中学生時代から趣味の投稿が話題に。美容アカウントに切り替えて志望サロンに合格【「ALBUM SHIBUYA PARCO」 hinataさん】#1

SNSでの発信が当たり前になった美容業界。採用に向けてSNSアカウントを聞くサロンも増え、その活用方法が就職活動に与える影響も大きくなってきました。そこで本企画では、就活に効果的なSNSの活用法について、熟練者へのインタビューを通して学んでいきます。

今回は「ALBUM SHIBUYA PARCO」hinataさんにインタビュー! hinataさんがInstagramを始めたのは中学生の頃。当時は自身の部屋のコーディネートや家具などのコレクションの投稿をして、注目を集めたhinataさんがSNSを始めた経緯や目的とは? これまでの活用歴について、詳しくお聞きします。

お話を伺ったのは…

「ALBUM SHIBUYA PARCO」 hinataさん

今年1月にスタイリストデビュー。ラフかつおしゃれなボブカットをメインに、一人一人の骨格や雰囲気にリンクさせたヘアスタイル作りを大事にしている。

インスタグラム:@kwihina_____

趣味を発信していた中学〜高校時代。知らずにバズる感覚を習得

中学生時代の投稿の一部。「ピンク色をベースにインテリアやコスメなど、収納テクニックまでも紹介していました」。

――中学時代にInstagramを始めたとか。
その目的と部屋の投稿を始めた経緯をお聞かせください。

当時の私は、部屋の模様替えや家具、雑貨のコレクション集めを趣味として楽しんでいました。その様子を見ていた友人からInstagramへの投稿を勧められたことをきっかけに、プライベートアカウントとは別のアカウントを作って公開するようにしたのが始まりです。

可愛いと思う雑貨や小物をメインに、ピンクや紫などの色味で統一させて撮影した写真を投稿していました。載せる度に反応がもらえることが楽しくて続けていたら、3000人のフォロワーを獲得していて…

このとき既に、多くの人に見てもらうための感覚を掴んでいましたが、美容師という職業で活用するとは考えていませんでした。

――意識し始めたのはいつ頃?

インテリア紹介から美容系の発信にシフトした頃の投稿。

最初は部屋に置く雑貨や小物がメインでしたが、「可愛い」の幅が「コスメ」にも広がり、一部のフォロワーから「メイク動画も見たい」とコメントをいただいたことで、メイク動画を載せるようになりました。

ちょうどそのタイミングで、たまたま同じ高校卒業の先輩がSNSでとても話題になっていたんです。先輩のSNSでの人気ぶりに影響を受けて、将来を見越してもっと美容に特化するべきだと思い、メイク動画に加えてヘアアレンジも紹介し始めました。

志望先のサロンから直接アドバイスをもらって投稿に反映

ALBUMのスタイリストに投稿のハウツーを聞き、ヘアアレンジの投稿にも反映していたhinataさん。

――先輩に憧れて、美容アカウントへ切り替えたのですね。
どのような投稿を始めたのでしょう?

内容はベースにメイクのハウツー動画は継続しながら、コスメのレビューや誰でもできるヘアアレンジをメインに載せていました。

ただ、もともとはお部屋のインテリアや内装をテーマに投稿していたこともあり、美容に切り替えた途端にフォロワー数は落ちてしまって…

――テーマが変わったことで、フォロワーに影響が出たようですね。挽回のためにしたことは?

ALBUMに通い、アドバイスをもらっていたhinataさん。「縦横の投稿の配列や世界観を統一することの大切さを教わりました」

憧れていたスタイリストの方に直接会いに行き、就活時にアピールできるSNS運用のアドバイスをいただきました。実は1年生の時点でALBUMを志望することを決めていたので、顔を覚えてもらうために毎月サロンに通ってもいたのです。

そのおかげか、試験日までにフォロワーを7500人まで増やすことができました。

SNSへの取り組みが採用試験の高評価につながった

hinataさんは学生時代から、ナチュラルからモードまで幅広い系統のデザインを制作していました。

――学生時代にSNSに取り組んでいたことが就活に活きたのですね。

ALBUMは日本でもトップクラスにSNSのフォロワーが多いサロンだと知っていたので、積極的に取り組む必要がありました。

あとから耳にした話ですが、やはりSNSに取り組んでいる学生はとても印象が良かったようです。サロンへ入社したい意欲をSNSを通して伝える行動は、就活時にかなりメリットになるため、取り組んでいて良かったと感じています。

――学生のうちから取り組むと、メリットはたくさんあると?

そうですね。就活時のアピールとしてはもちろん、学校内での反響も大きかったです。オープンキャンパス中に開催しているヘアショーの技術者に抜擢されたことで、たくさんの方にSNSのアカウントを知ってもらい、フォロワーにつながりました。学校内だけではなく他校の学生とのつながりもできて、仲間も増えるなどのメリットも感じました。

――たしかにSNSをしていないと、できないメリットですね。

入社後は、毎日が忙しくて新しいことを始めるのはとても大変だと思います。でも、学生の頃から習慣づけていると忙しくても続けられます。実際に、学生時代からSNSを続けてきた人は今でも習慣として途切れることなく継続できる人がほとんどです。

学生のうちに投稿する習慣をつけておくと、新しい環境下でも継続することができるので、取り組んでおくと良いと思います。

学生時代からSNSを活用するメリットまとめ

1.趣味の延長線上で取り組むと楽しみながら継続する力が身に付く

2.たくさんの人に見てもらう投稿のポイントがわかる

3.SNSへの意欲が周囲に伝わり、就活時にうまくアピールできる

取材・文/東菜々(レ・キャトル)

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ALBUM SHIBUYA PARCO
住所:東京都渋谷区宇田川町15−1 渋谷パルコ 4階
TEL:03-6416-1885

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