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あなたの価値観も変わります!海外「美容業界」で働くには?【就職事情−アメリカ編】

今日、ファッションも美容も最新トレンドは海外から発信され日本に届いていますが、日本で学び働いていると、一度は憧れの海外にチャレンジしてみたいと思う方も多いのではないでしょうか? でも、知らないことばかりで不安も多く、なかなか一歩を踏み出せないのが現状ですよね。そんな方々の手助けになるような海外での就職事情をお届けします。

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アメリカの魅力!

自由の女神

「人種のるつぼ」と言われているアメリカ。世界各国からさまざまなバックグラウンドを持った人々が集まるため、アメリカにいながら世界中の文化に触れるチャンスがあります。映画、音楽、アートなどでは常に世界トップで、美容文化に関しても有名セレブから話題がのぼるなど、流行の発信地となっています。大都会のニューヨークから自然豊かな州まで、同じアメリカでもまったく異なる経験を積むことが可能です。豊富な選択肢の中から、自分の目的にあったロケーションを選ぶことができ、日本では経験できないような習慣、価値観、国際的な視野を得ることができるでしょう。

アメリカの美容サロンで働くには?

看板

アメリカで美容行為を行う仕事に就く場合は、ライセンスの取得が必要になります。美容師、ネイリスト、エステティシャンなど州によって決められた規定の公認試験を受けなければなりません。試験は、学科と技術に分かれています。もちろんこのライセンスとは別に、就労することができるビザが合わせて必要です。州ごとの免許になるので、ライセンスを取得した州と離れてしまい、違う州の職場になってしまうとせっかく所得したライセンスは無効になってしまうので注意しましょう。

ライセンスの種類※ニューヨーク州の例

・ Nail Specialty/ネイルスペシャリティー
・ Natural Hair Styling/ナチュラルヘアスタイリング
・ Esthetics/エステティック
・ Cosmetology/コスメトロジー(ヘアスタイリング、エステティシャン、ネイルの3つのライセンスを含む)
・ Waxing/ワクシング

規定の履修時間※ニューヨーク州の例

・ ネイルスペシャリティー:250時間
・ ナチュラルヘアスタイリング:300時間
・ エステティック:600時間
・ コスメトロジー:1000時間
・ ワクシング:75時間

必要事項

・ 17歳以上
・ 健康診断書の提出
・ 高校卒業証明
・ ソーシャルセキュリティ、またはタックスID保持者
・ 美容学校からI-20またはM-1ビザの発行、または語学学校のI-20からF1ビザを取得
など

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アメリカの就労可能なビザについて

パスポート

アメリカには、イギリスやオーストラリアのような「ワーキングホリデービザ」がありません。ワーキングホリデービザ制度があると、よりアメリカで働くことができるチャンスが広がるのですが、残念ながら今のところそのようなビザはなく、就労可能なビザの取得がマストになっています。日本人が取得可能で、働くことができるビザは「J1ビザ」「就労ビザ」が代表的なものです。J1ビザには「トレイニー」「インターン」の2種類があります。トレイニーは、社会人対象のトレーニングプログラムビザ。インターンは、専門学校・大学生または卒業後1年以内の人が対象となるインターン研修ビザ。トレイニーは最長18ヶ月間、インターンは最長12ヶ月間働くことができます。その間に企業が自身の能力を認めてくれれば、就労ビザのスポンサー協力をしてもらうチャンスにつながるでしょう。しかし、就労ビザ取得はかなりハードルの高いものになります。

まず、アメリカの就労ビザの手続きはとても複雑で、個人や企業が行うことは難しい内容となっています。ほとんどの方々が、就労ビザを所得するにはビザ申請のスペシャリストである弁護士に依頼します。弁護士などに支払う手続き費用、ビザや就労許可証の費用などを合わせると約$5,000〜6,000はかかってくると言われています。基本的に、これらの費用は全額企業が負担するので、そのスポンサーを受ける側には、企業がその費用を負担する価値、魅力が必要というわけです。逆にいうと、それくらいの必要性がなければ、企業が就労ビザの手続きをサポートしないということです。会社がこれだけ負担をしなければいけないことを知った上で、どのようなアプローチをしていくかを考えなくてはいけないでしょう。

アメリカの美容師のお給料事情は?

グラフ

アメリカでは、個人の能力が一番重要視され、指名があればあるほどチップなど個人収入が上がります。ひとりでシャンプーからブロードライまで担当するのが一般的と言われています。お給料はエリアとサロン次第で差はありますが、固定給制や時給制$8〜100、またはコミッション制(完全歩合制)売上の40〜50%とさまざまです。能力によって給料がまったく異なってきます。トップスタイリストとなればたくさんのお客さんがつき、とても儲かる職業といえるでしょう。早く一流になるポイントは、やはり語学力! お客さんとのコミュニケーション力や求められているスタイリング、細かなニュアンスを理解することが海外でも成功する重要事項となっていると言えるでしょう。

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