まつエクリペアとは?おすすめ頻度やメリット・注意点を紹介

まつエクリペアとは?おすすめ頻度やメリット・注意点を紹介

まつエクの施術には、施術の度にすべて取り外して新しいまつエクを装着する方法と、劣化した部分だけを外して新しいまつエクを足す方法「リペア」と呼ばれる方法があります。

しかし、まつエクをしている人のなかには、リペアを知らなかったり、オフすることが当たり前と思っていたりして、施術の度に全部外して新しいまつエクを装着している人もいるかもしれません。

本記事では、まつエクのリペアについて施術の内容に加え、どのような人におすすめか、どのくらいの頻度でおこなうのがベストかなどを紹介します。

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まつエクのリペアとは?

まつエクのリペアは、状態のよくないまつエクを外して、部分的に新しいまつエクを装着する施術方法です。

まつエクは、適切なケアをしていても、時間の経過とともに傷んだり外れてしまったりします。

なかでも下記の5点は、まつエクが劣化しやすくなる原因として、施術時にも伝えられることが多いです。

・まつ毛の毛周期
・地まつ毛の乾燥
・グルー(まつエクの接着剤)の劣化やたるみ
・入浴やドライヤーによる熱
・まつエクに合わない洗顔等の使用

このようにさまざまな原因によって、まつエクは外れてしまったり毛先がバラついてしまったり、傷んだりします。そんなまつエクを取り除き、新しいまつエクを付けてきれいな状態に戻すことを、まつエクの「リペア」と呼びます。

まつエクリペアの手順を紹介

施術者やサロンによって多少手順が異なる場合もありますが、基本的には下記の流れでまつエクのリペアはおこなわれます。

1. まつエクの状態を確認

まずは、現在付いているまつエクの状態を確認します。

まつエクの状態があまりよくなかったり、外れてしまったりしているものが多い場合は、リペアではなく新しいものに付け替えをすすめられるケースもあるでしょう。

状態の確認は目で見るだけではなく、ツィーザーでまつエクに触れて判断するケースが多いです。また、リムーバー無しでも外れそうなものは、この段階で取ってしまうこともあります。

2. アイパッチの取り付け

下まつ毛や目元の保護のために、アイパッチや保護テープを下まぶたに貼ります。さらに、まつ毛の根元が見えやすくなるように、上まぶたにもサージカルテープ等を貼ります。

下まぶたに貼るアイパッチやテープは、目のカーブに沿って貼られていないと、グルーが皮膚に付くなどのトラブルにつながる可能性も。また、装着を予定していない下まつ毛にエクステを装着されるといったケースも考えられます。

一方、上まぶたのテープはまぶたを引き上げすぎてしまうと、お客様の目にグルーがしみてしまうこともあるため加減が重要です。

お客様側として施術を受ける際は、テープに違和感を覚えたりグルーがしみたりする場合は、遠慮なく施術者に伝えましょう。

3. 状態の悪いまつエクを取り除く

まつエクの状態をチェックして、下記の内容に該当するような状態の悪いものがあれば、専用のリムーバーを塗って取り除きます。

・曲がっている
・地まつ毛の根元が伸びている
・接着面の根元が浮いている
・毛先が乱れている
・カールが取れてきている

また、近いうちに外れてしまいそうなまつエクも、この段階で取り除きます。

4. まつ毛の洗浄

不要なまつエクを外したら、新しいものを装着する前に、まつ毛やその根元などを清潔な状態にします。

この段階では、残したまつエクや地まつ毛に、リペア時に使用したリムーバーやクレンジングのほか、目をこするなどの日常的な動作で指から皮脂がついていることも。

これらの汚れがまつ毛に残っていると、グルーの接着力に影響します。新たに装着するまつエクのもちを左右する要因にもなるため、しっかりとていねいに汚れを拭き取ります。

洗浄液等を染み込ませた綿棒を用いて汚れを取る方法が一般的ですが、先端がマイクロファイバーになっているスティックを用いるサロンもあるようです。

5. 新しいまつエクを足す

残ったまつエクのバランスを見ながら、全体の密度が均等になるように、新しいまつエクを装着します。

残っているまつエクの本数は左右で異なるため、リペアの際に装着する本数も左右で異なるため、仕上がった際の本数が左右でなるべく同じになるよう、調整することが重要です。

6. まつ毛の洗浄

最後に、余分なグルーなどが残らないようていねいに拭き取りをおこなってリペア完了です。

まつエクリペアの頻度は?

まつエクのリペアは、いわばまつエクのメンテナンスです。そんなまつエクのリペアですが、どれくらいの頻度でおこなえばよいのでしょうか?まつエクリペアの適切な頻度について見ていきましょう。

施術から2~3週間が目安

まつ毛の毛周期は、個人差もありますが、おおよそ3週間〜4カ月ほどで生え変わるといわれています。毛周期には「成長期」「退行期」「休止期」があり、とくに毛が伸びていく「成長期」のまつ毛にまつエクを装着すると、2~3週間後にはまつ毛の根元部分が伸びて、デザインが変わってしまうこともあります。

そのため、まつエクをしてから2〜3週間を目安に、まつエクリペアをおこないましょう。期間とともに、まつエクの状態を見ることも大切です。まつエクがバラついていたり、隙間ができたりしていたらアイラッシュサロンに行き、リペアをおこなうことによってまつエクをきれいな状態に保つことができます。

まつエクの本数でも前後する

リペアをする目安の期間は、施術したまつエクの本数でも多少前後します。100本以下の場合は2週間を目安に、100本以上の場合は3週間ほどで、一度まつエクの状態を見てみてください。

まつエクの本数が多いと、少ない場合よりも隙間やバラつきが目立ちにくいため、リペアを要するまでの期間が長いとされています。いずれにせよ、本数やデザインのほかに個人差もあります。施術直後とくらべると少し隙間が気になる頃がちょうどよいタイミング、と言われていますので、ご自身で判断してみてください。

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まつエクリペアがおすすめな人とは?

現在のデザインを気に入っていて、こまめに来店できる場合は、まつエクのリペアがおすすめ。リペアの場合は基本的にデザインの変更ができないため、現在のデザインを気に入っていることが大前提です。

また、まつエクがほとんど取れてしまっている場合は、リペアできない可能性もあります。とくに、前回の施術から4週間以上間が空いている場合は、すべてのまつエクが取れかけている可能性が高いため、リペアより新たに装着し直した方がよいでしょう。

まつエクリペアは何回もできるの?

リペアを繰り返してまつエクを維持することはできるのでしょうか?

実は、リペアだけではまつエクをきれいな状態で保つことができません。まつエクリペアの理想的な回数は、1〜2回とされています。まつエクリペアは、まつエクの付け足しですので、リペアを繰り返して劣化したまつエクだけを付け直すと、仕上がりにバラつきが出てしまいます。

また、きれいな状態のまつエクに見えても、皮脂やメイク、ほこりなどで汚れていたり、グルー(接着剤)が劣化してしまったりしている可能性があります。

そのため、最初にまつエクを付けてから2~3週間を目安に、1回か2回リペアをおこなったら、その次はすべてはずして付け直すことをおすすめします。定期的にリペアと付け直しをすることで、きれいな状態のまつエクと目元の清潔さを保つことができます。

まつエクリペアをするメリットは?

まつエクのリペアの頻度や回数については、おわかりいただけたのではないでしょうか。つづいては、リペアにどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

まつ毛へのダメージが低い

まつエクのリペアのメリットとして、まつ毛が傷みにくいことが挙げられます。

リペアは、まつエクをすべてはずして新たにつけ直すことと比較すると、使用する薬剤が少なく済みます。薬剤はどんなに刺激の低いものを使用しても、少なからずまつ毛を傷めてしまうため、使用量が少なければ、それだけ地まつ毛へのダメージが抑えられます。

施術の時間が短い

リペアは、施術の時間が短いのも特徴です。劣化したまつエクをはずして部分的に付け直すため、施術する本数自体が少なく、施術も比較的短時間で終わります。

リーズナブルに施術を受けられる

まつエクの施術価格は、本数によっても変わり、本数が多ければ多いほど高くなる傾向にあります。リペアはすべて付け替えるよりも付け足す本数が少ないため、そのぶんリーズナブルに施術を受けることができます。

毎回まつエクをオフしてすべてつけ直すよりも、価格を抑えつつきれいな状態を維持できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

きれいな状態を長持ちさせることができる

時間が経過するとともに、まつエクやグルーが劣化してしまったり、まつ毛の生え変わる毛周期によってまつエクが取れてしまったりして、まつエクに隙間ができてしまいます。リペアをおこなうことによって、きれいな状態を長持ちさせることができます。

まつエクリペアの注意点は?

まつエクのリペアにはさまざまなメリットがありますが、気をつけなければならないポイントも存在します。ここからは、まつエクリペアの注意点を紹介します。

仕上がりのクオリティは下がってしまう

リペアはメンテナンスなので、最初からの施術と比較すると、仕上がりのクオリティは下がってしまいます。また、取り除ききれなかったグルーなどによってまつエクの密着が弱くなり、もちが弱くなってしまうこともあります。

リペアの回数で紹介したように、リペアだけでまつエクをずっと維持することはできません。あくまでまつエクのメンテナンス、ケアだと割り切り、1~2回リペアをおこなったらすべてはずして付け直すことをおすすめします。

デザインの変更はできない

リペアの施術で、まつエクのデザインを変更することができないことも覚えておきましょう。リペアは、いちから施術したデザインの隙間を埋めるために付け足すので、基本的には最初につけたまつエクと同じものを付け足します。

カールや長さ、濃さなどを変更すると、リペアで施術した部分だけ浮いてしまうなど、不自然な仕上がりになるリスクがあります。デザインを変更したい場合も、すべてはずしてから改めて施術してください。

アイリストの技術で仕上がりが変わる

リペアに限ったことではありませんが、アイリストの腕次第でまつエクの仕上がりは変わります。

リペアが必要なまつエクを見極め、すでに作られたデザインの隙間を埋めていくのは、高い技術力が求められるため、いちから施術する以上にアイリストの技術が重要だといえるでしょう。

※「アイリスト」はローヤル化研が商標登録している名称です。まつエクの施術をおこなう人の名称として一般的に浸透しているためここでは「アイリスト」を使用していますが、許可なく「アイリスト」を名乗ることはできません。

引用元
ローヤル化研:商標について

適切なリペアをおこなえば経済的にきれいなまつエクをキープできる!

まつエクの「リペア」は、まつエクの劣化した部分を取り除き、新しく付け足していくまつエクのメンテナンスのことです。

仕上がりのクオリティが下がってしまう、デザインの変更はできないといった注意点もありますが、適切な頻度で適切な回数のリペアをおこなえば、毎回すべてはずしてまつエクを付け直すよりもリーズナブルにまつエクを維持できますし、地まつ毛のダメージも抑えられます。

注意点を理解して適切にリペアをおこない、経済的にきれいな状態をキープして、まつエクを楽しんでください。


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