でも毎日続けるように伝えましょう。

体調不良のときは行わない

「毎日」といっても、体調がすぐれない日やケガをしているとき、肌に傷がある場合などは休みましょう。また、妊娠初期や妊娠の可能性があるときも、万が一のことを考えると控えたほうがよいです。

2. 食後は避ける

食事を取ったあとは消化のために胃腸に血流が集中するのに加え、自律神経が働いて体内の血液の循環を調節します。

しかし、食べてすぐにリンパマッサージや運動などを行うと、本来臓器に届くはずだった血液が分散してしまうため、消化不良などのトラブルが起きる可能性があるのです。

そのため、食後すぐのマッサージは避け、2時間程度は空けるようにしてもらいましょう。

アルコールも控える

飲食やアルコール摂取のあとは血管が拡張しており、負担がかかりやすい状態になっています。さらに、飲酒後にマッサージを行うとお酒が回ってしまう可能性があるので、リンパマッサージを行うときはアルコールを控えることが大切です。

もしくは、お酒を飲んだ日はマッサージを行わないように伝えましょう。

3. ベストタイミングはお風呂上がり

2をふまえつつ、ではいつリンパマッサージを行えばいいのかですが、ベストタイミングはお風呂上がりの血行がよくなっているときです。

血の流れがよいとリンパも流れやすいうえ、体が温まってリラックスモードになっていることもあり、より効果的に行えるとされています。水分補給を行ってから始めることも大切です。

4. クリームやオイルで摩擦から肌を守る

マッサージをする際はボディクリーム・オイル・ジェルなどを塗り、すべりをよくしてから行いましょう。さするときの摩擦で肌が傷まないようにする効果もあります。お気に入りの香りがついたものであれば、リラックス効果も高まるのでさらにおすすめです。

清潔な手で行う|爪は短く

マッサージを始める前に、衛生面にも気を配りましょう。手はきれいに洗い、清潔な手で行うことが大切です。また、肌を傷つけないように爪は短く切っておきましょう。

5. ゆっくりやさしく行う

実践では力を込めすぎず、ゆっくりとやさしい手つきでほぐしていきます。思い切り圧をかけてゴリゴリするのは、リンパの流れを悪化させる恐れがあるためNGです。

6. 心臓から遠い場所から行う|同じ回数・同じ時間

マッサージは心臓から遠い場所(手や足)からスタートし、左右で同じ回数、同じ時間になるようにバランスよく行っていきましょう。

7. 一定の方向に行う|リンパ節の位置をチェック

体内には、「頸(けい)リンパ節」や「腋窩(えきか)リンパ節」などさまざまなリンパ節があります。始める前にリンパ節の位置をチェックし、流れに沿った方向に行うことが大切です。

セルフケアの効果を上げる! 上手な手の使い方とは?

つづいて、セルフケアに役立つ、マッサージ効果を高める手の使い方を紹介します。

1. さする|手を密着させる

さするときは手を肌にしっかり密着させ、少し圧をかけながら行うのがポイントです。ただし、前述したとおり圧の掛けすぎはよくないため注意しましょう。

2. もむ|力を込めすぎない

もむときは、さするときより少し強いくらいの力で、グイグイと筋肉を痛めるのではなく動かすようなイメージで行います。動きが止まってしまうほど力を込めないようにしましょう。

3. 押す|痛みを感じないように

押すときは、痛みが出ない程度の力で時間をかけてゆっくり行います。特におなかを押すときは、内臓に負担をかけないように注意が必要です。

4. 叩く|リズミカルに

叩くときはリズミカルに行い、強く叩きすぎないように注意を払いましょう。

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サロンを利用するメリットをうまく伝えるには?

ここまで見てきたように効果的に行うコツはあるものの、体系的に技術を学んでいないお客様にはセルフケアは難しい面があります。そこで、サロンで施術を受けるメリットをうまく伝え、利用してもらうのもおすすめです。

お客様に伝えたいサロンを利用するメリットとは?

お客様にとってのサロン利用のメリットは、専門的な知識と技術を持ったプロの施術が受けられる・お客様の状態に合わせて適切な方法や力加減で行ってもらえるなどの点があります。

お客様に寄り添う営業トークのポイント

では、上記のようなメリットをもとに上手に営業トークを行うにはどうすればいいのか、ポイントをチェックしましょう。

お客様に必要性を感じてもらう

お客様本人に、サロンの必要性に気づいてもらうことが大事です。セルフでしてもいまいちうまくいかないという相手ならプロの専門性をアピールするなど、なぜお客様にそのサービスを提供したいのか、お客様のニーズに合ったメリットを挙げつつ話を展開してみましょう。

悩みや理想の姿を聞き出す

お客様の話をじっくり聞いて悩みを引き出し、共感することも重要です。お客様の理想の姿に合うサービスを提案し、メリットを伝えましょう。サロンを利用してもらえば、プロの技術によって理想に近づくためのサポートを行えます。

結果をイメージしてもらう

お客様がサロンを利用するとどんな結果が出るのか、具体的にイメージさせることも大切です。言葉だけでなく、画像など説得力のある資料で説明しましょう。お客様自身がよい結果を手に入れる想像をしてもらうことで、メリットの説得力が増します。

セルフケアとサロン利用で理想に近づけることをアピールしよう

お客様にお伝えしたいセルフリンパマッサージのコツはたくさんあります。しかし、自分でケアをするには限界もあるため、サロンを利用してもらえるのがベストです。サロンでケアすることのメリットをうまくアピールして、集客につなげましょう。

なお、お客様がつい利用したくなるような集客のテクニックについては、下記の記事も参考にしていただければ幸いです。
お客様が来たくなる宣伝とは? エステサロンの集客方法とポイントまとめ

引用元
厚生労働省:動静脈・リンパ節各部位

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