歯科衛生士の給料はどれくらい?収入アップを目指せる5つの方法を紹介

歯科衛生士を目指すにあたって、給料は非常に気になるポイントです。せっかく国家資格を取って働くので、少しでも多く稼ぎたいと考える人も多いことでしょう。

そこで、国の調査データをもとに、歯科衛生士の給料について詳しくお伝えします。さらに、いっそう多くの収入を得るためにはどうすればいいのか、いくつかの方法も紹介するので、今後の参考として役立ててください。

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歯科衛生士の給料はどれくらい?

歯科衛生士の給料について、令和6年賃金構造基本統計調査のデータ(企業規模10人以上)をもとに解説します。

引用元
e-Stat:賃金構造基本統計調査
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

正社員の給料

正社員として働く場合の歯科衛生士の月給(きまって支給する現金給与額)は、29万7,600円です。おおむね30万円程度と考えられます。

引用元
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(Excelダウンロードデータ)

賞与はどれくらいもらえるの?

月給とあわせて気になるのが、賞与(ボーナス)の存在です。正社員歯科衛生士の「年間賞与その他特別給与額」は、48万4,400円でした。50万円近くもらえるので、年収に大きく反映されるでしょう。

年収はどれくらい?

上記のデータからも算出できますが、同じ調査結果を使用して計算されたjob tagのデータによると、歯科衛生士の年収は405.6万円(29.76万円×12カ月+48.44万円=405.56万円)です。

引用元
job tag:歯科衛生士 - 職業詳細

パート・アルバイトの時給

パート・アルバイトとして働く歯科衛生士の時給は、1,970円です。同じ歯科スタッフである「歯科助手」の時給が1,281円なので、大きな差があることがわかるでしょう。歯科衛生士は国家資格であるぶん、時給も高くなると考えられます。

引用元
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 短時間労働者 職種
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 短時間労働者の職種(小分類)別1時間当たり所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(Excelダウンロードデータ)
job tag:歯科助手 - 職業詳細

初年度の給料はどれくらい?

どんな歯科衛生士も未経験から仕事をスタートします。では、歯科衛生士になって初めての給料はどれくらいなのでしょうか。

経験年数0年の歯科衛生士の月給(所定内給与額)は、25万5,000円でした。また、年間賞与その他特別給与額は3万8,500円と、少ないながらもボーナスをもらえる可能性があります。年収に換算すると、309万8,500円です。

引用元
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(Excelダウンロードデータ)

年齢による給与の推移を紹介

年齢による給与の違いはあるのでしょうか。例として、経験年数0年と1~4年それぞれの歯科衛生士の年代別所定内給与額(月給)は、下記の通りです。

年代

経験年数0年の月給

経験年数1~4年の月給

20~24歳

24万9,000円

27万9,000円

25~29歳

23万4,800円

28万9,900円

30~34歳

25万7,300円

24万7,800円

35~39歳

26万円

24万5,400円

40~44歳

36万6,800円

28万800円

45~49歳

データなし

25万5,000円

50~54歳

データなし

38万8,000円

データ上では、年齢が上がるほど必ずしも高給になるわけではありません。しかし、経験年数0年の場合、20代前半と40代前半では10万円以上もの差があることがわかります。また、1~4年のキャリアができると、50代前半では40万円に迫る金額です。

引用元
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(Excelダウンロードデータ)

歯科衛生士が給与をアップさせるには?

前章で見てきた歯科衛生士の給料は、データに基づいた目安です。もっと低い場合もあれば、低くなくてもより高収入を目指したい人もいることでしょう。そこで、歯科衛生士が給料アップを狙える方法について見ていきましょう。

1. 資格を取得する

国家資格があれば歯科衛生士として働けますが、昇給を目指すなら、国家資格にプラスして別の歯科関連資格を取得するのがおすすめです。

特定の資格を持っているだけで資格手当が出る歯科医院もありますし、専門性が高まることで信頼性も上がり、給料アップにつなげられる可能性があります。

日本歯科衛生士会|認定歯科衛生士

資格の例として、日本歯科衛生士会の「認定歯科衛生士」を挙げます。特定の分野において、高度な知識と技術があることを認める資格です。

特定分野はA・B・Cと分かれており、特定分野Aでは、生活習慣病予防・摂食嚥下リハビリテーション・糖尿病予防指導など6つのジャンルがあります。取得方法は、所定の研修を受講し、審査会によって合格と認められたら認定証をもらえるという流れです。

分野によっては、外部の大学や団体などと連携しているものもあります。Aのその他のジャンルやB・C分野の内容など、より詳しく知りたい人は、下記ページをご覧ください。

引用元
日本歯科衛生士会:認定歯科衛生士について

2. 経験を積んで昇格・昇給を目指す

経験を積んでスキルアップすることは、昇給の重要なポイントです。歯科衛生士としての腕が上がり、できることが増えて仕事の手際も良くなることでしょう。

また、経験やスキルを積み重ね、評価を上げる・役職に就くなどによって院内で昇格することも、給与アップにつながりやすくなります。

規模の大きい歯科医院では主任やマネージャーなどのポジションが用意されているケースがあり、役職手当も狙えるため、ぜひ昇格を目指してみましょう。

引用元
e-Stat:令和6年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(Excelダウンロードデータ)

3. スキルや経験を活かして転職する

職場によっては、どんなに頑張っても給与水準が低い・なかなか給料が上がらないという院もないわけではありません。そこで、これまで歯科衛生士として培ってきたスキルや経験をもとに、より条件の良い歯科医院に転職する方法もあります。

院ごとに給料やボーナスなどの待遇が異なるため、重視したい点を考慮し、自分の希望に合う転職先を探してみるとよいでしょう。

4. フリーランスになる

社員やパート・アルバイトのように歯科医院に雇用されるのではなく、フリーランスとして働くのも一つの手段。仕事内容は、通常の歯科衛生士業務のほか、臨床業務・訪問歯科や教育、講演、コンサルティングなど幅広いです。

フリーランスは働く時間や休みなどを自分で決められるため、時間の融通が利くほか、働けば働くほど給料を増やせるというメリットがあります。

一方、収入が不安定になりがちで、雇用されていたときより低くなる可能性もあることには注意が必要です。仕事の受注や継続は自分で交渉・調整する必要があり、収支や税金なども自分で管理しなければなりません。

5. 独立開業する

歯科衛生士が独立しても歯科医院の開業はできませんが、資格と経験を活かしてデンタルエステサロンやホワイトニングサロンなどを開くことは可能です。

デンタルエステとは口腔内や口周りの美容ケアを行うことで、サロンでの施術内容は、口の中のツボ押し・舌のクリーニング・口臭ケア・リップエステ・口元の脱毛など多岐にわたります。ホワイトニングサロンは、文字通り歯のホワイトニングを専門にするサロンです。

自分が経営者になることで、歯科医院に雇用されているときより大きく稼げる可能性は十分あります。ただし、フリーランスと同様に収入が不安定であることに注意しましょう。

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歯科衛生士の月給は、データを合計すると30万円程度が目安ですが、勤務先ごとに違いがあるほか、年齢や経験年数などによっても変わります。より高収入を目指せる方法もあるので、収入を上げたい人は自分にできることから始めてみてはいかがでしょうか。

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