学び・キャリア 2025.03.10

技術習得に終わりナシ！夢はさらに大きく飛躍私の履歴書【Amour mano代表 Rieさん】＃2

エステ私の履歴書

技術習得に終わりナシ！夢はさらに大きく飛躍私の履歴書【Amour mano代表 Rieさん】＃2幼い頃からの夢を実現し、プラーベートサロン『Amour mano』を開設したRieさん。オールハンドのトリートメントにこだわり、幾つものサロンで研鑽を積み、さまざまな講習会や研究会で技術を習得してきました。

前編では、小学5年生からニキビに悩まされ、テレビ番組をきっかけにエステティシャンになることを決意。さらにオールハンドの技術を習得するために『レイ･ビューティスタジオ』に転職したことをご紹介しました。
後編では、サロン勤務を経てご自身のサロンを持つまでのこと、他のサロンとどう差別化をしたのか、日々進化する美容業界で取り残されないためにどんなことをしているのかについて伺います。

サロン勤務をしながら自宅サロンも開設して顧客を開拓

――いろいろなサロンにお勤めですが、それはなぜですか。

ゆくゆくは自分のサロンを持ちたい、と思っていたからです。そのためにはいろいろな技術を学びたかったし、サロンの経営についても見ておいた方がいいと思っていました。

――ご自身のサロンを持ちたいという夢は、「エステティシャンになる！」と決めたときからですか。

そうです。実家は自営業なので、自分の店を持って経営するのが私にとって特別なことではなかったんです。

――ご自身のお店を持つのは資金も必要だし、集客を考えないといけないし、勇気がいりますよね。

今はサロンのために部屋を借りていますが、以前は自宅兼サロンでした。前に勤めていたサロンのお客さまから「Rieさんに施術してほしい」というお声をいただいて、それならば…と自宅にお客さまをお招きするようになりました。

――前編の「RIE'S PROFILE」で、休日は「マッサージを受けに行く」とお答えでしたが、それは視察を兼ねているんですか。

話題の美容法や人気のサロンへ行くようにしています。そこでのスタッフの対応で「いいなぁ～」と感じたことは私もサロンで実践して、「嫌だなぁ」って感じたことはお客さまに同じことをしないように気をつけています。スタッフ同士で行う練習とは違い、自分でお金を払って他のサロンへ行くとお客様の気持ちになれるので、とてもいい勉強になります。

自分が納得していいものを厳選。それがほかとの差別化に

Rieさんも愛用している『Dr.Pur Beaute』。サロンにはご自身が使って効果を感じた物だけを置いているとか。

――ご自宅からこちらにサロンを移したのはいつからですか。

今年で3年になります。自宅でサロンを開いていたときからのお客さまと、そのお客さまからのご紹介ですね。ここは完全なプライベートサロンなので、「どなたでもどうぞ」ではありません。

――巷にはサロンがたくさんありますが、他のサロンとの差別化をどうなさっていますか。

『レイ･ビューティスタジオ』に倣って（笑）、化粧品やコースの押しつけはしません。ただ、「今のお客さまの状態にはこちらのお化粧品やサプリメントが合いますよ」といったアドバイスはさせていただいてます。

セラピストになってからいろいろ勉強して、肌に触れる物や口から入れる物にこだわるようになりました。添加物や農薬を使用しているサプリメントを販売したくないので、扱う商品にはこだわっています。お出ししているハーブティーは農薬や化学肥料不使用ですし、お化粧品も余計なものが入っていなくて、かつ結果の出るものを厳選しています。

――それが『Dr.Pur Beaute』なんですね。

この化粧品を使うようになってから、ようやく「肌がキレイ」って言われるようになったんですよ（笑）。今までものすごく高い化粧品を使ったり、エステに通ったりしましたが、やっと自分の肌にあう化粧品に出合えました。

――最後に、Rieさんのようにセラピストやエステティシャンを目指す方にドバイスをお願いします。

一人前になるまで大変なことや辛いこともたくさんあります。でも、がんばった分だけお客さまとの出会いや、お客さまからいただく感謝の言葉が私たちを成長させてくれます。もし、入社したサロンが合わなくて辞めたとしても、もう一度、他のサロンにチャレンジしてみてください。「私にエステティシャンは向いてない」なんて悲観的にならず、ご自身に合うサロンを探せばいい。辛いことがあっても、ブレずに芯を持ってがんばっていたら、必ず見ていてくれる人はいます！「エステティシャンとしてがんばる」って決めたからには、その道を究めて突き進んでください。