まつエクリペアとは?どれくらいの頻度で何回できるの?|メリットや注意点を紹介
アイラッシュサロンでは、まつエクの「リペア」メニューが用意されています。まつエクをしたことがあっても、「リペア」はよく知らない、したことがない、という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、まつエクのリペアに焦点を当てて、リペアの頻度や回数、メリット、注意点についてご紹介します。
まつエクのリペアとは?
はじめに、まつエクの「リペア」とはどんな施術なのか、ということについてをご紹介します。
まつエクの施術を受けた後、日々の生活のなかでまつエクがはずれてしまったり、傷んでしまったりします。劣化してしまったまつエクを取り除き、新しいまつエクを付けてきれいな状態に戻すことを、まつエクの「リペア」と呼びます。
まつエクはもともと生えているまつ毛につけるため、まつエク自体の劣化以外にも、まつ毛の生え変わりによって、まつ毛とともに抜け落ちてしまうこともあります。生え変わりで減ってしまったまつエクを付け足し、隙間を埋めて整えることも、リペアの施術に含まれます。
まつエクリペアの頻度は?
まつエクのリペアは、いわばまつエクのメンテナンスです。そんなまつエクのリペアですが、どれくらいの頻度でおこなえばよいのでしょうか?まつエクリペアの適切な頻度について見ていきましょう。
施術から2~3週間が目安
まつ毛の毛周期は、個人差もありますが、おおよそ3週間~4カ月ほどで生え変わるといわれています。毛周期には「成長期」「退行期」「休止期」があり、とくに毛が伸びていく「成長期」のまつ毛にまつエクを装着すると、2~3週間後にはまつ毛の根元部分が伸びて、デザインが変わってしまうこともあります。
そのため、まつエクをしてから2~3週間を目安に、まつエクリペアをおこないましょう。期間とともに、まつエクの状態を見ることも大切です。まつエクがバラついていたり、隙間ができたりしていたらアイラッシュサロンに行き、リペアをおこなうことによってまつエクをきれいな状態に保つことができます。
まつエクの本数でも前後する
リペアをする目安の期間は、施術したまつエクの本数でも多少前後します。100本以下の場合は2週間を目安に、100本以上の場合は3週間ほどで、一度まつエクの状態を見てみてください。
まつエクの本数が多いと、少ない場合よりも隙間やバラつきが目立ちにくいため、リペアを要するまでの期間が長いとされています。いずれにせよ、本数やデザインのほかに個人差もあります。施術直後とくらべると少し隙間が気になる頃がちょうどよいタイミング、と言われていますので、ご自身で判断してみてください。
まつエクリペアは何回もできるの?
リペアを繰り返してまつエクを維持することはできるのでしょうか?
実は、リペアだけではまつエクをきれいな状態で保つことができません。まつエクリペアの理想的な回数は、1~2回とされています。まつエクリペアは、まつエクの付け足しですので、リペアを繰り返して劣化したまつエクだけを付け直すと、仕上がりにバラつきが出てしまいます。
また、きれいな状態のまつエクに見えても、皮脂やメイク、ほこりなどで汚れていたり、グルー(接着剤)が劣化してしまったりしている可能性があります。
そのため、最初にまつエクを付けてから2~3週間を目安に、1回か2回リペアをおこなったら、その次はすべてはずして付け直すことをおすすめします。定期的にリペアと付け直しをすることで、きれいな状態のまつエクと目元の清潔さを保つことができます。
まつエクリペアをするメリットは?
まつエクのリペアの頻度や回数については、おわかりいただけたのではないでしょうか。つづいては、リペアにどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
まつ毛へのダメージが低い
まつエクのリペアのメリットとして、まつ毛が傷みにくいことが挙げられます。
リペアは、まつエクをすべてはずして新たにつけ直すことと比較すると、使用する薬剤が少なく済みます。薬剤はどんなに刺激の低いものを使用しても、少なからずまつ毛を傷めてしまうため、使用量が少なければ、それだけ地まつ毛へのダメージが抑えられます。
施術の時間が短い
リペアは、施術の時間が短いのも特徴です。劣化したまつエクをはずして部分的に付け直すため、施術する本数自体が少なく、施術も比較的短時間で終わります。
リーズナブルに施術を受けられる
まつエクの施術価格は、本数によっても変わり、本数が多ければ多いほど高くなる傾向にあります。リペアはすべて付け替えるよりも付け足す本数が少ないため、そのぶんリーズナブルに施術を受けることができます。
毎回まつエクをオフしてすべてつけ直すよりも、価格を抑えつつきれいな状態を維持できるのは、大きなメリットといえるでしょう。
きれいな状態を長持ちさせることができる
時間が経過するとともに、まつエクやグルーが劣化してしまったり、まつ毛の生え変わる毛周期によってまつエクが取れてしまったりして、まつエクに隙間ができてしまいます。リペアをおこなうことによって、きれいな状態を長持ちさせることができます。
まつエクリペアの注意点は?
まつエクのリペアにはさまざまなメリットがありますが、気をつけなければならないポイントも存在します。ここからは、まつエクリペアの注意点をご紹介します。
仕上がりのクオリティは下がってしまう
リペアはメンテナンスなので、最初からの施術と比較すると、仕上がりのクオリティは下がってしまいます。また、取り除ききれなかったグルーなどによってまつエクの密着が弱くなり、もちが弱くなってしまうこともあります。
リペアの回数でご紹介したように、リペアだけでまつエクをずっと維持することはできません。あくまでまつエクのメンテナンス、ケアだと割り切り、1~2回リペアをおこなったらすべてはずして付け直すことをおすすめします。
デザインの変更はできない
リペアの施術で、まつエクのデザインを変更することができないことも覚えておきましょう。リペアは、いちから施術したデザインの隙間を埋めるために付け足すので、基本的には最初につけたまつエクと同じものを付け足します。
カールや長さ、濃さなどを変更すると、リペアで施術した部分だけ浮いてしまうなど、不自然な仕上がりになるリスクがあります。デザインを変更したい場合も、すべてはずしてから改めて施術してください。
アイリストの技術で仕上がりが変わる
リペアに限ったことではありませんが、アイリストの腕次第でまつエクの仕上がりは変わります。リペアが必要なまつエクを見極め、すでに作られたデザインの隙間を埋めていくのは、高い技術力が求められるため、いちから施術する以上にアイリストの技術が重要だといえるでしょう。
適切なリペアをおこなえば経済的にきれいなまつエクをキープできる!
まつエクの「リペア」は、まつエクの劣化した部分を取り除き、新しく付け足していくまつエクのメンテナンスのことです。
仕上がりのクオリティが下がってしまう、デザインの変更はできないといった注意点もありますが、適切な頻度で適切な回数のリペアをおこなえば、毎回すべてはずしてまつエクを付け直すよりもリーズナブルにまつエクを維持できますし、地まつ毛のダメージも抑えられます。
注意点を理解して適切にリペアをおこない、経済的にきれいな状態をキープして、まつエクを楽しんでください。