着付け技能士の資格は独学でも取得できる?どうやって勉強するの?|独学のメリット・デメリットを比較

着付けの知識や技術を認める資格の1つに、「着付け技能士」という資格があります。国家検定であることから信用度が高く、転職などの際にも有利になりやすいため、着付けに興味のある人にはぜひ目指してほしい資格です。

しかし、着付け技能士の資格を取るには、独学でも大丈夫なのでしょうか。検定試験の受検資格を知り、条件をクリアできそうなら、独学でチャレンジするのも1つの方法です。独学のメリットとデメリットの両面を知ったうえで判断してみてください。

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着付け技能士の受検資格は?

まず、着付け技能士検定試験の受検資格について確認しましょう。

試験には学科試験と実技試験があります。学科試験を受けるためには一定期間の実務経験が必要で、各種学校を卒業するか美容師資格を取得している場合は期間が短くて済みます。また、実務試験を受けるには学科試験の合格が必要です。

学科試験の受検資格を以下の表にまとめたのでご覧ください。

なお、実務経験とは他人への着付け、もしくは着付け指導に関わった経験のことであり、受検対象者の項目にある「卒業」や「修了」とは美容科や被服科などの着付け職種に関する学科もしくは訓練科に該当することです。

着付け技能士検定は学校に通わなくても受検できる

前章の内容からもわかるように、着付けに関連する学校や養成施設に通わなくても、一定期間の実務経験を積んでいれば、着付け技能士検定の受検資格があるということになります。

つまり、独学でも条件を満たせば試験を受けることができるため、資格取得を目指せるのです。

実務経験についての詳しい内容は、下記のページでチェックしてください。

着付け技能士の資格試験に必要な実務経験とは?どこで経験を積めばいいの?

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着付け技能士試験の内容を独学で学ぶ方法は?

ここからは、着付け技能士試験の内容を独学で勉強するための方法を解説していきます。

動画を見る

試験で実技に関わる部分として、着付けの作法は、YouTubeなどで配信されている動画を見ながら勉強することが可能です。

文字や写真だけの説明ではわかりづらい部分も、動画であれば一旦停止や巻き戻しなどで動きを確認しながら身につけられ、わからないところを繰り返し見直すこともできます。

市販のDVDを購入する

市販されているDVDを活用する方法もあります。配信動画と同じように、1つ1つの動きを確認しながら習得していくことが可能です。

また、配信されている動画は範囲を絞っており内容が限定されていることが多いですが、市販のDVDでは全体的に網羅されているものが多く、隅々の分野まで身につけやすいという特徴があります。

書籍を購入する

学科試験対策には、市販されている着付けの本を購入するのもよいでしょう。初心者向けから上級者向けまで幅広い選択肢があるため、自分の習熟度や学びたい範囲に合わせて選ぶことができます。

過去問を解いてみる

ある程度知識や技術が身についたと感じたら、着付け技能士検定の過去の出題を解いてみましょう。試験に出される科目内容や過去問は、全日本着付け技能センターのサイトで公開されています。

試験科目と範囲|全日本着付け技能センター (※過去問はページの左側の下部)

着付け技能士試験の内容を独学で学ぶメリットは?

つづいて、独学で着付け技能士試験の勉強を行うメリットをお伝えします。

費用が安い

専門のスクールなどに通ったりセミナーや講習会に参加したりすると、数十万円かかる場合もあり、金銭的な負担が大きくなりがちです。その点、独学の場合、費用は書籍やDVD代だけで済むので、総額でもおおむね1万円前後と安く抑えられます。

自分のペースで勉強することができる

独学であれば、空いた時間や通勤通学中の電車内など好きなタイミングで勉強することができる、難しいところはわかるまで繰り返し勉強することができるなど、自分のペースで学習を進めることができます。自分でコツコツ勉強できる人におすすめです。

資格取得を独学で目指すデメリットは?

メリットもありますが、独学で資格取得を目指す場合のデメリットも知っておきましょう。

スケジュール管理をしなければいけない

スクールの授業や講座などでは、その日に学ぶ範囲・内容が決まっています。しかし、独学の場合は受講するときとは違い、使う教材やどこまで進めるのかといった目標を自分で管理しなければなりません。

すると、計画的に物事を進めるのが苦手な人などは、学習ペースがゆっくりすぎてなかなか試験を受けるレベルに到達できないという状況に陥る可能性もあります。

時間が決められていないことは、自由が利いてメリットである一方、コントロールができないとデメリットにもなりえるのです。

上達したのかがわかりにくい

独学でも実技の訓練をすることはできます。しかし、比較対象がなくチェックしてくれる指導者・専門家もいないため、正しい順序で着付けられているのかどうか、きれいに仕上げられているのかといった判断がしづらいです。

動画などで技術を習得し、自分では正しくできている・上達していると思っても、誤ったやり方や仕上がりになっている可能性もあります。

わからないときに質問ができない

スクールや講座などを利用してプロのもとで学ぶことのメリットは、質問や相談ができること。一方、独学だと解けない問題や疑問点があっても講師や仲間などに尋ねることができません。

そのため、1人で課題を抱え込むことになり、いつまで経ってもわからないままという事態もありえます。

モチベーションの維持が難しい

上記の3つとも関連する点として、独学は自分のペースで進められるという点がメリットの1つですが、自分自身を律して学ばなければならないため、モチベーションを維持しづらいという一面もあります。

はじめはやる気満々でも、だんだんモチベーションが下がるのはやむを得ません。スクールなどのように周りに仲間がいれば支え合い励まし合うことができますが、独学の場合はストレスや孤独感を抱える人もいるため、注意が必要です。

着付け技能士資格は独学でも取得可能だが講座の受講がおすすめ

着付け技能士の検定試験では、受検資格として、専門的な学校の卒業や講座・研修の修了などは必須ではありません。決められた年数の実務経験は必要ですが、独学でも取得を目指すことは可能です。

しかし、完全に独学で学習するのには限界もあるため、教室や講座に通ったり研修を受けたりしたほうが効率よく学べておすすめといえます。ぜひ経験と努力を重ねて着付け技能士の称号を手に入れ、着付け師として活躍していってください。

引用元
全日本着付け技能センター|手続きの流れ
全日本着付け技能センター|試験科目と範囲

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